激凹みから立ち直る方法

お世話になります。

一昔前は、JCBやVISAなどがクレジット会社という状況だったと
思うのですが、最近では、大手家電量販店やショッピングセンター、
ネット通販会社などが、カードを扱っており、クレジットの仕組みが
良く解りません。

例えば、イオンカードであれば、VISAのマークがついて
いますが、イオンクレジットとの関係が解りません。買い物をすると
VISA、イオンクレジットのどちらに収益がいくものでしょうか?
同様に、ヤマダ電機のクレジットには、セゾンとMasterのマークが
ついていますが、どちらのクレジット会社に収益がいくものでしょうか?

また、そもそも、買い物をする際に、「クレジットが使える」というのは
手元のカードに記載がある会社と、店舗で「クレジット可」と記載のある
会社が一致すれば使用可能、ということでしょうか?

某雑誌でクレジット会社の特集が組まれておりましたが、根本が
解っていなくて、もやもや感があります。お恥ずかしい質問ですが
ご教示くださいますよう、お願いいたします。

A 回答 (6件)

VISAやMasterなどの国際ブランド会社は、みずからはカード発行を行わず、世界各国の国内カード会社にそのマークの付いたカードを発行する権利や、マークの付いたカードを取り扱う加盟店契約をする権利を与えています。

そして、複数のクレジット会社間での決済を国際ブランド会社が取りまとめることにより、世界中でクレジットカードが通用するようにしているのです。
イオンクレジット加盟店でイオンカードが使われた場合は、収益は全額イオンクレジットのものになります。しかしイオンと契約のない加盟店たとえばクレディセゾン加盟店で使われた場合は、収益がクレディセゾン、イオンクレ、国際ブランドで分け合うことになるわけです。
JCBやアメリカンエキスプレスなどは、国際ブランドであるとともに、みずからクレジットカードも発行しています。JCB本体が発行したカードをイオン加盟店で使った場合、収益を分け合うのはJCBとイオン2者です。

国際ブランド会社との契約には一定の基準があり、どこでも契約させてくれるわけではありません。後発のカード会社がVISA付きのカードを発行したい場合、既存のVISA加盟社と提携してそのカードを発行する場合があります。たとえばJR東は自社発行のビューカードがありますが、直接VISAと契約していませんので、三菱UFJニコスとの提携でVISAマーク付きのカードを発行しています。
一方クレジット会社が、小売業やサービス業の会社と業務提携して発行する「提携カード」は、発行するのはあくまでそのクレジット会社です。クレジット機能付きポイントカードなどがこれにあたります。ヤマダLABIカードもそうで、このカードを申し込むときはクレディセゾンに申込み、カードの発行はクレディセゾンがします。

>手元のカードに記載がある会社と、店舗で「クレジット可」と記載のある会社が一致すれば使用可能
原則としてその通りです。お店にセゾン、VISA,、Masterのステッカーが貼ってあれば、そのいずれかのマークのあるカードが使えるわけです。

ちなみに、VISAカードはかつて住友銀行系が独占発行していた時代があり、いまでもVISAマーク付きのカードは三井住友カードと関係があるように思っている人がいますがそうではありません。
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この回答へのお礼

とても解りやすい解説をいただき、大変感謝しております。

皆さまからの御回答で、かなり、もやもや感が晴れました。

JR東日本のviewカードは、三菱UFJニコスとの提携でVISA
が使えるようになっていたとは知りませんでした。
また、VISAはCMの影響(と私の無知)から、三井住友の
ブランドだと思っていました。

改めて、ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/08 19:32

#4です。

 前回の回答の一字を訂正します。

×・・・定で
○・・・体で

×・・・クレジットカードは登録制でありノウハウも必要なので、門外の会社が取り扱うことは、まずありません。 それらの場合は、カード発行会社と提携した「クレジット機能付き会員カード」とか「クレジット機能付きポイントカード」の【定】で発行されているはずです。

○・・・クレジットカードは登録制でありノウハウも必要なので、門外の会社が取り扱うことは、まずありません。 それらの場合は、カード発行会社と提携した「クレジット機能付き会員カード」とか「クレジット機能付きポイントカード」の【体】で発行されているはずです。
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この回答へのお礼

ご丁寧に訂正の連絡、ありがとうございます。

お礼日時:2012/10/08 19:21

お店のレジ周りに、クレジットブランド・ステッカーが貼ってあるのはご存知のはず。

 セゾン、ニコス、ライフ、イオン、楽天などなど、これらがカード発行会社です。

基本的に、カード発行会社が開拓した加盟店にて、そのカード会社のカードが使えます。 逆を言えば、開拓できていない非加盟店では、そのカード会社のカードは使えない不便が出てきます。 国内すべてのお店を加盟店にするのは難しく、海外のお店なら尚更に無理です・・・。

その不便を少なくするためにカード会社は、国際的なクレジット決済システムを持つ会社と提携し、そのシステムを借りることによって、そのカード会社のカードは国内外で使えるカードになります。 この国際的な会社を「国際ブランド」と言い、VISAやMasterCardやJCBやAMEXなどがそうです。


前述したように、イオンクレジットはカード発行会社ですが、提携する国際ブランドはVISA・Master・JCBで、それぞれのクレジット機能を搭載した「イオンカード(VISA)」や「イオンカード(Master)」や「イオンカード(JCB)」を発行しています。

つまりイオンカード(VISA)は、イオン加盟店で使えるクレジット機能だけでなく、国内外のVISA加盟店でも使えるクレジット機能を併せ持っているということになります。 イオンカード(Master)やイオンカード(JCB)も同様に、使える加盟店を補足するようにクレジット機能が付帯しています。


例えば、セゾンカードの場合、提携するのはVISA・Master・JCB・AMEXです。 最近は「セゾンカード(AMEX)」を推しているようですが、それを初心者はAMEXのプロパーカードと勘違いしている人もいます。(前述したように、国際ブランドは自社システムを提供・開放しているに過ぎません)


>最近では、大手家電量販店やショッピングセンターやネット通販会社などがカードを扱っており

クレジットカードは登録制でありノウハウも必要なので、門外の会社が取り扱うことは、まずありません。 それらの場合は、カード発行会社と提携した「クレジット機能付き会員カード」とか「クレジット機能付きポイントカード」の定で発行されているはずです。


>イオンとVISAの関係、買い物をするとイオンとVISAのどちらに収益がいく?
>ヤマダ電機のクレジットで、セゾンとMasterのどちらに収益が?

カード発行会社と国際ブランドの関係は上記の通り。 一般販売店とカード発行会社の関係も上記の通り。

基本的に、カード発行会社は国際ブランドにライセンス料を支払って、そのシステムを利用しています。 なので、クレジット決済による利益はカード発行会社に。


>「クレジットが使える」というのは、手元カードのブランドと、店舗側の「クレジット可」記載ブランドが一致すれば使用可能?

これも前述した通りです。 イオンカード(VISA)を持ち、お店がイオン非加盟でも、VISA加盟店なら、VISAクレジット機能にて決済ができます。 その売上・請求データは、VISA経由でイオンに送られ、イオンから請求・引落が掛かります。


ちなみに海外の場合は、国内のカード発行会社が加盟店開拓するのは難しいのは容易に想像することができると思います。 なので、そのために「国際ブランド」の機能が必要なわけです。 アメリカの片田舎に行けば、『イオン?セゾン?何にそれ?』という事態になるわけで、そうすると「VISA」や「AMEX」が搭載されているのが役に立つわけです。

よく聞く話ですが。 「JCB」は日本のカード発行会社ですが、国際ブランドとしても他社にシステムを提供しています。 ただし、日本の会社なんで、海外の有名な都市部や観光地では加盟店が有っても、そこから離れると使えない状況になるようです。

そのため、初めてカードを作る人で、海外旅行に行く可能性が有るならば、「VISA付き」のカードを取得することを勧めるのがセオリーです。
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この回答へのお礼

大変解り易く解説いただき、ありがとうございます。

家電量販店のカードは、あくまでも会員カードであり
クレジットは別機能だったんですね。

海外にも仕事で行く機会がありますので、現在所有
しているカードにVISAが付いていて安心しました。

クレジット=信用、と訳されますが、国際ブランドが
まさに信用で成り立っているとは、大変勉強になりました。

改めて御礼申し上げます。

お礼日時:2012/10/08 19:20

クレジットカードのビジネスには3つの登場人物がいます。


それは、イシュアーとアクワイアラーそれにブランドです。

イシュアーはカード発行会社、アクワイアラーは加盟店管理をしている会社、ブランドはVISA、MASTER、JCBなどの国際ブランドです。

この3社については、以下のページを見るとわかりやすいと思います。
http://www.jga28.com/struct.html

イオンクレジットのVISAカードの場合、イシュアーはイオンクレジット(ただし、2013年4月からイオン銀行がイシュアーに変わります)、ブランドはVISA、アクワイアラーはVISAのアクワイアラーとなり得るのが何社かある(三井住友VISAとか三菱UFJニコスとか)のでそのいずれかになります。

この3者間の収益については、上記のページを参照してください。

また、ヤマダLABIカードの場合は、イシュアーはクレディセゾンでヤマダ電機にクレジットの収益はありません。
これは、クレディセゾンの発行しているヤマダ電機との提携カードだからで、ヤマダ電機に収益はありませんが、顧客の囲い込みやクレディセゾンからカードでの購買履歴等を提供して貰う事により販売促進につなげるというメリットがあります。
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございます。

参照ページを興味深く拝見いたしました。
「アクワイアラ」がなかなかイメージしにくいのですが…。

ヤマダLABIカード、と名付けられているものの、
ヤマダ電機はクレジット収益のスキームには関与して
いないのですね。ややこしや~。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/08 19:11

貴方のケースでいえば、基本はイオンカードとご契約しておられるのですが、イオンがVISAと提携・加盟していることで、そのカードはイオン各店のみならず、VISAの全加盟店で使用可能となります。


収益分配について言えば、イオンはその収益の一部を、加盟料・ライセンス料等の名目で、VISAに支払っています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

自分で使用しているカードの収益の分配が
提携・加盟しているカード会社に行くのだろう、と
予想はしていましたが、クリアになりました。

御礼申し上げます。

お礼日時:2012/10/08 19:02

イオンカードは、クレジットカード会社の名前


VISAは、国際ブランドとなります。 イオンカードだけだと、イオンカード取扱店しか出来ないことになりますが、国際ブランドがあると、その国際ブランドカードの取り扱える店舗だと全世界で利用することが可能になります。(Master Cardは一部例外もあるらしいです)

 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

使用するカードが国際ブランドに対応していると
便利なのですね。

Masterカードの例外については、調べてみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/08 18:59

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