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 日本語を勉強中の中国人です。先日こちらのサイトで、「賛成・反対」、「異議あり・異議なし」の使い方についてお伺いしました。前回の質問は下記のリンクへご参考になさってください。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7713609.html

 皆様の前回のご回答は全員大変まじめです^^。日常で友人などとカジュアル雰囲気の会話のなかで使いたいなら、どのように使い分けるのか、もう一度教えていただけないでしょうか^^;。つまり、仲が良い友人のある言葉に対して、「賛成!」、「反対!」、「異議あり!」、「異議なし!」のように一言で返すようなシチュエーションです。私は賛成=異議なし、反対=異議ありと理解していますが、「賛成」と「異議なし」、「反対」と「異議あり」に微妙な違いもあるようです。

 また、質問文に不自然な表現がございましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

厳密に言えば、結構ニュアンスは違うと思いますよ。


ご要望(?)にお答えし、少し不真面目に回答します。

「海へ行こう!」に対し、「賛成!」と言えば、賛成者も海に行きたいと考えられます。
発議に対し、積極的な支持と言うことです。
逆に「反対!」は、「海には行きたくない」か「海以外に行きたい」など、積極的な反対です。

一方で「異議」と言うのは、異なる意見・見解であって、「異議あり/異議なし」は、異なる意見の有無を述べています。

従い、「異議は無い」と言う言い方は、「海に行く」と言うことに対し、「自分は違う意見を持たない」「特に反対では無い」と言うだけでの表現であって、積極的な賛成を示しているワケではありませんね。
たとえば「海に行くことについて、別に異議は無いですよ・・」などと言えば、「決して大賛成と言うワケではないが、他に対案も無いので、一応は賛成しますよ・・」と言うニュアンスになるかと思います。

但し、「異議が無い」は二重否定構造(違うが無い)で、二重否定による肯定は、強調などに用いられますので、株主総会などでは、強い肯定を示す目的で「異議なし!」を用いるのでは?と思います。
これを真似て、強い賛成の場合に「異議なし!」と言う状況は、一般でも用いられていますね。

「異議あり」については、最も用いられるのは法曹界でしょう。
これには「私は弁護士の意見に『反対』です」などと言う、全否定のニュアンスは無いと思います。
そもそも弁護士と検事が対極に位置することは、裁判が始まった時から当たり前だし。

弁護側の立証等に対し検事(逆の場合も然り)が、相手方の弁証・論証等に、法的不備などが見受けられる場合、「異議あり!」と、相手側主張を遮るワケで、「ちょっと待って下さい!それって法的にオカシイですよ!」くらいのニュアンスでしょう。

またこちらは、その後に異なる意見・見解を示さなくては意味を為しません。
実際、株主総会において、「異議なし!」とか「議事進行!」は常套句ですが、反対意見者は「異議あり!」などと叫び続ける姿などは余りなくて、「社長としてそれで許されると思っているのか!」などと、もっと具体的に野次ることになります。
「異議あり!異議あり!」などと連呼しても、「ちょっと待ってよ~」と言ってるだけですから。

「海に行くのは反対だ」は、他の場所に行きたいのか?、あるいはどこにも行きたくないのか?は判りませんが、とにかく海に行くことに賛成では無い点は確かです。

しかし「海に行くのには異議がある」と言う場合は、直ちに賛成は出来ないと言う立場を表明したに過ぎず、最後まで意見を聞かないと主旨が判りません。

たとえば「この時期は、もうクラゲが発生しており、刺されると危険ではないか?」と言う、局所的な反対かも知れませんし、「そもそも小さな子供たちだけで行くと言う点が無謀である」と言う、大局的な正論を述べるかも知れません。
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この回答へのお礼

 ご親切に回答していただきありがとうございます。いろいろとても参考になりました。大変助かりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/10/03 13:26

「賛成、反対」「異議なし、異議あり」はカジュアルな場面で使われることが少ない言葉です。


それに「賛成、反対」「異議なし、異議あり」と体言止めで言われるとどうしても集会、総会とかの多人数での場面を考えてしまい、つい辞書的な意味を答えてしまいます。

質問文が”〇〇のような場面で××を使った言いかたはありませんか”とかであればもっと意に叶った解答が寄せられたのでないでしょうか。

表情豊かに「大賛成」「異議なしです」といえばカジュアルな場でもいえないことはないですが、使いかたとして正しいとかの問題ではなく、その場にそぐわない言葉を意識的につかって印象づけること効果があります。その意味で逆の意見があるという「反対なんですけど」「それ異議ありです」も敵意がないこと(=反対だけど正面から対立しない)を演出する技として使えるということでしょう。
結論としては「ひとつのテクニックとしてはありうる」です。

これも個人の考えで、学問的に裏打ちされたものではありません。
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この回答へのお礼

 いつもご親切に回答していただきありがとうございます。とても参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/10/03 13:40

「仲が良い友人」の問いに対して、賛成・異議なし、反対・意義あり、と対応するのは、不見識です。


第一、含羞を旨とする日本文化に合致しません。日本語というのは、断定せず、曖昧なほど宜しいわけですね。

ですので、断定したい場合でも、最低限、「はい、~です」、「いいえ、~です」と答えるのが、良好な友人関係を保つのに役立つはずです。

先の反応では、馬鹿にしている、おちょくっていると感じる人も、必ず、居ます。
人によっては、怒り出すかも知れません。
そういう反応、人の気分を省みない言葉を発するには、ある程度の勇気が必要です。
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただきありがとうございます。ご意見は大変参考になりました。慎重に使わせていただきます。本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/10/03 13:33

仲の良い友人などと、日常会話程度でしたら



「賛成」=「異議なし」
「反対」=「異議あり」

の感覚で良いと、思いますよ
(実際は、意味が違いますが)

例えば、
「その意見に、賛成!」が
「その意見に、異議なし!」
でも、だいたいの日本人なら

同じ意味と、感じ取ります

日本語の本質は、ニュアンスで
何となく理解できる事です

何となく、言葉が合っていれば理解できる

果たして、それが良い事なのか
悪い事なのかは、不明ですけどね
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただきありがとうございます。参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/10/03 13:16

専門家じゃなくど素人の感覚ですが



異議ありだと反論が用意されている場合が多いかな
具体的にどの部分に対して反対か意見する場合だと思う
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。ご感覚は大変参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/10/03 13:15

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