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私は、地方国立大学工学部の4年生です。
今の大学の修士課程への進学を予定しています。
分野は、材料化学です。

昔から知的財産の分野に興味があり将来的には弁理士を目指していこうと考えています。

就職先としては
*企業の知財部
*特許事務所
2つとも考えていますが、調べれば調べる程、希望通りの就職は難しいように思えてなりません。

就活は2年後になりますが、今から出来る事はなんでしょう?

一応、
知的財産管理技能検定3級を合格して、現在は2級の勉強をしていますが武器になるでしょうか?
また、TOEICは何点あればいいでしょうか?

アドバイスお願いします。

A 回答 (2件)

こんにちは。



大学卒業→技術者→現在は知財関係の仕事をしている者です。

結論から言わせてもらうと
知財部、特許事務所のいずれに行くにせよ、まずは、メーカーで技術者としての経験を最低5年ぐらいは積んでからの方がよいかと思います。弁理士や知的財産管理技能検定の勉強は、技術者としての経験を積んでからでも遅くはないでしょう。

技術者としてのバックグラウンドが無く、大学卒業後にそのまま知財部や、特許事務所に入った人を10人程知ってますが、技術者としての経験がある人と比べると仕事のセンスや技術知識の点で今一つの人が多いです。もちろん、そうでない人もいるにはいますが、技術者の経験有りの人と比べると比率はかなり小さいですし、弁理士か否か等の資格の有無も全く関係ありません・・。

知財部にせよ、特許事務所にせよ、仕事をする場合は技術者(発明者)とコミュニケーションを取ることが必須になりますが、技術者(発明者)の特有の心理や発想・物の捉え方を肌で知っているのとそうでないのとでは、何かと仕事上に差がでます。

また、この手の仕事は技術知識の理解力や幅の広さが求められますが、大学で学ぶのは、(サイエンスを実用的に応用した)技術というよりも、サイエンスそのものですので、大学卒業⇒知財部、特許事務所というコースは、実際的な意味での”技術”を知らないまま仕事に就くことになります。また、知識としての”技術”は書籍でいくらでも学べますが、実際の研究開発現場でしか得られない泥臭い実践的な”技術”は、技術者でないと学べませんし、発明の発掘や特許出願業務に携わる場合は、こういった泥臭い実践的な”技術”も結構重要になります。

貴殿は材料屋さんなので、将来、知財関係の仕事をすることとなった場合、おそらく材料絡みの技術知識をベースに仕事をする可能性が高いと思いますが、電気・機械などの理論・理屈だけで発明が成立する技術分野と比べて、材料のように実験してみないと発明が成立するかどうか分からない技術分野だと、尚更、泥臭い実践的な”技術知識”が無いと厳しいです。

特許出願を多く行う大手の企業さんもその辺のところを知っているのか、弁理士資格や法律知識も当然ですが、やはり、技術者時代のバックグラウンドに注目されているところも結構多いです。私も技術者(発明者)の立場で、特許出願したいという場合、同じ弁理士さんならば、技術者としても十分な経験を積んだ方に仕事をお願いしたいと思いますし・・。

なお、企業の知財部の場合、新卒でいきなり配属というのも最近は結構あるようです(使えない人間が増える可能性が高くなるので個人的には止めて欲しいが・・・)が、特許事務所の場合は、30~40前後ぐらいで技術者の経験が数年程度ある人の方が就職(転職)には有利な場合が多いです。雇う側の事務所とすれば法律知識さえ覚えてもらえれば即戦力ですが、新卒は法律知識に加えて技術知識やビジネス常識も覚えてもらわないといけないので、人材育成が大変だからです。

英語力はどちらを目指すかで、鍛え方の方向性が異なります。特許事務所であれば、基本は読み書きができれば十分です。学生さんなので、ご自分の専攻分野の英語の科学論文ぐらいはすらすら読めるように鍛えておくとよいでしょう。特許事務所で外国出願業務を行う場合は多量の英語の書類に接することになりますから。知財部であれば、渉外業務も行う可能性が高くなるため、基本的に読み書き話す聞く/オールマイティーを目指した方がよいかもしれません。TOEICは、学生さんなら730あれば十分ではないでしょうか。なお、実際の知財業務を行う上では、必要となる英語力は技術絡みと法律絡みにかなり偏るのでTOEICはあまり良い指標ではないと思いますが、就職面接では重要だと思います。

あと、論理的思考能力や、文章作成能力(特に特許事務所の場合)もかなり重要で、法律知識、技術知識、語学力を駆使して業務を遂行する上での基本的土台になりますので、このあたりもきちんと鍛えておきましょう。これらの能力・センスが高く無いと、法律知識、技術知識、語学力がいくらあっても知財部や特許事務所で良い仕事をするのは厳しいと思います(特に特許事務所の場合)。木下なんとかさんだったかな、「理科系の作文技術」という有名な本があるはずですので、この本は穴が開くほど熟読しておくとよいと思います。個人的には、学生さんならば、英語力よりも優先すべき能力だと思います。
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完全に知財じゃないんだけど、近いところ。


そいつはTOEIC880、簿記2級。以上・・・
割と大手のにいった。
TOEICのスコアはともかく実践での英語力はぜんぜん足りてなかったし、簿記は2級。当然だけど「人格」が合否を分けたって典型だよね。
ここは中韓じゃじゃないから、学歴や資格は目安でしかないよ。
日本では職歴(学生なら学生時代の生活)や人格は強く見るよね。






TOEICのスコアなどは700あればいいよ。それ以上なると実践で使えるか否かだから。
そういう意味では例え1ヶ月でも留学とインターンはあった方がいいね。

あと弁理士が必ずしも重宝される会社ばかりじゃない。
むしろ「そんな資格うちじゃいらねーよ」とか「こいつは自分を優先して会社の雑務とかを嫌うつかえねー新人化すんじゃねーか」とか「弁理士取ったら速攻で辞めるんだろ」みたいに思われることだってある。
だから、
普段から自分の考えを押し付けるんじゃなく、自分、他者と言う円でモノを考える意識はあった方がいいかも。早めの段階で弁理士を目指すことをその会社ではポジティブに捉えてるのか否かを知ること。それによって履歴書の書き方やセールストークも変わるだろ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

大学で3ヵ月ほどの短期留学を支援する制度があるようなので、前向きに検討していきたいと思います。
会社で考え方が違うのも納得です。就活が始まるまでに、そのような力を身に付けて行けるようにしたいと思います。

お礼日時:2012/05/23 15:18

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