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論理回路の負論理がなかなか理解できません。
「H」なら 「0」
「L] なら 「1」
ということは分かるんですけど。

論理回路の「Not」の記号は出力部分に丸がありますよね?
これは負論理を表すのですか?
例えば、私の考えはこうです。
この「Not」に「H」を入力すると、出力は「L」になります。
入力は正論理だから「H」は「1」を表します。
出力は負論理だから「L」は「1」を表します。
入力が「1」で出力が「1」??
となってしまうわけです。
「NAND」や「NOR」も同様です。

そもそも実際の回路上で負論理と正論理がどのように使われるのかあやふやな感じです。
実際の回路は「H」と「L」の世界なわけで、そこに「0」や「1」が何時出てくるのかなと...

長文でごめんなさい。
どなたか私の疑問を解消してください。

A 回答 (5件)

ひとつの論理回路で、正論理と負論理が混在しては 混乱します。


まず どちらかに決定して、論理を考えていくものです。
(正・負の考え方は、論理基準をどう決定するかです)

Notを処理しても負論理にはなりません。
正論理で、入力と出力が反転します。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

Notの処理に関してですが、私の手元の書籍では、以下のようになっています。
「MIL記号で使用する「○」は、
・NOT回路を表す場合
・NOT機能を表す場合
・負論理を表す場合
の3通りの意味があります。」

3番目の「・負論理を表す場合」でひっかかっています。

補足日時:2004/03/01 22:12
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>論理回路の「Not」の記号は出力部分に丸がありますよね?


>これは負論理を表すのですか?

この白抜き小丸は、負論理でも正論理でもNot回路を表します。
したがって、この記号は負論理とか正論理とかを表すための記号ではありません。
この小丸は、出力側だけでなく、入力側にも使用します。
そもそも負論理とか正論理とかを表す記号はなかったと思います(自信なし)。

ちなみに、論理回路を表す表記方法はいくつかありますが、
ご質問のものは米軍規格のMIL記法です。
MIL記法は簡潔で覚えやすいので他の表記方法は影が薄いです。

負論理、正論理は、ひとつひとつの論理回路に対して使用する概念ではなくて、
個々の論理回路を組み合わせた論理回路全体にたいして意味を持つ考えです。
たとえば、アルファベットだけで綴られた本を読む場合、まず、言語を
英語、ドイツ語、ローマ字日本語、ラテン語等のいずれか一つに決定しなければ、
本の中の単語の意味がわかりません。
これが、論理回路を実現する場合に正論理か負論理かを決めることに相当します。
また一旦読むための言語を決定したら、通常、文中の単語ごとに言語を変えることはしません。
ところが、kukumumuさんは論理回路を読むときに、アルファベットだけで綴られた本を
出てくる単語ごとに言語を変えて読むようにしていたことになります。
これでは本も論理回路も読めません。

>そもそも実際の回路上で負論理と正論理がどのように使われるのかあやふやな感じです。
>実際の回路は「H」と「L」の世界なわけで、そこに「0」や「1」が何時出てくるのかなと...

実際に論理回路を集積回路で実現する場合、
nチャンネル型MOSトランジスタで実現する場合に正論理、
pチャンネル型MOSトランジスタで実現する場合に負論理になります。
電圧「H」と「L」の世界が、n型とp型とではまったく逆動作となりますので。

これといったメリットがないので、
正論理と負論理とを混在させて集積回路等を実現することはまず無いと思います。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
おっしゃっていることはよく分かります。
しかし、手元の本の中で以下の文章がどうも理解できません。
「NAND回路は入力と出力では正論理/負論理が反転します。」

補足日時:2004/03/01 22:08
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「H」なら 「0」


「L] なら 「1」なら負論理です。
「H」なら 「1」
「L] なら 「0」なら正論理です。
notは入力を反転して出力にだすものですから
正論理でも負論理でもどちらでも使います。
もちろん、notを使って、正論理、負論理の
変換をする事もあります。
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#2です、


もう解決済みかもしれませんが、再度回答します。

>しかし、手元の本の中で以下の文章がどうも理解できません。
>「NAND回路は入力と出力では正論理/負論理が反転します。」

上は私もさっぱり理解できません。
理解しようとすれば理性が狂ってしまいそうです。
読まれている、その本は確かで定評のあるものでしょうか?
---
2入力NAND回路の定義は、C≡Not(A And B)です。
したがって、2つの入力をA,B、出力をCとした場合、
F、Tをそれぞれ、偽、真とすると真理値表が下記となるものです。
この定義には正論理、負論理という言葉はまったく無縁です。

A---F,F,T,T
B---F,T,F,T
-----------
C---T,T,T,F

上で真・偽をT・Fでなく、1・0で表すと、
And/Or演算に数学の乗算/加算がそのまま流用できて便利なので
T・Fでなく、1・0での真偽表現がよく用いられます。
ただし、数字1・0の真・偽への流用は便利な反面、
T・Fには無かった概念である大小関係も
勝手に含めてしまい、混乱しがちです。

上の{真,1,T}と{偽,0,F}をそれぞれ電圧で対応させて
論理回路を電子回路で実現する場合に、電圧の対応のさせ方が
2種類可能で、いずれでも正しく論理回路を実現できます。

すはなち、{真,1,T}に対応する電圧が{偽,0,F}に対応する電圧より高い場合と、
{真,1,T}に対応する電圧が{偽,0,F}に対応する電圧より低い場合とです。

電子回路で論理回路を実現するとき、
上記2種類の対応のいずれを使用したかを言及するのに便利なように、
前者を選択したものを正論理(Positive Logic)、
後者を選択したものを負論理(Negative Logic)と呼ぶようにしただけの話です。

いいHPがありましたので付けました。

参考URL:http://www.atmarkit.co.jp/icd/root/83/692956383. …

この回答への補足

回答ありがとうございます。
ずいぶんと御無沙汰しましたが、いまだに理解できません。

参考にした文章は「VHDLによるディジタル回路入門」(技術評論者)P.94です。

一般的に、正論理・負論理は 素子がアクティブになった時に、電圧が「High」か「Low」かで使い分けている気がするんですが、間違っていますか?

補足日時:2004/05/24 21:12
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電圧が高い方がHで低い方がLですね。


1と0は論理の「真」と「偽」ですから、
 正論理の場合は、Hなら1でLなら0
 負論理の場合は、Hなら0でHなら1
ということです。

例えば、RESETという信号を持っているICがあるとしましょう。
リセットの状態が論理的に真(1)です。
この信号がHの時にICがリセット状態になるのならこの信号は正論理の信号です。
逆にLの時にICがリセットされればこの信号は負論理の信号です。
回路図でICのこのピンの信号は負論理ですよ~と明示したいときに○がついてます。

普通に回路を見るときは正論理・負論理を気にすることはないと思います。すべて正論理で考えて○=NOTでもあまり不都合はないのでは?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
はっきりと分かりました。

お礼日時:2004/09/25 23:28

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