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タイトル通りですが、大学の偏差値はどのようにして計算されているのでしょうか?

恐らく、大手予備校の模試の結果から算出していると思うのですが、その模試の結果から"各大学の偏差値"をどうやって求めているのかがわかりません。

模試の結果の、平均点と個々人の得点および対象者の総数などから、"個々人の学力偏差値"が計算できることはわかります。

そこからどのようにして、"各大学の偏差値"を出しているのでしょうか?

もしかして、個々人の学力偏差値とその人の第一志望校から、大学の偏差値を計算しているのでしょうか?要するに、例えば、「模試の時にA大学を第一志望に書いたヒトの学力偏差値が70であった場合、A大学の偏差値は70になり、B大学を第一志望に書いたヒトの学力偏差値が40であった場合、B大学の偏差値は40になる」ということでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

ご存知のとおり、ひとつの試験をうけた集団における各得点を平均と分散(標準偏差)


で正規化したものが偏差値であり、数学的には「試験が違えば」「母集団が違えば」
云々といった意見も考えられますが、現実の受験業界を考えたとき、生徒の学力を
ほぼ忠実に数値化する試験問題を作成することができる現実、一定の予備校の一定の試験
を受ける集団には成績面でのかなり強い継続性が見られる現実などから、
偏差値は「社会学的に」有効な判断指標として考えられています。

さて、受験業界で語られている偏差値には予想偏差値と結果偏差値があります。
結果偏差値は、模試を受けた生徒に大学受験結果をアンケートして
「どの模試でどのくらいの偏差値であった生徒がどのくらいの大学に合格している」かを統計的
に処理し、(一定の職人的調整も入るようですが)、80%合格値(その偏差値だった生徒の8割
が合格した)、60%合格値などを求めるものです。
意図的に誤った結果をアンケート結果として報告する生徒なども一部いるようですが、
大多数の生徒が正確な結果を回答していると見られ信頼できるものとなっています。


予想偏差値は、その模試を受けた生徒たちの希望(第1、第2、etc)をもとに、
その大学の定員やその試験の受験者のゾーン、その他もろもろの情報
(試験日はじめ、校舎移転計画、OB動向、教授陣の異動etc)を総合的に
判断し数値化するものです。
例えば、ある中堅大学を、成績上位の生徒が皆で第1希望としたら
その試験結果から算出されるその大学の予想偏差値は上昇します。
逆に模試を受けただれもが希望していない大学の偏差値は下降します。
その予想偏差値の作成には、各予備校の英知が結集しており単純に、
これとこれを掛けてこれを足したら出来上がりっ、なんてものではありません。
まさに職人芸的な算出をしています。

このように、数学の統計分野で語られる狭い意味の「偏差値」とは別に、
社会的に意味を与えられ有効に活用されている「偏差値」が存在します。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/31 14:15

去年の「結果」から導き出しています。

(厳密には去年の結果などから、なのかもしれませんが、そこまでは知りません。)
去年その模試でその偏差値だった人がどうだったのか、なんてことです。
A大学を第一志望にした人の学力偏差値が70であったとしても、80の人で合否半々、あるいは60%合格(その辺りは各社がランク表をどう定義しているかによります)、ならそこの大学の偏差値は80となるのでしょう。
70のグループから合格したのが20%に満たない場合、70取っていても「合格率20%未満、志望校再考」なんて出るわけです。

厳密には去年の受験生が、今年のその問題を解いているわけではないので、推測にしかなりません。
また、ここに人気教授が来たとか、この大学の先生がノーベル賞を取ったとか、アイドルが入学するとか、そういうことで動向が変化するかもしれませんが、そこをどう織り込んでいるかは判りません。
書かれた志望校等から割り出すのかも知れませんがよく知りません。

個人の偏差値と、ランク表の大学の偏差値とは、算出方法が全く違うわけです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/31 14:14

大学の固有の偏差値ではなく、予備校(模試主催者)側が自社の模試を受けた生徒の合否を追跡調査し、「ウチの模試でどのあたりの成績の生徒がどこに受かってどこに落ちた」という星取の結果をもとに、統計的に割り出しているのです。

なので毎年修正されます。

合否の判定ラインの定義、設定方法はさまざまです。模試だけではなく各社が競って集める「センター本番の自己採点結果」とその追跡結果も反映させていることでしょう。

今年の「模試の志望先」というのは基本的に無関係ですが、入試の科目数や日程が変わって人気が出たり落ちたりすることもあるので、夏の模試と秋の模試で志望動向をもとに微調整を加えた予想とする場合もあるようです。

ただし、模試の規模によっては当該学部の志望者や入学者のサンプルが少なすぎる(絶対数が足りなかったり追跡が不十分となる)場合があります。その場合は「こんなもんだろう」としてエイヤッと決めている可能性はあります。そういった意味で網羅性が高いと言えるのは受験者が30万を超える規模の進研と河合だけでしょう。

何にしても大学とは無関係に、模試の主催者(受験産業:主として予備校)が決めるのです。もちろん大学側(特に人気が重要な私立大学)も、何よりの宣伝材料となる予備校の偏差値が高く出やすい入試のしくみを考え出そうとしているわけです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/31 14:14

個別の模試における”大学の偏差値”というのは、”合格可能性B 60%の学生の模試での偏差値”というので、定義されているかと。


※ 模試によっては 合格可能性C だったり 合否率 50%だったりするので、上記の””内の定義は、適当です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/31 14:14

”各大学の偏差値”なんてものは、この世には存在しない。



偏差値好きで、偏差値の定義をよくわかっていない人が勝手に妄想しているだけです。
※ すくなくとも、このQAサイト内での質問などではそのように推測されます。

http://daigaku.jyuken-goukaku.com/nyuushi-hensat …
ここの 平均(※) というとこに ほあぁっと書いてありますが、個別の試験で確定される偏差値以外は、参考値です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/31 14:14

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