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 日本語を勉強中の中国人です。日本人の日本の大学入試試験までのことについてお聞きしたいと思います。

 私は中国で教育を受けていました。私の場合は、高校二年の時に、文系(地理、歴史、政治)と理系(物理、化学、生物)のクラス分けのことがありました。高校二年までのクラスが崩れて、全学年で文系希望と理系希望の学生がそれぞれまた新しいクラスに分けられました。
 
 大学入試試験の時に、文系と理系の共通受験科目は国語、数学、英語です。数学は文系向けと理系向けの二通りの答案用紙があります。文系の数学は少し簡単です。その三つの必須科目以外に、文系は地理、歴史、政治から、理系は物理、化学、生物からそれぞれひとつの科目を選び、受験します。つまり、大学入試試験の受験科目は、共通科目(三つ)と選択科目(一つ)です。

 日本の場合はどのようになっているのか、教えていただけないでしょうか。

 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。 

A 回答 (3件)

中国と大体同じですよ。


通常ですけど

前提
・日本の大学進学率は55%程度。男女数は同等。残り45%は就職、専門学校。田舎の人ほど進学率は低い
・文理の比は8:2ほど


1高3の4-7月ぐらいから受験勉強。文理クラスの選択は高2ぐらいから。
もちろん個人差はある。
大体、塾、予備校に行く。行かないで独学の者もいる(大体、高校が担任などと一緒にサポートする)

1-3月 受験
私立3科目 英、国ともう1科目(数学、物理、世界史、日本史、倫理など)

国立5科目(上記3科目に加え、数学、物理など)



推薦入試の場合は1科目だったりする。
通常、国立がレベルが高い、学費が安いので優先される。
落ちると浪人。
日本は学歴主義なので、浪人や学部はあまり見られない。
ふつうは1,2浪まではOK,
医学部の場合は3-5浪もいる。

「文系、理系」とかでざっくり見られる。
「早稲田」や「京大」のような大学名が大事。


ただ最近では欧米と同じく、
専門性(○学部)や「成績やTOEIC,修士号、博士号」などを問われる可能性が高くなってきている。


問題点とすれば、
日本は数学嫌いが加速してるのと、物理、化学など純粋科学を軽く見られること、また
コンピュータ教育が甘いことですね(未だに日本では情報系学部は人気がありません。)
英語教育の重要度や実績はかなり上がってきてると思います。

つまりこの先20年でバイオやウェブサービスの分野が伸びるのは確実なのに、現実にはそういう人材が、ただのロボット労働者のようにしか評価されていないので、人気が出ないという感じですね。
だから早稲田大学の法学部を出た人がウェブサービスを作ったりする。
もともと日本は大学に対する信頼度が低い国ですので、(優秀な人は企業に入り、入れなかった奴が大学に残って教授になると思われてる)、ちょっと他国では無い動き方です。

そこが問題点でしょう。
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただきありがとうございます。大変参考になりました。ただ、ひとつちょっと違うかもしれませんが、日本では、大学教授は普通以上に大変尊敬されていると聞いています。本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/09/11 22:38

日本では、数学も理系クラスで学びます。


ただし、一部の大学で(国立の大学を受験する場合の、センター試験など)5教科とも受験しなければいけない場合があるので、文系クラスでも、少し簡単な数学を学ぶこともあります。

国語は、文系クラスだと、授業数が多かったり、深く学んだりします。理系クラスでも、国語の授業はあります。

大学入試の時は、国立の大学では、センター試験(共通試験)での受験科目はほぼ共通ですが、私立の大学だと入試科目はさまざまです。

日本語は、とてもなめらかで、分かりやすいです。
ただ、細かいことを申し上げますと、「大学入試試験」と書かれていますが、「入試」というのは「入学試験」を省略したことばなので、「大学入学試験試験」になってしまいます。
「大学入学試験」または「大学入試」ということばの方がいいですよ。

ますますのご活躍をお祈りいたします。
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。とてもわかりやすいです。大変参考になりました。また、質問文の添削にも感謝いたします。これから気をつけます。本当にありがとうございました。頑張ります。

お礼日時:2012/09/11 22:30

中国における教育制度が不明な部分もありますが、推測も踏まえて、以下に記述します。



1 高校段階
理系・文系で分けるというのは、公式な(文部科学省で決めている)制度ではありません。
普通科という枠組みの中で、理系大学に入学したい生徒向けに数学や理科の授業が多いクラスと、文系大学に入学したい生徒向けに英語や国語、あるいは社会の授業が多いクラスを、各高校で設置しているという形になっています。
なので、普通科と区分けされている高校においても、進学を前提としない「就職クラス」というものが存在します。

文部科学省の公式な区分けとしては
普通科高校
 高校入学段階で、理数系の授業を多くする理数クラスや、英語の授業を多くする英語クラスなどを普通科と別途入試をしている高校もあります。
実業高校
 商業・工業・農業・水産など、前提としては高校卒業段階でそれぞれの業務に就職することを前提に作られた高校。

普通科高校における理系文系の補足
 大学入試で有利になるように、理系文系にわかれるわけですが、中高一貫教育で大学受験に力を入れている学校などでは、六年間一貫教育で効率的に教育できることを生かし、文系に進む生徒にも数学III(通常理系の大学でしか受験で問われない)なども授業で行なっているそうです。また、大学の付属高校で、大学入試が実質上ない高校においても、理系の学部に進む、文系の学部に進むに関わらず、数学IIIを授業でやっている高校もあるそうです。


2 入試段階
国公立 まずはセンター試験を受験します
 理系大学:やや理系科目が多い
 文系大学:やや文系科目が多い
やや多いといのは 理系大学:理科2科目 社会1科目 文系大学:理科1科目 社会2科目 という程度。
時代によって変わります。私の受験の時は、文系・理系関係なく 同じ科目での受験でした。
センター試験のあとで大学別に個別試験があります。
この個別試験は、各大学でいろいろです。
東京工業大学のように、センター試験950点満点中、600点未満のものは個別試験を受けさせない(最終的な合否は、個別試験のみで行う)という大学もあれば、センター試験+面接で行う大学もあります。

私立大学
 センター試験の点数で合否を決める
 ※ センター試験のどの科目で判定するかは、各大学によって変わります
 個別試験
 ※ 各大学で変わりますが、一般的には 文系は 英語 国語 社会 理系は 英語 数学 理科
 推薦
 ※ 高校段階での高校での成績などで決めます

上記は一般的な話であり、大学別で千差万別です。
※ 30年ほど前に中国からの留学生の方に話を聞いた時に、共産主義中国では、教育制度がキッチリ決まっていると説明されました。それと比較した時に、日本の制度はゆるゆるです。
だいたい、私立学校があるというのが、共産主義中国の方には、体感的には理解できない事柄かと思います。
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただきありがとうございます。いろいろあって正直にいってとても混乱です。とにかく、「いろいろ」と受け止めていただきます。中国でもいま私立学校がありますよ。先日、ちょうどある「私立○○学校」という看板の学校を通りかかりました。興味があって、それはいったい中学校なのか高校なのかガードマンに尋ねてみました。小学校と中学校一体化の学校だと知りました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/09/11 22:28

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