取引先にテレビ購入代金を会社に請求してと言われて

広告制作会社を経営している者です。

家電メーカーのパンフレットを制作するのに
記事としてテレビを購入するストーリーを
入れることとなりました。

直接の取引先となる広告代理店の担当者から
その担当者がテレビを実際に購入するので
その時にカードで支払ってほしいといわれました。
(取材に実際の購入場面が必要だし、自分もテレビが欲しいからと)
カード残高が足りないので購入できないと断ると
では、自分(その担当者)がカードで支払うので
カードの引き落としのかかる前に、
その担当者の個人口座に代金を振り込んでと言われました。
そして、テレビの金額を上乗せした制作金額を
その代理店に請求するように言われました。
代理店の営業担当者も知っていることなので
問題ないと言われたのですが、何か釈然としません。

これは法にふれたりしないのでしょうか。
おわかりになる方お教えください。
よろしくお願いいたします。

No.3 回答者： kageroho 回答日時： 2012/12/21 11:02

No2です。

これは、代理店担当者にとっても、サラリーマン人生を棒に振る重大事です。今や大画面液晶でも安くなってますから、退職金を棒に振ることを考えれば、どちらを選ぶかは選択の余地がありません。
とにかく、よく説明して断念してもらうよう説得すべきです。それでも納得してくれない場合は、営業担当者や責任者（それぞれの上司）に直接話をするという順番ですね。
なお、撮影に使用したテレビということでしたら、そのテレビは、お金を出した得意先に所有権があります。
営業担当と、テレビをどちらに納品するか相談しましょう。
「預っといて」と言われるケースが非常に多く、代理店もプロダクションも困ってしまうのですが、そこはしがない代理店…、受け入れざるを得ませんが、その場合「もったいないから事務所で使おう」という考えは禁物です。それこそ御社が横領を疑われます。決してアンテナにつながず電源を入れず、箱に入れて保管しておきましょう。

No.2 回答者： kageroho 回答日時： 2012/12/20 16:25

お話しを伺う限り、明らかに先方の「横領」に当たります。

昔の業界ならいざ知らず、今はどこの広告会社もコンプライアンスを重視していますから、発覚した場合、その広告会社社員は社内で懲戒処分を受け、場合によっては刑事告発の対象となります。一方、それに加担した御社は、同罪として告発されないまでも、その広告会社から取引停止、いわゆる出入り禁止となります。
更に、それが広告主に発覚して、その代理店が広告主からペナルティを請求された場合、損害賠償の対象にもなり得ます。
貴社がその広告会社社員と心中するつもりが無いのでしたら、きっぱりと断り、そのテレビを引き取って貴社社内に、つながない状態で保管しておくことをお勧めします。
「営業担当者も知っている」と言うのでしたら、その人も同罪ですが、念の為に直接確認すべきですし、担当者と営業担当者、それぞれの上司にも確認すべきです。
また、確信はありませんが、場合によってはそのテレビ代が、貴社から代理店担当者への贈答と解釈され、税務当局から交際費として指摘される可能性もあります。

この回答へのお礼

丁寧で専門的な回答ありがとうございます。

「横領」になるのですね。

この代理店のコンプライアンスセミナーも受けたことが
あるのですが、社員がこれでは。。。

話を聞いたときはわからなかったが
人から指摘されたとか言って、
きっぱり断るようにしたいと思います。

仕事が少ない昨今で、つい、言うことを聞いちゃいがちなのですが
法に触れることは避けなければなりませんね。

こちらに相談できて本当によかったと思います。

ありがとうございました。

お礼日時：2012/12/20 17:09

No.1 回答者： one_and_only 回答日時： 2012/12/20 15:51

＞代理店の営業担当者も知っていることなので

↑コレ、直接確認した方がいいような気がしますよ。

要は「会社の経費で個人用のテレビを買う」ってことで、
質問者さんにその行為の片棒を担がせようとしてるワケですし。

＞取材に実際の購入場面が必要だし、自分もテレビが欲しいからと
購入場面なんて店頭で撮影できますからね、申請さえちゃんとすれば。

と言いつつ、広告業界だとフツーにまかり通ってるような気がしないでもないですけどね。こういう「悪習」が。

この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。

その営業担当の方とは接点がなく、
下手に聞いたりしたことがわかると
差し障りがあるのですが、
なんとか確認してみます。

本人も自覚がない感じなので困っています。
50代近い女性なのですが、
昔の慣習が抜けないのでしょうか。

やはり片棒担いではいけないですよね。
ご指摘ありがとうございました。

お礼日時：2012/12/20 17:03