BMW E46 318ツーリング最後期型(N46エンジン)に乗っています。
去年夏ごろ高速道路走行中に突然冷却水警告灯が点灯し、、間一髪でSAに駆け込みオーバーヒートはまぬがれました。原因はサブタンクの破裂でした。
認定中古車の1年保険を利用し、サブタンク周り1式、サーモスタットをディーラーにて無償交換してもらい、その後問題なく走行していましたが、昨年の秋ごろ、旅行中にまたもや警告灯が点灯。今度は、アッパーホースからの漏れが発覚。そしてロアホースとともに交換しました。
それから心配なので定期的に冷却水の量を確認するようにしていたのですが、昨年末に冷却水が減っていること(赤いフロートが底についてました)を確認し、またもやディーラーに検査入院しました。ところが、今回は圧をかけても漏れが発覚せず、年明けまで検査がかかると言われ、結果ウォーターポンプの軸から漏れていると言われ、ウォーターポンプを交換しました。その時にガスケットからエンジンに漏れ出してはいないことは確認してもらいました。念のためラジエターキャップも交換しました。
がしかし!先日確認したところまたもや冷却水が減っていました!目視では、漏れた形跡はありません。駐車場にも漏れた形跡はありません。
念のため水道水を入れたところ500ML ぐらい入りました。
少しラジエターキャップが緩んでいたかもしれません。そもそもキャップから蒸発することなどありえるのでしょうか?
他に原因等があるようでした、可能性の範囲でどなたか教えていただけないでしょうか?
No.2
- 回答日時:
基本的にクローズドサイクルでの冷却系統ですので、減ることは無いはずです。
リザーバータンクからわずかな量の蒸発はあるでしょうが数ヶ月で500mlも減ることは無いでしょう。どこからか漏れていると考えるべきでしょうが、キャップが緩んでいてそこから漏れたのであれば、キャップ周辺に漏れた痕が確認できるでしょう。ヒーターコアも漏れる場所としてはあるのですが、ヒーターコアからの漏れの場合、冬場ならフロントガラスの曇りなどが出る(ヒーターコア部で漏れたクーラントが蒸発して、湿度の高い温風が吹き出すため)ため比較的容易に確認できますし、クーラントが蒸発するときの特有の匂いが室内で感じられる場合がほとんどです。ヘッドガスケットの点検も受けているようですが、一応点検して見るとよいかもしれませんね。まぁ、エンジン内部に冷却水が漏れ出していればオイルに冷却水が混ざるため、オイルがにごってコーヒー牛乳のような色になるのですぐにわかりますが、エンジン動作中の燃焼ガスがガスケットから漏れて冷却水に混ざってしまう状態が起こっている場合は、ラジエーターテスターで圧力をかけても漏れが出ない場合があります。まぁ、これもディーラーなら多分、専用の検出キットを使いチェックしているかと思いますが、もしこのような状態が起こっていると、冷却水路内に燃焼ガスが入り込み、圧力が上がるために、エンジン内部の冷却水がリザーバータンク側に押し出されてしまい、リザーバータンクをオーバーフローさせてしまう場合があり、こうなるとオーバーフローした分だけ一気にクーラントが減ってしまうということになります。簡易的な方法ですが、このような状態が起きているかどうかの簡単な点検方法があります。エンジンが冷えた状態で(クーラントはきちんと補充しておく)ラジエーターのアッパーホースを指でつまんだ状態にします。ホースをつまんだままででエンジンをかけ(巻きかまれないように注して、誰かに掛けてもらう)て数回エンジンをレーシングさせます。このときつまんでいるホースが膨らむようなら、ガスケット部分などから燃焼ガスが冷却水通路に漏れ出してきている証拠です。そのまま放置せずに試薬を用いて正確な検査を行い、しかるべき処置(通常はガスケットの交換)を講じることをお勧めします。
冷却水がシリンダー内部に漏れ出さなくても、燃焼ガスが冷却水通路に漏れ出す場合があるのですよ。これは冷却水の圧力と燃焼ガスの圧力が大きく違うからですが、ラジエーターテスターで加圧試験する際は冷却水の圧力と同等程度までしか加圧しないためこの状況は発見できない場合があります。通常このような場合は燃焼ガスが混ざっているかどうかを検出する試薬を使い、冷却水通路に燃焼ガスが漏れていないかを検出しますが、過去の試験でこの試験も行われているかどうかを確認してみることも良いでしょう。
この回答への補足
実は、気になることを思い出しました。
じつは、水道水を補充する前と、した後では、エンジンの調子に変化が出ました。減っていたころは、もっさりとして加速がなかなかでず、トルクもなかったような気がします。
No.3
- 回答日時:
難しいと思いますけどね。
前回交換した時から今までの間の減り具合と言うのはどうなのでしょうか?
その間見ていなかったというのであれば、それこそ判り難くなります。
最近まで一切減らずに急に減ってきたというのなら漏れの可能性が高くなりますし、見ていなかったというのなら、前回修理時のエアが抜けた為の減少と言うのもあります。
ラジエター液のエア抜きを完全にするのって難しいですからね。
修理後の場合だとある程度様子を見ながらと言う事になると思います。
まぁ一気に抜けて亡くなると言うのは漏れている位ですから、エアば抜けた程度であれば、空っぽになると言う事もまずありませんからね。
通常の定期点検で補充する程度で終る話とも言えます。
なので、何がと言われても判断は難しい部分もあると思います。
No.4
- 回答日時:
ラジエター自体に微細なピンホールがある場合、ご質問のような状況になり得ます。
大きな漏れではないので匂いもしないし、圧を掛けても発覚しないことも多いです。ライン上にクーラント痕も見えず、原因の特定がしにくいパターンです。
水まわりは漏れているところを1つずつ潰していくのですが、最終的に一番高いパーツを残して直していくものです。
(自分で直すときもディーラー負担で直すときも、安いパーツで直ってしまったらと思うと・・・)
こういった場合、ラジエターの水路が詰まっているケースも多く、水路内の圧力が高めになる傾向があります。
(その為、本来の圧力ならもれないところからも漏れてしまったりします)
熟練工だとアイドリング状態のホースの張りでいきなりラジエターに行くことがあります。
ディーラーの施策が悪かったとは思いませんが、まだ暫く乗られるようでしたらその線も含めて確認されることをお勧めします。
夏前に完治されるといいですね。
※ラジエターキャップは本来高温高圧下で気密を保つように作られていますが、不良品もありますし、組み付け時に異物の噛み込みをやらかすこともあります。
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
これ、ヒーターバルブの破裂じゃね?
サブタンクの破裂、アッパーホースの寿命、ウォタポン交換、って来たら次はヒーターバルブ、ってのが王道っすからね。
車種によってはシリンダーヘッドガスケットの亀裂でエンジン燃焼室にクーラントが漏れてる、っつーケースもあるっすけど、E46にはそういう報告は聞いた事がねえっす。最後に聞いたのはOPEL ヴィータBモデルで、それ以降はまず聞かない話っすね。コレが発生するとアイドリングがガッタガタになるっすから。
チェックとしてはまずエンジンルーム開けてすぐに臭いを嗅ぐんっすよ。クーラント漏れ特有の甘ぁい臭いがしたらまず最初に疑うべき所っすね。
で、クーラント臭がしたらクーラントホースをタンクから追いかけるんっすよ。なんか2つか3つに分かれてる所にコネクターにしてはでかすぎる、って奴があったらそこから水が漏れた痕跡がないか見てみるんっすよ。漏れて水が流れた痕跡を見つけたらこのパーツを取り寄せて交換っすわ。大体8万km目途(±2万kmの誤差)で出る所っすからね。消耗品です。
交換は自分でもできるっすよ。繋がってるホースを力技だけでスン!…と抜いて破裂したバルブを取り出して新しいバルブをサン!…と差して終了っすから。タンクのキャップを開けなければクーラントはチョロッとしか出て来ないっすから。ただやけどが怖いから冷間時に作業して下さいね。
水道水を補充する前と、した後では、エンジンの調子に変化が出ました、っつー補足の下りを見るとヒーターバルブって気がするっすよ。ラジエーター内圧がバルブの裂け目から空気が入った事で下がったのを水の補充で適正値に戻ってトルクが回復した、って解釈っすわ。とにかく丁寧にホースを辿って水の出た痕跡を探してみてくだされ。
欧州車お約束のヒーターバルブでなければ他の回答にあるようにラジエーター本体を疑ってくだされ。
待ってました!
ウラ漁師さんご回答ありがとうございます。
いつも他質問の名回答を非常に参考にしながら読ませていただいております。おかげでバーダルデビューもしましたし、おすすめのSPRINT BOOSTERも取り付けました。
車にますます愛着がわいたのはウラ漁師さんのおかげだと思っています。
さて、ヒーターバルブの件ですが、甘い臭いは残念ながらしませんでしたが、交換を検討してみます。実はさらに気になることがありまして、エンジンを停止した際に、水の流れるような音がしました。これもヒーターバルブ不良の症状でしょうか?
ちなみにクーラントの現象を確認したのが、3日前なのですが、本日確認したところ全く減っていませんでした。ただし、この3日間車には乗っておりません。
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