プロが教えるわが家の防犯対策術!

現在、求職中の56歳の女性です。どんな業種・職種でも中高年の転職が厳しいのはわかっていますが、就職先の第一志望は以前から関心があったNPOやNGOです。長年、専門誌でフリーの記者・編集者をしてきましたので、その経験を生かして、NPOやNGOで編集等にかかわれる仕事をしたいと考えています。現在のところ、3つのNPO・NGO法人の職員募集に応募しましたが、全敗状態で、今後の求職について悩んでいます。
いままで見学したNGOは若年が中心ですが、中高年の職員もいました。しかし、そもそもNGOでは新職員としては若年層しか求めていないのでしょうか? もし、そうならば、きっぱりとNGOはあきらめて、一般企業の求職にしぼった方がいいことになります。それとも、ボランティア等の経験もないので、まずはインターン等に応募した方がいいでしょうか?
私自身は正職員でなく、契約職員でもいいし、今後長く続けられる仕事をみつけたいと思っています。また、いくらかの蓄えがありますので、しばらくは無給のインターン等をすることも可能です。
NGOやNPOについてご存知の方、あるいは勤務経験者、勤務中の方などからのアドバイスをいただければ幸いです。

A 回答 (2件)

はじめまして。

多少NPO法人等の求人に詳しいのでお答えいたします。
「専門誌でフリーの記者・編集者」のご経験がおありとのこと。大手から弱小NPO法人問わずそのご経験は欠かせない能力です。引き手数多であってもおかしくありません。
現在は民主党政権であった影響(新しい公共)と東日本大震災の影響もあり、寄附した方が税制の優遇措置を受けられる認定NPO法人制度もでき、非営利業界ブーム的な状況です。
ソーシャルビジネスということでNPO法人を設立される方も増えました。
ただし、きちんとお給料を払える団体が全てかというと、そうではありません。
なので、求人募集等でしっかりと確認することも必要だと思います。
3つのNPO・NGOに応募されたということですので、国内向け事業をするNPO法人と国際協力をしているNPO法人(NGO)に応募されたのだと思いますが、まだまだあきらめるには早いと思います。
NPO法人が安定的に活動するには寄附の存在が欠かせません。以前のNPOのイメージのような「手弁当&ボランティア」のような奉仕の心だけでは長続きしないどころか、苦しい一方なのは想像にむずかしくありません。
そのために「寄附」が必要で、寄附を集める為には情報発信能力が求められます。
継続的に寄附をしてくれる方にも「あなたの寄附はこのような活動に使われました」と報告ができますし、寄附はしていないが関心がある方にも活動をアピールしてファンとなってもらい、様々な支援をしてもらえると思います。
そして、全く関心のない方々に対しても情報発信をする必要があります。
NPOは何らかの社会問題に取り組んでいます。その解決には一般市民を振り向かせ巻き込んでいくことが何より大切です。それにも情報発信の能力が必要です。

いかがでしょうか?
まだまだ全ての団体が上記のような「広報・宣伝」について重要さをお感じになっていないのが現状ですので、大変貴重なご経験を前面に出しての就職活動をなされたらきっと就職先はあると思います。

いくつかリンクを貼っておきますのでご参考になさってください。
http://www.janic.org/janicboard/recruit
http://partner.jica.go.jp/RecruitSearchForPrsn?c …
http://www.nport.org/index.php?p=SearchRecruitPa …
http://workingforsocialchange.info/
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この回答へのお礼

R-Satenさん、ご回答、ありがとうございます。数日家を留守にしていて、お礼が遅くなって申しわけありません。
もう、NPOやNGOでは若年者でなくては採用はむずかしいのかと考えて、求職先対象を一般企業まで広げていただけに、NPO等における情報発進の重要性を指摘して、「経験をアピールすれば就職の可能性はある」というお言葉に本当に励まされました。また、ご紹介いただいたリンクでも、知らなかったものがひとつあって、早速そちらを見てみます。
初めて利用した質問サイトで、ご親切なアドバイスをいただいて、とてもうれしかったです。ありがとうございました。

お礼日時:2013/02/03 10:49

どう答えて良いのか、難しい問題ですが、目的が先なのか、就職が先なのか、


基本的に、目的性を持った団体に法人格を与えたものが、近年は企業体に近いものと
見なすようになった。それらのうち、政府に代わって国際交流や、国際貢献の
下支えを働くものがNGOの多くかと思います。
主旨に賛同されれば、会員になれるものもあります。しかし目的が給料であれば、
また違う話になります。事務や広報の手が欲しいところは、きっとあるでしょう。

NPOになって来ると、もっと細かな世界観になりますし、組織は作っても休眠や
いい加減な法人格もあり、近年は監査に着いて細かな行政指示もうるさくなってきました。
若い人たちが、全く新しい概念で作ったNPOと少し交流があるのですが、私も賛同者
として手伝ったりはします。
しかし見返りや事務局から給料が出るようなレベルではないです。
質問者さんの問い合わせは、そう言う所でもまれに求人があるのではないか、と
いうことですね。
ありえると思います。大きなNPOの中には、会員から会費を集めて大きな組織を
運営しているのが、いくつかあります。

企業体に就職するのは、個人的な利潤の追求が大きいので、公共性のある所で
働いた方が、社会性が高いのではと、これまでの職歴を活かせないかという考え
方だと推察いたします。
若い人を優先というのは、判断がつかないのですが、新しい分野であることと、
過去の経験がそれほどないものが多いと思います。反面、社団法人などは1世紀
近い社交倶楽部などもあります。

給料はあった方が良いが、それほど多くは要らないと言う精神性と生活条件を
持った方なら、もう少しじっくりと構えてみられるのも良いのではないですか。
そうでなければ民間にチャレンジした方が割り切れて楽です。
ボランティアは、短期のものより中長期的な活動を続けられることをお勧めします。
案外、頭と人生経験と、判断力を求められる機会も多いです。
そこで、和を維持できるかということと、働くことの意味のヒントを得られれば
タダでも儲けさせてもらっているなと、私はそういう風に解釈いたします。
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この回答へのお礼

kotaro-hさん、ご自身のNPOとのかかわりに基づいたアドバイス、ありがとうございます。こうした質問サイトを利用したのは初めてで、お礼のしかたがわからず、ごあいさつが遅くなりました。早速、ごていねいな回答をいただいて、感激です。本当にありがとうございます。
私自身はあくまでも、求職ありきで、求職先の第一志望がNPOやNGOなのです。長く仕事をしてきて、仕事については働きがいを優先したいと考えています。ですから、どんな団体でもいいということではなくて、自分が共感できる目的を持つNPOやNGOの求人を選んで、応募しています。
求職先については、さらに時間をかけて考えてみます。

お礼日時:2013/01/30 16:54

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