激凹みから立ち直る方法

人生の中で日本史と世界どっちが役に立つものでしょうか?私は漢字が苦手だったので世界史にしました。それがよかったかどうか未だに分かりません。

A 回答 (6件)

訂正:1989年>>1689年

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どちらも役に立ちません。

正確に言うと、どちらかだけでは役に立ちません。

例えば、貿易を日本史で勉強します。ポルトガル・スペインはキリスト教でもカトリックで、イギリス・オランダはプロテスタントで、何故カトリックは禁止され、オランダは長崎の出島を通して日本に入ってきたのか。その理由は恐らく授業で教えるのでしょうが、ここで大切なのは、同じキリスト教で何故カトリックとプロテスタントがあるのか。其の歴史的背景を理解しなければ、本当の理解にはなりません。

最近、憲法議論が盛んに行われていますが、日本史だけを勉強していては、そもそも憲法の成立経緯が、理解できません。1989年、1789年に起こった歴史的事実を理解し、江戸から明治維新、明治から終戦までを知らなければ、憲法の必要性・重要性は皮膚感覚で理解できません。ですから国民の多くは憲法議論に参加できないでいるのです。

学校で習うものというのは、あくまでも“入り口”でしかなくそこで興味を引かれたものを自分なりに深めればよいと思います。其の過程で、日本史も世界史も必要に応じて出逢うでしょう。学校の勉強は、実用よりも“選別”の道具としての側面が強いのです。
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◆Naka◆


あくまで高校教育の中に限りますが、私は世界史の方が役に立つだろうと考えています。
そもそも「歴史」というものが、いったい何の役に立つと思われますか??

それは「同じ過ちを二度と起こさない」ということなのです。
どういう経緯で戦争が起きたのか?
どのような政治が国を滅ぼしたのか?
こういった事例をいくつも勉強することにより、「国の道を誤らせない大人」が育成されていくのです。
つまり、選挙で国にとって本当に有益な人を選ぶ、あるいは自らが政治家となって国の舵取りをしていく、そういう大人になってもらうことが目的だと言い切ってもいいと思います。

ですから当然歴史の一番大切な学習は、流れ、因果関係をつかむことにあります。
細かい人名や年代を暗記することではありませんね。
そのような観点から考えると、今の高校の日本史は細かすぎます。(あくまで高校生にとって、という意味です)
少しでも詳細な知識を詰め込む、というところに重点が置かれ過ぎているのです。
その点、世界史はかなり広範囲な地域におけるそれぞれの歴史の転換点を中心に、本当に重要な項目のみを積み重ねていくので、「歴史」の意義をつかみやすい、という利点があります。
またこれから国際人を目指す人にとっても、他国の文化や歴史に触れておくことは非常に大きな意味があることでしょう。

さて、高校における「歴史」の勉強は、ある意味、別の役にも立ちます。
それは大学受験です。
大学受験で選択する科目として、日本史と世界史、どちらが良いか、という問いに対してならば、私は僅差で日本史の方に軍配を上げます。
大抵の大学では、社会が受験科目にある場合、日本史も世界史も両方ともあるところがほとんどですから、「どちらでもいいだろう」と思われるかもしれません。
確かにどちらを選択してもそれほど優劣はありませんが、「歴史」が特に好きなわけではない、という普通の人にとっては、明らかに日本史の方が勉強しやすい、ということはあるんです。

世界史は世界のあちらこちらに飛びながら勉強します。
同じ地域でも国家自体もその規模もどんどん変わります。
ですから「同時代の世界の様相」をつかむのが大変難しいと感じる人も少なくありません。
また、「ある一つの国家のみに注目した歴史」というものもつかみにくくなっています。
歴史が大好き、という人にとっては苦痛でもありませんが、一般の高校生にとってなかなか大変な学習作業となることは確かです。
その点、日本史は「日本」というほぼ単一の国家の、一直線の流れだけを学習するので、混乱しにくく、人名も事件名も一応日本語ですから受け入れやすい、という利点があるんです。

というわけで、目的が変われば結論も変わってきてしまうわけですが、質問者さんはどのように歴史を勉強していきたいとお考えでしょうか??
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世界史はとおりいっぺんに、常識程度に覚え、日本史は深く細かく覚えるのがいいと思います。



まあ、どちらもテレビのクイズ番組を回答するのに役立つ程度で実際の役にたつかどうかはわかりませんが。

まったく見ず知らずの民族のことを覚えるよりは、いくらか身近な日本人のことを覚えるほうが覚え甲斐があると思います。
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世界史だと思います。

世界史では、「そのころ日本はどうだったか」を押さえながら勉強するので、日本史の知識も身につきます。日本史は、かなり細かいことまで試験に出ます。それも嫌だったな。
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世界史です。



日本史は大人になってからも、歴史小説などを読んで、学び直す
機会がけっこう多くありますが、世界史をきちんと学ぶ機会
というのは、あまり多くありません。
(大人になっても向学の志を捨てずにいれば別ですが)

私自身は、世界史を学ぶことで、現在の世界で起こる様々な
出来事の背景的なものを、理解する一助となりました。
(とはいえ、日本の学校教育で教える世界史は、西欧中心
 史観なので、イスラム教国について理解するには、さらなる
 勉学が必要だったのですが)
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