No.8ベストアンサー
- 回答日時:
第二言語の発音に関して取り組んでる者です。
ネタにされる辛さ、よくわかります。。。英語のLとRの発音聞き分けなんて、ハッキリ言って、大人でも練習すれば誰でもできます。超簡単!できない人は、単にモチベーションが足りなかっただけでしょう。質問者さんほどのモチベーションがあれば、絶対克服できます。
LとRというと、ついつい口の動きばかりに気を取られがちなので、ちょっと視点を変えてみましょう。
例えば、rightのR(語頭のR)と、carやairのR(語末のR)が、もしかして違う音だという認識をされていませんか?そういう日本人は多いと思います。
しかし、アメリカ英語のネイティブ話者は、これらのRは同じという認識です。
moreやairのRを、「モア」「エア」というように「ア」に置き換えたりしていませんか?そしたら、それが問題です。
birdやbetterのirやerの発音、これも、アメリカ/カナダ人にとっては、rightやread等のRと同じという認識です。
日本人に、例えばcorn(とうもろこし)と、cone(円すい、アイスクリームのコーン)の発音の違いを聞くと、ほとんどの人が答えられません。ここが、Rができない原因です。
cornとconeの違い、つづりを見れば簡単です。前者はRがあるのでRを発音する。後者はつづり字にRが無いのでRを発音しない。それだけです。cornのRと、rightのRは、同じです。
ちなみに、日本の辞書の発音記号では、cornとconeの母音部分の記号が違いますが、アメリカ・カナダ人にとっては、同じ母音、いわゆるLong Oという認識です。なぜ違う記号がつかわれてるのかというと、cornはRの影響で母音の音色が勝手に変わってしまうからです。(他にも、イギリス英語との兼ね合いとか、スペースの節約とか理由は色々ありますが、省きます。)
逆に、日本人に、ideaの発音をさせると、idearという風に、最後にRっぽい音を加えたがります。これは、「舌をまいた方がなんとなく英語っぽい。逆に舌をまかないと間違ってる気がする。」というイメージ、語学学習でいう「過剰一般化」とか「過剰修正」と言います。この「舌を巻く」動作こそがRであり、つづり字にRがなかったら、Rを発音しないのが、米英語の鉄則です。
米英語の鉄則は、つづり字にRがあったらRを発音する。なかったらRを発音しない。
このごくごく単純なことを、知らない日本人が多いので、そこが問題でしょう。
carのRも、particularlyの2つのRも、readのRも、全部同じです。
rareなんて単語は、ほとんどの日本人が正しく発音してませんが、rareは単語の頭と末にRを発音する、それだけです。
例えばredの最後のDを、Rに変えれば、rareになります。それだけです。超簡単。
さて、僕は、Lの方が簡単だと思います。言語学では、子音の難易度ランキングのような概念があり(「有標性」と言います)、さまざまな理由から、英語では、Lの方がRより簡単だとされています。
日本人にとって、簡単なLの習得方法があります。それは、THのように、舌を噛んでラ行を発音する方法です。
舌をかんで、ラリルレロと言ってみましょう。はい、Lの習得終了です!
これを、lightのL(語頭)でも、tellのL(語末)でも、同じようにやります。
(上の歯の内側に舌先をつけるという従来の指導法では、特に語末でむしろRっぽくなってしまうケースが多い気がします。その理由も言語学的に説明がつきます。日本人には歯茎音よりも、歯音の方が簡単なんです。)
この舌を噛むL(歯音のL)は、どちらかと言うとスペイン語等のLで、英語のL(歯茎音)とは違います。しかし、まずは、相手にLだと伝わることで、Lを発音したつもりなのに、Rや他の音に聞こえてしまうことの方が問題なのです。
舌を噛むLは、確実に英語話者にLと認識されます。ただちょっとなまってるだけです。確実にLと認識される発音ができるようになってから、徐々に微調整して、舌を噛まなくてもLを発音できるようになり、ネイティブ的な発音に変えていけばいいでしょう。いきなりネイティブ発音を目指すのは無理ですから。
よく暗いLとか明るいLの説明も見ますが、まずは気にしないことです。なぜなら、暗くても明るくても、ネイティブにとっては同じLですから。tellのLも、lightのLと同じように、まずは舌を噛む発音から始めることをおすすめします。
暗いL、明るいLのようなネイティブが気にしない音声的な違いは、LとRの区別があたりまえのようにできるようになってからの話です。
さて、聞き取りの練習ですが、これは、オンライン辞書などで、LやRの含まれてる単語の音声を、ひたすらひたすら聞きまくることです。
まずは、
●ステップ1.readとlead等の語頭の音
●ステップ2.feelとfear等の語末の音
●ステップ3.bellyとberry等の母音間の音
●ステップ4.playとprayのような、他の子音+L、他の子音+R の音。
ステップ4は、L-Blend、R-Blendと言って、日本語の「きゃ」、ローマ字で書くとkya、のようなものです。kyaのkとyをほぼ同時に発音するのと同じ要領です。つまり日本語のよう音は、英語式に言えば、Y-Blendとでもなりましょう。
ステップ4まで、自信を持って聞けるようになったら、
●ステップ5.parallel、relative、particularly、girl、early等等、1単語にLとRが両方出てくる単語を聞きまくります。どっちがLでどっちがRか、自信を持って聞けるようになるまで、ひたすら聞きまくって練習します。
くれぐれも、いきなりステップ5から始めないことです。
girlなんて、苦手な日本人が多いですが、こんなの、RとLが1単語内に出てくるだけです。超簡単!
最後に、日本人は、文字で見た時も、つづる時もLとRの区別を間違えます。
例えばflesh(肉)を見て、fresh(新鮮)だと思ったり。
download や log inを、 downroad、rog inとつづったり。
これは、単に発音の問題ではなく、意識の問題です。普段からLとRは別物だという意識をもつことが大事です。
頑張って下さい!!
No.7
- 回答日時:
日本人には「L」が難しいですね。
私が外人の英会話教師から受けた訓練をご参考までに:
1.口を横に開く(笑い顔のように)
2.舌の先を上の前歯の根元に軽くつける
3.その舌の両脇から「い~」と長くだらしない音をだす。(これが「li」の音)
(舌の両脇から音を出すために口を横に開く必要があるわけです)
4.「レモン」と言う。ただし、「レ」は破裂音ではなく「エモン」に近い感じで。
5.Loveと言う。「ラ」は破裂音ではなく「アブ」に近い感じで。(横に広げた「l」の唇から下唇に前歯を当てた「v」の唇へ、唇の運動の訓練が要る)
この動作(唇の運動と音)を大げさにしばらく訓練する(人のいないところで)
No.6
- 回答日時:
1)日本人の英語の発音については諸説あり、たぶん2つに分けられるだろうと思います。
ア)あまり英語に真剣でない場合 → 日本人発音でかまわない
イ)英語に非常に真剣な場合 → 発音は大いに頑張るべき
2)私は、たぶん多くの人と同様、この中間に位置すると思います。なので、発音もそこそこ通じるくらいならそれを以てよしとしています。少し違うのは、まあそうは言っても、少しずつ良くなるにこしたことはないというので、思いついたときには練習していることです。
3)LとRは、60を超えてから少し上達したと思います。今は、parallel もある程度こなせます(スキーみたいですね)。
4)英語の発音は、日本語とは全部違っているといっても過言ではありません。いい教材を使って練習なされば、カンがよければ、私みたいなことにはならなくて済むと思います。
5)内海克泰『超低速メソッド 英語発音トレーニング』は最近買ったものですが、とてもうまく作られています。1つ1つの音について、コツをくわしく書いてあります。英語の発音の矯正にはお勧めします。私も幾つかの単語を、これまで間違って発音していたのを発見しました。
No.5
- 回答日時:
舌の使い方は他の方が正しく説明されておられますので、もう一点。
意外と腹筋を使います。PやTやFの発音もそうなのですが、ある程度の勢いで息を吐き出さなければ正しい発音はできないと思います。コツは、まずたくさん息を吸い込むこと。そして発声するときにおへそを凹ますように、あるいはロウソクの火を吹き消すように、瞬間的に勢い良く息を吐き出します。
RとLの発音の違いをうまくやるとかやらないの前に、これが出来ないと全然会話にならないので練習される価値は大きいと思います。
No.4
- 回答日時:
そんな些末にこだわる時間は、もっと役立つことを覚えたほうがいいです。
正しいけど些末なことって、いっぱいあります。ありすぎます。単語の発音テストならいざしらず、単語は前後の単語とともに文を作ります。文は他の文とともに文章、つまり文脈を作ります。単語は文脈の中に置かれて、初めて明確な意味を持ちます。
たとえLとRの発音が逆になっても、それは文脈に勝てません。状況にも勝てません。レストランでliceと言っても「米飯」でなく「シラミ」と受け取る人はいません。
カタカナ発音で大いにいいのです。ラリルレロでOKです。些細なことを気にして喋らないなら、逆にLとRを使い分けるようにはなれません。
それでも、悪意でからかわれたら、「何を古臭い受験英語にこだわっているの?」「それって30年前の英会話学校のCMだね」とか返事して、後は無視して忘れてしまいましょう。からかったのが日本人英語オタクなら、気にせず喋る人は数か月後には、そいつより上達してます。もちろん、LとRを含めて。
そして、LとRの使い分け練習は難しくないですよ。Rは口の中で舌先がどこにも触れてないだけ。Lは口内の上に舌を押し付けているだけ(舌の筋トレと言われることがありますが、思いきり強く)。英会話していて、思い出したときに試していれば、じきに癖になります。
すぐに正確に使い分けしようとすると難しく感じることもありますが、「まあ、そのうち慣れるだろう」と気楽に思っていれば、本当にそのうち慣れて、使い分けないほうが難しくなります。
自転車に乗れるようになるようなものです。できるようになると、どうしてできなかったかが思い出せない感じですよ。
気が付いたら、LとRを使い分けている。そのとき、入門の時からかわれた諸々のことも、ほとんどが自然にできるようになっていることに気が付くはずです。
それでも最後に念押しすると、LとRの使い分けなんて、仮に、たとえ、万が一、一生できなかったとしても、何も問題ありません。些細な間違いを恐れて喋らないほうが、後悔の塊となってしまいます。
No.2
- 回答日時:
長年使ってきた日本語発音にRはないので、難しいのは当然です。
バカにするようなアメリカ人がいれば、無視です。
一番手っ取り早いのは、アメリカ人の友人を作ってマンツーマンレッスンでしょうか。
Lは比較的簡単だと思いますが、舌が慣れていないRをひたすら練習しましょう。
私も完璧ではありませんが・・・Rは口をすぼめる感じで、舌をどこにもつけずに発音します。
【Larry】と【Rally】なんかは難しいですが、練習にはいいかもしれません。
※二つの意味は全く関係ないです
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