あなたは何にトキメキますか?

よろしくお願いします。
キャリアについて聞きたいのでこのカテで質問します。
北嶋一郎氏の『いきぞこない』を読みました。
著者は英語もできるし、I社で結果も出しているし、いったい何がいけなかったのでしょうか?
I社を辞めた後、マイクロソフトやIN社、アップル社から内定をもらえるほど優秀で(その時40近くでしょうか?)、自分の判断でIN社を選んだのが転落のきっかけだったのではないかと思うのです。

でもこれって誰にでも起こりえますよね?判断ミスはあるし、熟慮の末の決断が招く悲惨な結果というのはあると思います。内定取り消しをするような企業を選んでしまったりとか、結婚相手だったりとか。。。

優秀な(と私には思えるのですが)著者が立ったひとつの判断ミスで自殺未遂を起こすまでになる。それが私には恐ろしいです。
結果も出し政治力も長けていれば、いくらでも転職できたかと思うのですが、日本の転職市場ではやはり年を取ると厳しいのでしょうか。
凡人である私が、今後社会人生活を続けていくにあたって、何を大切にすればいいか全くわからなくなりました。(人が大切と書いてありましたがそれはスキルも結果もある人がいう言葉かと。)

結果をきちんと残して年収も高く、女にももてまくった人間的魅力がある著者ですら悲惨な体験(リストラ、長い失業等)をしている。

まだ結果も残せず、高い専門性を持っていない自分が、たとえ会社内で何かしらの評価をされてもそれが市場でニーズがあるスキルとマッチしなければ何もならないではないか、と思うのです。
また、社内で生き残るような政治力も著者のように持ち合わせてはおらず(評価されたい部長の秘書と仲良くなるなど)、いったい自分はどうすればいいんだと悩みました。I社で結果を出した人間なんてどのIT系の企業でもほしがるのではないかと思うのです。それでも就職先が見つからない。(3社転職先出ていますがその後出てこない)

結局頑張るしかないのですが、どの方向で、いったい何をすれば自分を守ることができるのかと思うのです。(リストラされても職がみつけられる、など)

優秀な著者でもてるからこそ人間が大切といって締めくくることができるのかもしれませんが、
友達がいくら多くても凡人であれば何も声をかけてもらえないのではないかと思うのです。

北嶋氏の浪費癖とかは除いても、会社でのキャリアの作り方とかは今も通用すると思うのですが、結局それが否定されてしまえば、自分はどうすればいいのかと思うのです。

私が元いた会社(I社と非常に仲が良かった)もリストラの嵐です。
あのまま会社にいても自分には何もスキルを身に着けられなかっただろうと思いますが、
じゃあ転職してスキルを身に着けたかというとそうでもなく、中途半端なものばかりです。

北嶋氏のケースは一つの事例ですが、私は北嶋氏のレベルになれることもないまま、
どうすれば自分を経済的に守ることができるのかと非常に悩みました。

皆さんはどのように考えているのでしょうか?
アドバイス等ください。

A 回答 (2件)

>そもそも30過ぎてからで間にあにあにあうのか



私のとった難関資格と言うのは税理士で、その勉強を始めたのは37歳でした。
その途中の38歳で転職がありましたが、このときは日商1級と簿記論と財務諸評論は合格していました。
結果的に5年間を要して42歳で合格し、その後は定年まで勤務した会社の申告や税務調査に従事しました。
と言うことで30代でも十分間に合います。ただし開業は無理でしょう。
もっともその後で情報部門のマネージャーの辞令をもらい、部下の言うことが理解できないといけないと言うことで情報処理技術者の試験に挑戦しました。
これは45歳で一種情報処理に合格出来ました。その間勉強は殆ど通勤電車の中でした。
やりようによってはどうにでもなると言うのが私の意見です。
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この回答へのお礼

たびたびの回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/12 22:41

>転職してスキルを身に着けたかというとそうでもなく、中途半端なものばかりです。



と思うのであればなぜ中途半端出ないスキルを身につけようとしなかったのかと言うことが疑問です。
結局ある程度の大きな組織にいる人は、その組織は何時までもこのまま続くと思っているからではないでしょうか。

それが結果的にこれまでそうならなかったので、いざそうなると後でまずかったということではないかと思います。
実は私も高度成長期に業績の良い会社に入社しました。
ところが直後のオイルショックでその会社は壊滅的な打撃を受け、つぶれる寸前まで行きました。
その後私は中小企業への転職ということになりましたが、その当時ある専門職をしていたので、これを武器に何とか他社に行くことができました。
でもこの経験があったので次の会社でもかなり努力をしてさる難関試験も合格し、会社でもマネージャーとして働くことができました。
その後いろいろなことがあってまた50代で転職ということになりましたが、そのときはこの資格が役に立ちました。
当時は大手企業でもリストラが真っ盛りの時代になっており、中高年の悲劇がいつも話題になっていました。
私はそれよりもかなりかなり早くそういう経験をしていたので、何とか自分で生き残ると言うことが常に頭にあり、何とか失業もせずに定年まで働くことができました。
定年後も別会社で現役を続けています。
こういう体験をしたので、40代50代までそういう心配をしたことがない人が現実にそうなるとこれは大変だろうということは良くわかります。

でも普通会社の寿命は30年と言われます。
多くの人はその間に一度くらい危機が来ます。その時にどうするかはある程度は考えておいたほうが良いいと思います。
そしてそれはひとつの会社に頼らず自分の力で生き残るにはどうしたらよいかということだろうと思います。
それには何か一つこれは誰にも負けないという仕事上の特技を持つことだと思います。それがあれば真っ先にリストラの対象にされる危険性も少なくなりますし、他社への転職も容易になります。
これはどの時代でもどの国でも似たり寄ったりではないでしょうか。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。

誰にも負けない分野、自分に作れるかどうか、また、そもそも自分はどんなことに一番興味があるのかすらわかりません。

会計の勉強もしましたが、税理士や会計士にかてるかといえばそうでもない。
英語や中国語もビジネスレベルではあるがネイティブや帰国子女レベルでもない
ITに関しても資格は持っているけどすでに現場を離れている

興味の赴くままに、変わる部署ごとに必要となるスキルを身に着けてきた結果がこれです。
自分では”積み上げている”と思ったのに、今思うと、積みあがっているわけでもないことに気が付きました。
じゃあ、自分は今後どうすればいいのか、というところがわかりません。

どこかこれから市場が熱い国に詳しくなるのか、
会計やITといったスキルをマスターするのか
そもそも30過ぎてからで間にあにあにあうのか
大学卒業以来、遊んで怠けていたという意識は全くないのに
どうしてこんな風になってしまったのか、

とかいろいろ考えてます。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/08 16:46

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