飲酒と筋肉疲労の関係

お酒を飲んだ翌日に両足のふくらはぎが、だるいことがあります。飲酒量と筋肉の疲れに何らかの関連があるのでしょうか？

No.3 ベストアンサー 回答者： gakushaneko 回答日時： 2004/03/23 23:40

個人的な解釈というか，考え方ですので，それを留意してお読みください。

「睡眠」という作業は，体の修復と成育をしています。
この作業には，順番があり，生命維持にとって，一番大切な部分が上位になっています。
で，「脚の筋肉の修復」と「肝臓の解毒作用及び肝臓の修復」を比べますと，肝臓関連の方が順位が高いです。

血中に残留しているアルコールの解毒には，エネルギーと栄養が必要です。
そして，その解毒作業に伴う肝臓の弱りを修復するにも，エネルギーと栄養が必要です。
もちろん，筋肉の修復にも，エネルギーと栄養が必要になります。

飲酒時，充分なエネルギーと栄養を摂取していれば，充分な睡眠を得ることで，筋肉まで修復されますが，しかし，飲酒時には，エネルギーは充分であっても，栄養が偏ってしまうため，とても充分な栄養とは言えない状態になりやすいのです。

さらに，No.1のo24hiさんも書かれているように，アルコールが内臓に「ストレス」を与えていますので，血管が収縮してしまいます。
そのため，口の中に入れたときでさえも不充分だった栄養が，体内に吸収される際には，さらに少なくなってしまう可能性があると考えられます。
もちろん，エネルギー量の摂取も少なくなってしまう可能性も同じだと考えられます。

それから，睡眠と言っても，人によってだと思われますが，寝返りを打つなど，無意識であっても，筋肉が活動する場合があります。
特に，飲酒した場合，眠りが浅くなる傾向からか，それが顕著に現れるように感じます。（たぶん，深い眠りを得ようとして，体位を変えているのだと思われるのですが・・・）
動くと言うことは，筋肉が傷つくと言うことですので，修復する度合いがさらに大きくなってしまうと言うことにもなるのです。

そして，アルコールの解毒は，確かに，主には肝臓で行いますが，その他の細胞でも行うためか，筋肉にもアルコールのストレスがかかるため，やはり，No.1のo24hiさんが書かれているように，血管が収縮してしまいます。

血管が収縮すると言うことは，エネルギーと栄養が運ばれにくくなるため，疲労しやすいことも挙げられますが，睡眠という作業中の場合は，修復が遅れてしまうことを指します。

つまり，まとめますと，

1.
脚の筋肉よりもアルコールの解毒作業が急務であり，そのため傷ついた肝臓の修復作業に追われ，それらによって，エネルギーと栄養がかなり使われてしまうこと
2.
内臓や筋肉の血管が収縮することによる血流減少のため，エネルギーと栄養が運ばれにくい状態になり，充分なエネルギーと栄養を筋肉が得られなくなるために，筋肉が充分修復されなくなること
3.
寝返りを打つなどすることで，特に脚の筋肉が使われるため，睡眠中であっても，脚に疲労がたまり続けてしまうこと

この三つの理由から，飲酒した翌朝，脚がだるくなるのだと考えられます。

対策としては，

1.
解毒をスムースに行うために，アルコール摂取量と，ほぼ同量，または，それ以上の水分を摂取すること
2.
予め，飲酒することがわかっている場合に限ると思いますが，昼食を多めに摂取すること
3.
その際，酒のつまみとして出されにくい，野菜類を多めに摂取すること
4.
飲酒する前に，牛乳を飲むか，または，油の多い食品（唐揚げや焼かれたウィンナーなど）を食べ，胃を保護すること（アルコールの摂取がゆっくりになるため，ストレスが弱くなるという考え方からです）

などを試してみてください。

この回答へのお礼

・ご回答ありがとうございます。また、お礼がおくれましたことをお詫び申し上げます。
ご回答いただいたあとに、自分なりに飲む量を減らしてみました。今まで、ビール350ml缶を二本と焼酎20度と水の1対1割を飲んでいたのをビール1本だけとかにしてみました。
気のせいかも知れませんが翌朝のだるさがかなり軽減されていた気がします。
有難うございました。

お礼日時：2004/04/03 23:13

No.2 回答者： terios 回答日時： 2004/03/21 19:43

筋肉の疲れでしょうか？

むくみとは違いますか？足がいつもより太くなっていませんか？
私はむくんでだるくなります。過度の水分の摂取と、おつまみなどに含まれる塩分の取りすぎで、顔や足にむくみが出ますね。足がだるくて歩き辛いです。

この回答へのお礼

・ありがとうございます。むくみではない気がします。ただし、いつもよりは水分を取ったことになりますね。

お礼日時：2004/03/22 07:16

No.1 回答者： o24hi 回答日時： 2004/03/21 18:23

　こんばんは。

　アルコールは皮膚の血管を拡張させ，逆に，内臓の血管を収縮させ働きを低下させるとともに筋肉への血流も低下させ，疲労しやすくなり筋肉のパワーが落ちる事になります。

この回答への補足

・有難うございます。筋肉の血流が低下するとは、知りませんでした。アルコールを分解するときに筋肉を構成している物質を使うとか、はないのでしょうか？
もし、何か関連するような事柄があれば教えて下さい。

補足日時：2004/03/22 07:16