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順天堂大学医学部に関係する方にお伺いします。
順天堂大学元医学部長の奥村康名誉教授は、愛煙家通信に、タバコが健康に良いと寄稿されています。
http://aienka.jp/articles/003/
個人の意見としても、肺がんや狭心症、脳梗塞の患者には不適切ではないでしょうか?
順天堂大学医学部や、病院では、患者に喫煙を進めているのでしょうか?
教えてください。

A 回答 (1件)

こんにちは。


順天堂大学医学部の関係者ではないですが、一応医療産業の片隅に身を置いているものです。

>順天堂大学医学部や、病院では、患者に喫煙を進めているのでしょうか?

これはあくまで個人的意見だと思いますよ。そして「個人的に」には喫煙は害だけではないという意見をお持ちの先生方は案外いらっしゃったりします。ご紹介の文献ではニコチンを例にしていますが、これは薬理活性のある物質は、使い方によっては動物にとって望ましい作用を及ぼす(「お薬の効果」が良い例です)こともあるし、一方で悪い効果(お薬の副作用等)を及ぼすこともあるってことだと思います。
そしてご紹介の文献は、学術論文でも医学の専門書でもないので、一つの読み物として、ニコチンにはこういう作用もあるってことを気軽に紹介なさっただけかと思われます^^。

>肺がんや狭心症、脳梗塞の患者には不適切ではないでしょうか?

肺がんが発症してからは、もちろん喫煙は呼吸や肺や気管支の状態(癌を進行させるという意味ではなく)を悪化させますので望ましいことではないと思いますが、喫煙=癌の原因という説については、因果関係を否定する説も医学界には結構あります。東大のある先生(一般人にも分かりやすい本も執筆している)も、肺がん原因はほぼ遺伝だからタバコやめたって無駄とおっしゃってます(笑。
「脳梗塞の患者には不適切ではないでしょうか?」はおっしゃるとおりですが、今回の文献は「循環器系に悪影響で、悪者扱いされているタバコにも、いいところがありますよ」という、一種の紹介文献だと捉えればいいんじゃないかと思います。

と、多少一般の方々より科学文献を読み慣れた立場からコメントしてみました。
お役に立てば幸いです。
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