アメリカのコミュニティーカレッジについて

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質問者：taka221
質問日時：2012/04/12 07:33
回答数：4件

良い点と悪い点を教えてください。

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回答 (4件)

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No.4

回答者： frumbles
回答日時：2012/04/20 02:13

アメリカのコミュニティーカレッジの良い点、悪い点ということですが、どのコミュニティーカレッジのことを話しているのかで、随分意見が変わって来るのではないでしょうか。

質問の趣旨がコミュニティーカレッジに入学することを視野に入れている、ということで回答させていただきます。

No.1さんのリンク先にもあるように、コミュニティーカレッジは、人生の大目標として行くところではありません。通っているアメリカ人も日本からの留学生も大半はコミュニティーカレッジでの勉学をひとつの通過点として考えている人が多いようです。コミュニティーカレッジで取得した単位をもとに四年制大学の三年次から入学するということも可能ですが、では、四年制大学に入って何を勉強したいのか、晴れて卒業してその学位で自分は何をしたいのかという自分の中の目標を明確にすることが、コミュニティーカレッジを選択する時の大事なポイントの一つだと思います。

No.3さんの仰るように、経済的に苦しいけれども勉強したい、という学生が多く集まるのがコミュニティーカレッジです。アメリカの場合、州や家庭事情にもよりますが、学費を親や家族が工面してくれないので学費を自分で払わなければいけないという若者も集まって来ます。なので、ほとんどの学生はHalf timeで仕事をしながら勉強しています。また、若いときに大学を卒業できなかったが働きながら学位を取得したい、という大人も見かけます。
また、日本での仕事に疑問を感じ、思い切ってアメリカに来たは良いけれども、日本で取得した学位や会社経験がアメリカでは通用しなかったので、アメリカで働けるようにコミュニティーカレッジで今単位を取得している、という日本人がいたりと、様々です。

学校によっても違うようですが、学位の種類にもいろいろあり、どちらかというと日本の専門学校のような気持ちで学位取得を目指せるという特徴もあります。

また、州政府が教育に力を入れているところでしたら、コミュニティーカレッジでも、ほかの四年制大学や公立の大学にも劣らない教育が受けられるということもありますが、やはりそういったことはまれな州が多いそうです。

ある州のコミュニティーカレッジには黒板もパソコンの接続可能な機材もない中で授業をしなければいけないそうです。政府から独立して運営しているところもありますので、運営上あまり経済状態の良くない学校もあるので、治安の面で不安だという方もいるかもしれません。

それでも、様々な背景を持ち、学位取得、という目標を持った老若男女の学生が集う場所ですので、お金持ち家庭に生まれた坊ちゃん嬢ちゃんといった学生は見かけません。そういった点では、いいのではないでしょうか。

いい点・悪い点が混ざっての回答でしたが参考になれば幸いです。

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No.3

回答者： pianous
回答日時：2012/04/13 09:30

私は日本で大学を卒業後２０年間全く英語に触れる機会がありませんでしたが、主人のアメリカ赴任を機に一緒に付いて来ました。

そして、ヒマな時間を利用してコミュニティーカレッジのELL, ESOL, EAP(英語が母国語でない人が英語を勉強するクラス)に入り、ある程度成績が上がってからカレッジの方にも進みました。

良い点・・・安い。
　　　　　　私のようなおばさんでも気軽に勉強ができる。
　　　　　　かなり宿題が多いので、レベルの高いクラスでは真剣に勉強ができる。
　　　　　　ESOL,EAPではいろんな国の人がクラスにいて、それぞれの文化を肌で感じられる。

悪い点・・・ESOL,EAPの英語を勉強するクラスでは、
　　　　　　先生はネイティブなアメリカ人の先生が多いですが、全てではない。
　　　　　　また、レベルの低いクラスでは他の生徒もかなりひどい英語を話すし、態度も悪い。
　　　　　　カレッジではほとんどの生徒が若いアメリカ人になるが、そこに通う生徒のレベルは
　　　　　　あまり高くない。
　　　　　　
私の娘は現地の高校に通っていて、友達は進学先の大学の話をよくしているようですが、「コミュニティーカレッジにだけは行きたくないよね」という会話をよく聞くそうです。
経済的に苦しい家庭のお子さんは、学費の安いコミュニティーカレッジを卒業後、４年制の大学に編入すると聞いた事もあります。