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中国で排水を採取し、中国の分析機関と日本の分析機関でCODcrを分析しました。中国では約2,000mg/Lであり、日本では1,000mg/Lでした。この差はなぜでしょうか?

A 回答 (4件)

分析サンプルと謂えども、国外から排水を無許可で持ち込むことは、「特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律」、所謂「バーゼル法」違反となる恐れがあります。



また、この法律制定の起源となった「バーゼル条約」には中国も加盟していますので、排水の持ち出しが中国の国内法違反になっている恐れもあります。

この条約および法律は、有害廃棄物の國際的な移動を規制する目的で1993年頃制定されたものですが、大変わかりにくく、特に「有害廃棄物に該当するか否か」の規定が抽象的なものに留まっている(言い換えれば、担当する行政機関の裁量に委ねられている)部分がありますので、事実上毎回、仔細を明らかにして行政にお伺いを立てない限り、法令違反の恐れを回避することはできないのです。

実際に私は排水処理装置を造る会社に20年以上勤め、海外でも仕事をしていますが、分析サンプルを海外とやり取りしている人や会社は、未だかつて見たことも聞いたこともありません。

法律の概要は「バーゼル法」「バーゼル条約」で検索してご覧ください。該非判定で最も参考になりそうな説明図のリンクを添付します。

参考URL:http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/01/01080 …
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この回答へのお礼

たいへん重要なご指摘ありがとうございました。法律関係は勉強不足でした。もっと注意が必要でした。バーゼル法等勉強します。

お礼日時:2012/08/17 10:54

何も知らない私が再度回答するのもあれですが、



原因の可能性はとりあえずあげてみましたので、
否定できるものを否定していけばよいわけですよね。

もともと、そんなに高濃度のものを検査する方法ではないなら、
10倍なり100倍なりに希釈して精度の高い辺りの値が出るようにして検査するとか、

輸送中に変化する可能性を否定するためには、
一旦日本に送り返送しなおしたものを中国で検査するとか、
双方冷凍して輸送してみるとか、、、
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この回答へのお礼

ありがとうございました。もう少し検討してみます。

お礼日時:2012/08/17 10:55

回答ではありません。


この質問文で、なぜか答えられる人は、何処にも居ないでしょう。

差が生じた理由は、様々考えられますが、原因を究明するためには、まずもって、どういう状況だったのかを出来るだけ詳しく調べる必要があります。

ご質問では「中国と日本」とお書きですが、中国の分析機関と日本の分析機関はそれぞれ幾つなのでしょうか。
もし1機関ずつであれば、この問題は「分析機関による差」などという括りで考える方が適切でしょうね。

また、1000mg/L、あるいは200mg/Lという値は、とてつもなく高い値だと思いますが、どんな排水なのでしょうね。排水の性質によっては分析機関に送付する過程でサンプルが変化してしまうこともありうると思います。
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この回答へのお礼

ご指摘ありがとうございます。分析機関は中国、日本とも1機関ですので、機関による差かもしれませんね。排水は管理型のゴミ埋め立て場から出る浸出水です。詳細な成分分析を行っていないので、他にどのような物質が含まれているのかわからない状態です。 ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/09 12:34

そもそもCODcrがなんであるか知らない素人だけど、


1.もともとのサンプルに差があった可能性
2.どちらかのあるいは両方の分析機関が不正確であった可能性
3.どちらかの分析機関の間違い(サンプルの取り違えなど)の可能性
4.どちらかの分析機関が意図的に不正確な値を出した可能性
5.輸送中にCODが変化した可能性
などを考えてみてはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

ご指摘ありがとうございます。サンプルは一つの容器のものを2つに分けたのでまったく同じものです。確かに日本での分析は1日遅れますが、CODはそれほど変化しないのが現状です。「可能性」をいろいろ考えてみます。ヒントをありがとうございました。

お礼日時:2012/08/09 12:40

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