dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

このサイトを含め,ネット上でよく見られるのですが,

 原発容認=右
 原発反対=左

のように区分けされる根拠がわかりません。

この区分けを適用すると,例えば

 野田氏=右
 輿石氏=右寄り
 小沢氏=左
 石原氏=右
 橋下氏=左寄り
  ……

のようになるかと思いますが,どうもスッキリしません。

「右」「左」の定義自体が曖昧だということは理解していますが,それにしても,「右」「左」のどのような側面が原発に対するスタンスと関係するのでしょうか。

A 回答 (12件中11~12件)

>原発に対するスタンスと「右」「左」の関係



      ↓
質問者様が仰っている通り、右・左の定義が明確ではありませんし、原発色んな視点や利害の側面を持っていることから、峻別のキワードと成りうるのかどうかも疑問です。
そこにはイデオロギーや一般的な保守革新の区分では決められないネジレ(重要ポイントでも左右の立場がカオス)や価値観(原発やエネルギーへの評価やリスクへの思い)の複雑な絡み合い葛藤があると思います。

20世紀にあったような左右のイデオロギー対立や市場経済と統制経済の優位性の問題が革命や核兵器にも評価したり反対したり、キレイな物と恐ろしい物があるように矛盾したおかしな審美眼や判定基準が存在したが、今は高度情報化社会であり、自由主義経済の中での自由な交易お市場メカニズムで白湯のイデオロギーを超えてグローバル化され繁栄発展の基礎要件にと成っているのでは・・・
どうように、原発問題もエネルギー政策やインフラや経済システムの根幹問題であり、丹案る左右の思想的背景とは異なり複雑で総合収支的な視点が求められるからではないでしょうか?

例えば・・・

◇福島の原発事故への被害や影響

左右の思想信条的な区分に関係なく、本人や家族が避難や移住を強いられたり、大気&土壌汚染や風評被害の有無で被害者と支援者の関係の方が大きく、左右は視野視点には殆ど関係ない。
また、原発の近郊に居住されている方とその発電を利用している地域の方とでは危機感や恐怖&不安は質量共に異なるのでは・・・
そこには左右の違いよりも被害者や関係者、地元かどうかの違いが意見や主張に色濃く影響し、原発を見る目のバックグランド・判断軸と成っているのでは・・・


◇原発やエネルギーへの評価やビジョン

多くの国民は原発を永遠に持つとか、今後、さらに依存率を強めるという発想はない。
ただ、そのスピード(即時全面→旧式&危険個所から廃炉→超長期計画を策定し安全第一の方針で可動利用しながらメンテや安全性を確保しつつ新エネルギーへのシフトを進める)、廃炉や廃棄物処理、復旧復興、代替エネルギーの長所短所、温室化ガスや原材料費&コスト、電気代等の優先順位を巡る意見の相違だと思います。

個人としての考えと家族や子孫(後世)に残し伝えたい気持ちとは異なる。
時系列や将来への展望・気体・責任では、原発への観方や評価のアプローチが異なり、当事者から評論家や審判員に成れば役割・時間軸の違いから主張や意見が変わる事もあり、それは左右の思想信条・価値観の不変(例外もあろうが・・・)とは大きく違う。


◇雇用・経済効果・事故やテロへの不安・その他

思想信条や政党支持がどちらかと言えば価値観・人生観の問題だが、原発の恐怖やエネルギー政策のプライオリティは心理的・感情的な側面が強い。
また、実際に原発依存の地元では経済原発関係者という顧客の増減は地域経済や民力や教育保育施設への影響は大きく、その立場の違いや価値観は左右という定義や区分する座標と一貫性も因果関係も希薄だと思います。

ただ、反米反権力という事に重点を置き、反対のための反対、権力に批判する事には共鳴共闘する、反政府や反保守へのアンチテーゼとしての旗印・スローガン、不平不満のガス抜きや結集力に利用という面で、左翼系の団体や組織が原発問題を便乗利用している側面は否めない。

しかし、保守=原発推進ではないし、原発の代替エネルギー政策も段階的縮減への時間軸も異なると思います。
さらに、太陽光や風力や地熱やメタンハイグレード等への評価もイメージも複雑多様であり、資源開発や輸入&備蓄コストへの費用対効果についての見解も別れていると思う。
それはTPP参加や尖閣諸島の国有化等の問題でも同じで、単なる左右の信条的なバックボーン以外の生存権や人生観やナショナリズム(愛郷心や家族愛の集合した)、下種な表現では損得打算も含めて好悪・利害の影響もスタンスには強く関係していると思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ネット上の言説は多分に単純化したレッテル貼り的な側面があるので,そのへんは割り引いて見ているつもりですが,みんなが何を根拠にレッテルを貼っているのか,ちょっと気になりまして。

お礼日時:2012/07/20 21:52

多分、右翼(左翼)の捉え方でしょう。


本来的な意味で言えば、右翼=保守(旧守)、左翼=革新(急進)であり、
要するにある事柄について変化を求めないのが右、変化を求めるのが左なので、
特に不思議はありません。
使われ方によって意味が変わるのが右翼左翼なんですよ。
例えば過去日本には原発が無く、これから原発を作ろう、
というタイミングだった場合には真逆(原発反対が右翼で賛成が左翼)になるってことです。

ただ、我々が普段耳にすることが多い右翼は国粋主義的な政治圧力団体のイメージが強いですし、
左翼の方も共産・社会主義的なイメージが強いので、妙な違和感があるのではないかと思われます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そうなんです,普通にいう「右」「左」のイメージと一見一致しないので,例えば「橋下氏=左翼」といわれると,どうしても違和感をぬぐえません。

お礼日時:2012/07/20 21:39

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!