プロが教えるわが家の防犯対策術!

Fcを満足させるために注文者が補正を加えた強度ということですよね?
で、生コン工場がさらに呼び強度を満足させるために配合強度で調合するわけですよね?
いまいちわからないのですがようはFcが出ればいいわけなので
発注者は単純にFcをそのまま呼び強度で発注してやり、
あとは生コン工場がそれを満足できるように補正して配合してやればよさそうに思うのですが。

A 回答 (4件)

>発注者も補正を考慮して発注しないと


Fcをそのまま呼び強度で発注してしまうとプラント側で補正しても
満足できない可能性があると言うことになってしまうのでしょうか?

基準を見ればわかるでしょう。
プラントのjisの管理基準と
現場のJASS5構造体コンクリートの管理基準は違いますよ。

jisにはFcなんて無いので。
プラントは呼び強度に対する管理であって
現場はJASS5の構造体コンクリートのFcに対する強度管理ですよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

>プラントは呼び強度に対する管理であって
>現場はJASS5の構造体コンクリートのFcに対する強度管理ですよ。

なるほど、管理の管轄が違うと言うことですか。
面倒臭い仕組みですね~。
荷卸地点から先が現場責任はわかるのですが
受け入れ検査でのFcを単純にプラントが担保してくれればいいと思うのですけどね…

お礼日時:2012/02/22 14:34

JASS 5の建築物のコンクリート強度の基準



構造体コンクリートの圧縮強度は,設計基準強度以上とする。
使用するコンクリートの圧縮強度は,構造体補正強度以上とする。

S56建告1102 建築基準法に基づく告示
設計基準強度との関係において安全上必要なコンクリート強度の基準を定める等の件
http://law.nijio.net/kokuji/S56-1102.html

プラント側の基準
JISA5308レディーミクストコンクリートの強度管理基準
養生方法:標準水中養生
管理基準:1回の試験結果が,呼び強度の強度値の85%以上
       3回の平均値が呼び強度以上

JASS5の基準

使用するコンクリート
養生方法:標準水中養生
管理基準:
材齢28日における3回の試験結果の平均値が
Fc(設計基準強度)+
⊿T(構造体コンクリートと供試体の強度との差を考慮した割増し)+
T(予想気温による強度の補正値)以上

材齢28日における3回の試験結果の最小値が,
0.85(Fc+⊿T+T)以上

構造体コンクリート
養生方法:現場水中養生
管理基準:材齢28日における3回の試験結果の平均値が,Fc+⊿T 以上

呼び強度は
Fc(設計基準強度)+
⊿T(構造体コンクリートと供試体の強度との差を考慮した割増し)+
T(予想気温による強度の補正値)
に相当するもの。

管理とは何か?ということを考えれば
施工側もプラント側もそれぞれ統一された基準によって管理をしているので
プラント側にお任せでいいかということには現状ではならないでしょう。

法や告示でそんなことを指揮するのがおかしいという質問でしたら
答えを持っておりませんのでお答えできません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

おはようございます。
ありがとうございます。

お答えいただいた各規定のことはわかっているのですが
それがなんともややこしいので質問させていただきました。
つまり、発注者も補正を考慮して発注しないと
Fcをそのまま呼び強度で発注してしまうとプラント側で補正しても
満足できない可能性があると言うことになってしまうのでしょうか?
ややこしい・・・

お礼日時:2012/02/20 09:44

>呼び強度がFcなのになぜ違うことになるのですか?



呼び強度がFcではありませんよ。
FcはFcです。
Fcは材齢4wでの圧縮強度で管理された強度ですよね。
その4wの期間に平均外気温が16℃以上の場合と8℃以下の場合で
現場に打設されたコンクリートに同じ強度がでると思いますか?
平均外気温が異なっても強度管理材齢でFcを満たす圧縮強度を発現させる為には
同じ配合では駄目なんです。
補正なしの配合で冬に打設すれば
4wではFcを満たさないので存置期間による支保工の解体ができませんし
強度発現を待って100%を確認すれば
4Wより長い期間存置しなければならなくなるでしょう。

地域で温度補正の期間は異なりますが
http://web1.incl.ne.jp/nagamura/01work/hosei.html
http://www3.ocn.ne.jp/~nnk/carender10.html
http://www.afp.co.jp/nashicon/pdf_data/YCC_revis …

4wでFcを満たすのに夏場は補正が0でも
春秋は+3、冬は+6で中間の値はありません。
Fc=21の場合、24と27の呼び強度で、それぞれの期間は注文することになります。
Fcを満たす為に補正したコンクリートの呼び名ということではないですか。

レミコンの単価は
ベースの18-18-20で単価を商社と取り決めするので
呼び強度がアップすれば
セメント量も増えて単価もアップします。
(スランプを上げる場合も細骨材の率が増えて単価は上がります)
参考:単価差
http://www.shonan-kyoso.or.jp/info/20kakaku.html

セメント量も細骨材量も異なるレミコンを同じ単価で売れますか?
ベースだけ契約して配合の差は単価差で販売するのが普通でしょう。
私はそれしか知りません。
表は見ればわかると思いますけど
仮にベース18-18-20を11,000円/m3で契約したとすれば
普通コンクリートだと
21-18-20は11,300円/m3ということです。
24-18-20は11,650円/m3
27-18-20は12,100円/m3
になりますね。

なので、
同じFcを求めても夏に施工するより秋、冬に施工する方が
施工金額がアップするということです。
工期が無限にあって強度管理材齢を4wで管理しない場合や
採暖養生をして積算温度で管理する場合には
温度補正なしとすることもできるでしょうが
コンクリート単価アップ以上に施工に掛かるコストは多くなるでしょう。
積算時に工期を勘案して積算単価を設定するので
温度補正期間ごとに
呼び強度何を何立米ということは反映して見積は行われます。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

再度ありがとうございます。
まだいまいちわかっておりません。

>発注者は単純にFcをそのまま呼び強度で発注してやり、
>あとは生コン工場がそれを満足できるように補正して配合してやればよさそうに思うのですが。

>>そうですよ。
>>発注者はFcを指示するだけです。

ということなので呼び強度がFcでいいと解釈しました。
Fcを満たす圧縮強度を発現させる為には同じ配合では駄目なのはわかっております。

>Fcを満たす為に補正したコンクリートの呼び名ということ

つまりその補正は発注者側が決めて呼び強度として発注すると言うことなのですか?
単価はFcありきの単価なのでここでの質問とはまた違います。

自分が聞きたいのはあくまでFcを元に構造計算しているのだから
発注者が⊿補正とか考えなくてもFcで発注さえしてやればあとはプラント側が補正して
Fcを満足させてやればそれでいいのではないかと思うのです。
Fcと価格を判断して呼び強度を決めるわけではないので。
発注者はFcが担保されればそれでいいわけでFmをどうするとかは
プラント側の判断になるのではないのでしょうか?

お礼日時:2012/02/20 00:17

そうですよ。


発注者はFcを指示するだけです。
それに従って
打設時の地域の温度補正値や
プラントの標準偏差等を加味して
プラントが配合設計を出してきます。
それを受領で済ます場合も有りますし
試験練やその強度発現を待って圧縮試験で確認してから
承諾する場合もあるでしょう。
Fcを指示するだけで済むかもしれませんが
十数ヶ月の工期の中で同じFcでも
配合が変わり
プラントと現場で認識が異なると問題となるので
両者がどの様なコンクリートを求めているのかという
認識を一致する為にJIS規格の呼び強度はあると思います。
商社との契約はベースで行われるので
呼び強度が違えば単価も異なります。
値段が異なる物を検収するのにFcだけでは区別できません。
Fcが同じでも呼び強度がアップすればそれだけ単価は高くなります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

いまいちわかりません。
発注者はFcを指示するだけでいいのなら
呼び強度など意味なくないのでしょうか?

>呼び強度が違えば単価も異なります。

と言うのが意味がわかりません。
呼び強度がFcなのになぜ違うことになるのですか?
ほしい強度がFcとして発注すればそれでいいのなら
配合が変ろうが認識が変ろうがプラントがFcを満足させてくれるのならば
FcはFcなのでなんの問題もないと思うのですが。

>発注者はFcを指示するだけです
>Fcが同じでも呼び強度がアップすれば

なのでFcが呼び強度なら呼び強度がアップするのはおかしいと思うのですが。
あくまでプラントの配合強度が変るだけなのではないのでしょうか?

お礼日時:2012/02/19 20:36

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!