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先日父が肺がんで亡くなりました。


自分はその日教習に通っていて、終わった後に姉二人に迎えに来てもらい
病院に向かいました。

父は約2年前に肺がんに侵され余命半年と宣告され入院したのですが、
放射線治療や抗がん剤治療に耐えながらもがんを克服しました。

その後も数回入退院を繰り返していたのですが、元々精神も強く、負けないで耐えてきて
つらい治療も乗り越えてきていました。


今年に入ってからも一度治療し回復もしていたし、8月に行われた人間ドッグの結果を見ても
異常はなく安心していたのですが、
9月ごろから咳がひどくなってきて、呼吸も苦しそうにしていたので
母親も自分も心配していたのですが、本人いわく「放射線治療の副作用での肺臓炎だと思うから
これはしょうがないことだよ」といっていたので、自分たちも納得してしまったのですが、
11月に行われた人間ドッグで、まず肺の周りに約2リットルの水が溜まっているのと、
両方の肺の入り口付近に、気管支を塞ぐようにリンパが腫れているのが見つかりました。
そして、先週から入院し、水を抜けば呼吸の苦しいのが和らぐでしょうと言われたので
注射で水を抜く治療を開始したのですが、本人は全く変わらないと言っていて、
医者から提案をされたのが、モルヒネでした。

リンパの治療を行うのが1週間後になってしまうので、それまでモルヒネを打って
苦しさを和らげましょうと言っていたのですが、数日続けても全然変わらなかったらしく、
自分が姉に迎えにきてもらい、病院に着く少し前に、モルヒネの量を多くしてほしいと
本人が頼んだらしく、さらになめるタイプのと筋肉注射で精神安定剤を打ったらしいのです。

自分が病院に着いた時には、意識はもうろうとしており、瞬きもせず、
ただ呼吸をするだけで精一杯のじょうたいでした。

元々父につきっきりで病院にいた母に聞くと、薬を打ったから少し眠くなっちゃったのかな、
とか言っていたのですが、次第に呼吸が浅くなっていくのがわかり急いで看護婦さんを呼び
みんなで声を出しながら応援していたのですが、そのまま息を引き取りました。


元々余命半年だった父がその宣告を受けてから約2年以上も生きてくれていたので
なくなったのはもうしょうがないと思っています。

しかし父が息を引き取る直前に看護婦さんが苦しそうにしている父を見て
「この状態だと、薬の効力で本人には苦しさは感じていないです。
しかし、耳は聞こえるので声をかけてやってください。」
といっていたのですが、モルヒネの効力を強くしたり、精神安定剤を打つと
本人は苦しさはほんとに感じていないのでしょうか?

自分の望みとしては、あんなにも苦しい生活を送ってきた父には、薬の力を借りてでも
最後くらい痛みや苦しみを感じないまま逝ってほしい、自分が病院に着いて
すぐそばにいたことを気づいていなくても、父が楽になってくれたらそれでいいと
思っています。

だれか詳しい人、お願いします。

あと、もしモルヒネの量を増やしたり、精神安定剤を打たなかったら父はもっと
いきられたのでしょうか?
亡くなってしまった原因が、直接でなくても、薬が父の死を早めてしまったということは
なかったのでしょうか?

どなたか詳しい方、お願いします。

A 回答 (2件)

お父様に追悼の意を表します。



苦しそうな呼吸ですが、おそらく死前呼吸と思います。
人間は死ぬ前に、あえぎの呼吸や下顎での呼吸(これをすると口をパクパクさせて陸に上がった魚のように例えられます)、死前喘鳴(ゴロゴロやゼイゼイと鳴る呼吸です)などをします。
これを見たご家族は、苦しがっているのに何もしてもらえなかったという感情を持たれますが、この状態からの生還はまずありません。
この時、患者さんはうとうとした睡眠に近い状態となり、眠気を我慢しているようだと訴える方もいます。また、身体の感覚が徐々になくなってゆくと言う方もいますが、モルヒネが適切であれば痛みを訴える方はほとんどいません。

リンパ管は本来は0.2ミリ~0.5ミリ以下、リンパ節であっても3ミリ~5ミリ程度のものです。それが少しでも腫れると、周囲の炎症や神経に触るなどして痛みが出ます。
お父様は痛みを強く訴える事が無かったのと、首をかきむしったり、胸を叩いたり、身体を大きくねじらせたり反らしたりの行動が無かった事から、モルヒネの量が適切であると判断できると思います。

モルヒネの他、痛みを止める医療麻薬にはいくつか類があります。しかし注射(点滴)等でのモルヒネ投与や増量をお父様のご意思でお決めになられたのでしょう。お父様の命をもってしての努力で余命以上の命があったのですから、お父様のその決断と頑張りは最良であったと思います。
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この回答へのお礼

遅れてすみません

貴重なご意見ありがとうございます。

父が痛みを感じていないとゆうことが本当なのであれば
少し安心しました


父の中で眠くなるように逝ってくれたのなら本望です。

今は天国で見守ってくれていると思います。

自分はまだ高校3年生で来年から大学に通う予定です。
すでに進路は決まっているのですが、大学に行ってから勉強して
父の職でもあった消防士を目指そうと思っております。

来年定年を迎えようとしていた父に代わって一生懸命働く姿を天国の父にみせ
父が安心できるようにしたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/12 12:38

モルヒネ、精神安定剤を使っていて、お父様が苦しんでいなければ、ウトウトした状態で苦しみや痛みはほとんど感じなかったと思います。

がんの終末期の疼痛にモルヒネ、精神安定剤を使うのは緩和ケアとして今では一般的でそのことによって命を縮めることは、モルヒネの量さえ極端でなければ考えにくいです。モルヒネの量も適切にコントロールしているはずですし、多分パッチ式のモルヒネだろうと思います。最近は少々の延命より緩和ケアでの患者のQOL向上に焦点を当てて治療する傾向にあります。
モルヒネの量を増やしたり、精神安定剤を打たなくとも、寿命は変わらなかったと考えますし、適切な、急激でないモルヒネ投与では寿命に影響する根拠は考えられません。
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