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最近ふと気がついたのですが、
職業の”職”や、知識の”識”、織物の”織”などの右側の部分は
真ん中の”音”の部分とくっついているのが正しいのでしょうか?

私はこれらの文字の真ん中の”音”の字の部分と右側の部分を離して書いていたのですが、
この書き方では間違いでしょうか?

自分としては”職”、”識”、”織”の右側は、”戦”の右側のようなもので
離れて書くものだと思っていたのですが、これは間違いなのでしょうか?

どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。

「”職”という字の右側が離れていると間違い」の質問画像

A 回答 (4件)

文字の成り立ちから言えば、間違いではありません。


[音]+[戈]という字はあります。
【戠】←環境依存文字です。
ですから書道の作品としてなら、離して書いてはいけないというきまりはありません。
ただおのずから慣用というものがあります。
文字デザインの都合などもあって、結合させた字形が現在の標準的な字形の規範となっているわけです。

参考画像の上段は篆文です。
下段は左から、
隷書、楷書、康熙字典体、明朝活字体:成り立ちを重視した字体/通常の字体(常用漢字)
「”職”という字の右側が離れていると間違い」の回答画像4
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

やはり文字も言葉同様、慣用が大事なんですね。
個人的には[音]+[戈]という字があることに驚きでした。
このようなが字が存在し無いと言う思い込みが、
二つを離して書いていたことにつながっていたのではないかと思います。

お礼日時:2012/09/07 15:14

質問者のご意見にも一理はあると思われますが、


「音」を偏()へんとして「戈」を旁(つくり)とする漢字は、角川大字源にも見当たりません。
これは、漢字形成の過程で音と戈を組み合わせて、各種漢字の旁として音(おん)を表す方式が古くから定着したためかと思われます。
従って、職や識などの文字を3分化することは、前漢代以降は誤筆とされていたようです。恐らく秦・周代には、既に定着していたかと思います。
漢代以前には、漢字の字数そのものも稍少なく、「会意形声文字」も、それ程多くは工夫されていなかったのでは無いかと思われます。
人の思い込みや書き癖などは、自覚していても自己修正は可成り困難です。
ワープロ慣れしてくると、辞書に接する機会も減り、普段使い慣れない漢字などは、忘れてしまって手書き出来なくなった文字も少なくありません。また、ウッカリしていると、とんでもない変換ミスを見逃してしまうこともあります。気をつけている積もりでも、思い込みのため見逃してしまうようです。
ご質問のお陰で、今日もまた『大字源』に接することが出来ました。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

>人の思い込みや書き癖などは、自覚していても自己修正は可成り困難です。
本当にそうですよね。
”職”の”音”部分と右側部分をくっつけて書くということを知った今でも、
以前の離して書くやり方の方がどうしてもしっくりきてしまいます。

お礼日時:2012/09/07 15:06

ttp://okwave.jp/qa/q3453672.html


セットで音を示す記号(声符)になっているので、ばらしてはダメということのようです。

http://jigen.net/kanji/35672
http://jigen.net/kanji/32340

セットになった次第の説明
http://blogs.yahoo.co.jp/konkitikunmimichan/1186 …
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。
”職”の右側は、もともとは”弋(くい)”という字だったんですね。
”戦”の右側とは違うんですね。勉強になりました。

お礼日時:2012/09/07 15:02

 ↓こちらをご覧ください。


 http://kakijun.main.jp/page/1819200.html

 漢字の書き順を教えてくれるサイトですが、拡大表示されている字を見てわかる通り、「音」と「戈」は分かれていません。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。
こちらのサイトでいくつか他の文字も見てみましたが、
意外と書き順を勘違いしている字が多くてびっくりしました。

お礼日時:2012/09/07 14:59

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