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変圧器について実験を行いました。
この中で、短絡試験と実負荷試験の両方から効率ηを求めたのですが、これらの値がずれる理由がわかりません。

効率ηは以下の式を使って求めました。
短絡試験:
η=VI/(VI+鉄損+75℃インピーダンスワット) *100[%]
実負荷試験:
η=電力比*100[%]

A 回答 (1件)

短絡試験と無負荷試験から算出した銅損,鉄損を用いて算出する「規約効率」と,


「実測効率」とは,厳密には合いません。
しかし,当らずとも遠からず,なので規格で使われています。

ずれる理由として考えられるのは,
・漂遊負荷損があり,負荷電流の2乗に比例する損失が増える。
・巻線温度が75℃とは限らず,75℃換算の巻線抵抗は大きすぎる。
 (学校等の実験では75℃まで上がっていない可能性大)
・等価回路の立て方によるが,鉄損が決まる電圧を一次側,二次側,その中間のどこにとるか。
   (厳格には,励磁コンダクタンスは1本では表現できないのかも)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
おかげさまで少しずつ理解が進んできました。

参考にしてもう少し調べていきます!

お礼日時:2012/05/14 06:43

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