プロが教えるわが家の防犯対策術!

今年で4年目の新米トレーダーです。経験の長い方にアドバイスいただければ幸いです。よろしくお願いします。

現在、金額は少なくとも確実に利益確定をしているので総体的にはプラスを保っています。 ただ上昇気流の中盤辺りではやく売り過ぎてしまい、手放した後さらに株価が上がるのを指をくわえてみていることが多くあります。 その背景には、過去に何度も「もう少しもう少し・・・」と粘っているうちにいきなり急落し、一気にプラスからマイナスに成り下がることを経験しているためで、要するに、上値抵抗線まで粘るのが怖い、恐怖心からのチキン売りなのです。

投資本の中には「まず上限を見極め、下がってきたら売れば良い」と書かれてあるものもありますが、その下がり方が余りに急激なときもあり、やはり怖いのです。 早く店じまいするので勝率は増えましたが、勝率の割に利益率はなかなか上がりません。


私は、買った銘柄は1日~2週間ほど保持するのが平均です。大体5日目に査定をし、値動きが鈍そうなら売却し、値が動くものはチャートをみながら考え、随時処分していきます。デイトレになることも時々あります。

ここで質問なのですが、私のように早く売りすぎて儲けが少なくなってしまったとき、皆さんはどう自分を納得させますか? 私は、損しなかっただけ感謝しろ!と自分に語って平常心を保とうとするのですが、臆病なくせに諦めが悪くて心が折れそうになります。 粘ったために地獄をみた経験を忘れたわけではないのですが・・。 

今後もこういうパターンは続出しそうなので、そのときの考え方について、皆さんのご意見を伺いたいと思いました。 よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

ま~、トータルで勝てているなら、それだけで立派だし、問題はないんだけど、2つの観点からアドバイスします。



(精神面)
質問の文章の中でも、結構感情的なフレーズが多いです。投資で成功する人は総じて投資に対して感情を排すると言われます。つまり、個々の取引について感情を持つということは、自分の戦略が定まっていないということです。取引ルールをシッカリ固めて、この時にポジションをとる、こうなったらポジションを閉じるというルールを確立する必要があります。その際に頭からシッポまでとる必要はないのです。今、あなたが勝てているのなら、それがあなたの勝利のルールの基本なのです。大切なのは、どうして勝てているかを論理的に分析し、手法として確立することです。相場は常に動いています。自分が参加していないときだって、もしポジションを持っていたら、、、もし、早く決済していたら、、、とか、もしを重ねても仕方ありません。早めに利益確定して結果的に損益がプラスになるなら、立派な戦略です。要はその戦略を是としてルール化し、それを守ることです。

(テクニカル面)
(1)あなたが利益確定した後、相場がどう動くかを統計的に分析する必要があります。統計的にその後相場がプラスの方向へ動くことが明確なら、やはりあなたの利益確定は早すぎるのだろうし、統計分析を行うとよりポジションを長く持っていると、結果、損になる可能性だって充分にあります。ヒトは利益を得る喜びよりも損をする恐怖の方が圧倒的に大きいことが実証されてます。得られるはずだった?利益を失った損失感が実態以上に残念感を煽っている可能性があります。まずは統計的な分析で定量的判断が必要です。
(2)あなたは相当にトレード実績があるので、今更な話しでしょうが、ある程度利益が出たら、ブレークイーブンに損切りラインを設定したり、トレーリングストップなどを行うのも有効でしょう。多分、最悪、損はしない、という状況さえ作り出せれば、ある程度果敢にチャレンジできるのではないでしょうか。

以上、簡単ですが。
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この回答へのお礼

ご回答、有難うございました。

精神面でも、テクニカル面でも、正に仰る通りです。 まだまだ修行が足りません。

私は、保持している銘柄の分足と日足チャートをリアルタイムで行ったり来たりし、出来高や市場全体の動きも同時に見ながら買い時・売り時を計ります。 つい先日も2銘柄、先走って売ってしまいました。 その理由は、お昼前に一時期横ばい気味になり、チャートが何度か山を作るのですが頂点が先伸びしない雰囲気を察したからです。その勘、大きく外れましたが(笑) 

こうした複数の同じ高さの山になったとき考えるのが、やがて突き抜けてグーンと上がる確率と、反対に力尽きてガターンと下がる確率。この場面で手堅く利益確定するのが私の基本ルールらしいのですが、ご相談したとおり、「まだ上がりそうだから粘るべきと思う気持は強いけど、いきなりの急降下が怖くて逃げている」その深層心理を自覚しながらの取引なので「これが私のルール」と自信をもてる段階まで達せません。なんというか…白旗を揚げる敗者になったように感じます。こういう感情が邪魔なんですね。

利益確定の後、たとえば去年の記録も反省材料として復習するのですが、利益確定が早過ぎたのが半分以上だと感じます。ここで思いついたのですが、今年のエクセルの記録表には、売った後も上昇し続け悔しかった取引にマークをつけておきます。こうすれば今年末には正確な割合が分かりますね。

去年の成績は純利益13%だったのですが、60戦51勝9敗。勝率が85%なのに、この利益率はかなり低いと感じました。労すれど利が少ないの典型です。私はストップ売りは下手なようで、過去に苦い損切り貧乏ばかりだったので、去年からは活用していません。この技術習得もこの先の課題です。

まだまだ新米で精神力に問題がありますが、今後もより誠実に精進し、いつかはSaitarさんの仰るような果敢にチャレンジできる体制に変えたいです。

有難うございました!

お礼日時:2013/01/19 19:53

 リスク/リワードの関係で勝率がほぼ決まってしまうのでしょうがないと考えています。


とったリスクに対し、リワードを大きくとれば勝った時は大きいが、そもそも勝てる確率が下がってしまいます。
 逆にリスクリワードを低くすれば、大半の場面で勝てますが、大きく勝てるチャンスの時に取り逃がし増えてきます。
 私の場合は、システムトレードもやりますので、この辺の関係が嫌というほど分かりました。おかげで取り逃がしについて悔しいと思うことは殆どなくなりました。
『これを取ろうとすると、他の場面で負けが多くなるのだからしょうがない』と考えています。
 トータルで勝てているのであれば、それで成功者ですよ!!
 勝てない人が9割もいるのですから。。。

お互いがんばりましょ(笑
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この回答へのお礼

ご回答、有難うございました。とても簡潔なお答えで、頭の中にサーッと入りました。

moe2122さんは何年くらい投資をなさっているのでしょうか? 質問文に書きましたように、私はまだ4年目です。最初の数年は年末にチョンチョン(プラマイ・ゼロ)、去年は初めてまあまあの勝ち(含み損無し)で逃げ切りました。

それらのトレードは全て自分で組んだエクセルに記録し、のちの反省材料にするのですが、moe2122さんの仰るように、大きく狙い過ぎた時は大きく負けてます。 ある程度上昇した時点でサッサと店仕舞いしなかった銘柄がそのあとでグーッと急降下してしまい、そうなると今度は「あの時はあれだけプラスだったんだからすぐ戻るはず」と信じて粘る悪癖が顔を出し、そのまま地獄入りしていました。 少ない儲けを重ねて築いたプラスを一気に減らすほどの大きな負け方を年に数回していたので、今年はそれを無くそうと誓ったのですが、それはそれで、質問内容の取り逃がし現象を招いてしまいます。

「これを取ろうとすると、他の場面での負けが多くなるのだからしょうがない」
将来の取り逃がしが起きたときには、頂いたこのフレーズも自分の心中の念仏のなかで唱えさせていただきます。 頭ではそうだと分かっていても、なかなか難しいので、何度も言い聞かせるしかないですね。 まだまだ弱い人間なので、取り逃がしのあと、頭の中で「ああ、もっと粘っていればXXXのプラスだった」と計算までしてしまって…(苦笑) 

過去に数回、正に底で買って天井で売れた取引も数回あったのですが、やはり山の頂点に立ってからの下山は感慨ひとしきりですよね。あの快感はかなりの中毒性があると感じます。それを一度味わってしまうと、いくら安全とは分かっていても、山の中間で引き返してしまった時は安全に戻れた嬉しさよりも、先まで行けなかった悔しさばかりこだわってしまうようです。修行が足りませんね。

まだまだ初心者で、自分の道を探すのに試行錯誤ですが引き続き頑張ります! 
moe2012さんにとっても2013年が投資の成功年でありますよう、お祈りしています。 有難うございました!

お礼日時:2013/01/18 19:25

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