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戦後は平和憲法によって長い間制約されてきた日本の自衛隊だが、諸外国からの攻撃が予想される場合、海外の敵基地を先制攻撃する能力の保有へ向けて動き出した。との報道です。
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324182 …
実際はどの様な方法で敵基地を攻撃するのですか?
敵基地が中国にあるとすればどのあたり(南京、武漢、重慶)まで攻撃可能ですか?

A 回答 (7件)

想定しているのは北朝鮮の沿岸部の弾道ミサイル射場でしょう。


中国内陸部にある弾道ミサイル基地までは想定していないと思います。
それはアメリカの核の傘でカバーされるという前提です。

攻撃手段として、日本が保有する支援戦闘機による爆撃は航続距離が足りず困難です。
空中給油機を使うにしても、護衛の戦闘機もつけねばなりませんから、全部空中給油というのは現実的でありません。また万一敵地で撃墜され、脱出したパイロットを救出する方法がありません。

地上基地や潜水艦から発射する弾道ミサイルは抑止力として保有すべきものですが先制攻撃に使用すると、敵の攻撃を阻止するためなのか、自ら全面戦争を仕掛けたのか区別がつかず望ましくありません(米軍もいきなり弾道ミサイルを使用することはありませんよね)。また日本は弾道ミサイル基地や運搬手段を含め全く保有していないので、抑止力として整備するのも先の話です。

すると現実的には護衛艦への巡航ミサイル、具体的にはトマホークの搭載というのが可能な案になります。改修や訓練は必要でしょうが、技術的には既存の護衛艦に問題なく搭載できるはずで、近い将来実現可能な案と言えます。あとは前提となる法的整備だけです。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>すると現実的には護衛艦への巡航ミサイル、具体的にはトマホークの搭載というのが可能な案になります。改修や訓練は必要でしょうが、技術的には既存の護衛艦に問題なく搭載できるはずで、近い将来実現可能な案と言えます。あとは前提となる法的整備だけです。

法整備だけで簡単に出来るのですね。

お礼日時:2013/06/05 20:59

諸外国が日本の右翼化を警戒しているのは、日本が核兵器を保有するのではないかと危惧するからです。

核ミサイル無しに通常のミサイルを装備していても意味がありません。貴方が通常のミサイルで攻撃を言われているのでしたら、それは威嚇にもなりません無駄だな事と思います。
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日本の自衛隊は憲法の制約から専守防衛という前提なので他国を攻撃することは現在では出来ませんし、攻撃要兵器(爆撃機やミサイル)は持たないようにしている筈です。



自民党が考えているのは北朝鮮からのミサイル攻撃に対して北朝鮮のミサイル基地に対するミサイル攻撃(あるいは爆撃機による爆撃?)を出来るようにしたいと考えていると思います。北朝鮮なら憲法改正を伴わない攻撃も出来るのかも知れません。専守防衛とのからみについては下記をご覧下さい:
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/4707 …

大国である中国との全面戦争となれば憲法改正が大前提になると思いますし、中国は核ミサイルを持っていますから、そう簡単には大戦争を想定することも難しいと思います。尖閣での対決は小競り合いで進むと思いますので、限定的な対応しか考えていないと思います。なお、目標が遠い場合にはミサイルの航続距離には相当の能力が必要です。南京などとなるといわゆるICBMが必要ですね。
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現時点での兵力では JDAM (Joint Direct Attack Munition:統合直接攻撃弾) と呼ばれる GPS (Global Positioning System:全地球測位装置) 内蔵自己誘導爆弾を F2 戦闘攻撃機に搭載し、KC767 空中給油機から空中給油を受けることによって空中給油空域から到達可能 (行って帰って来れる) 地域まで侵攻するという手法になります。



F2 は 4750 Litter の機内搭載燃料に加えて 600 Gallon (2271 Litter) 増槽 2 本を携行すれば 500 lb (227kg) JDAM 爆弾数基 (最大 12 基) を抱いて空中給油域から 450nm (823km) ぐらいならば充分に戦闘行動半径内になりますので、同様に空中給油を行える F15J 戦闘機による護衛を受けながらどこまで KC767 空中給油機を進出できるかによりますね。

手前の敵基地を順次叩きながら KC767 による空中給油 Point を少しずつ延伸して行けば理論上は地球の裏側にだって届くことになります。・・・実際、Falklands 紛争の際に英国は英国本土から空中給油で繋ぎながら戦闘攻撃機を現地まで飛ばしていましたし、中東での米国による戦争でも同じ事が行われてきました。

最近、沖縄に F22 戦闘機がやってきていますが、これらの戦闘機も空中給油で米国東海岸から米大陸と太平洋を渡って着ています・・・F22 の場合は Hawaii で降りていますが・・・。

将来的には射程が数 km から十数 km しか取れない滑空式の JDAM GPS 誘導爆弾ではなく、射程 170km の ASM2 (93式空対艦誘導弾) を空対地誘導 Missile に換えたものが開発されるかもしれませんが (地上発射型の SSM1/SSM1B ならば既にあります)、現時点での自衛隊による攻撃手法は F2 に JDAM GPS 爆弾を抱かせて KC767 で航続距離を延伸させながら F15J の護衛の下に地上攻撃を行うというものになります。

勿論、日本にいる米軍は F15E やその他の対地 Missile 攻撃が可能な戦闘攻撃機や地球の裏側まで飛んで行ける B2 爆撃機、更には無人攻撃機に至るまでなんでも揃えられるのですが、現在自衛隊が持っている装備だけで対外地上攻撃を行うとすれば上記の手法になります。

なお、F15J で F2 を護衛しても地対空 Missile の迎撃には不安が大きいものです。

Israel などの実戦記録からは Su30 などによる邀撃を受けても現在の F15J / J-MSIP (Japan-Multi-Stage Improvement Program) Mod2 (形態 2 型) ならば完勝と呼べるほどの護衛能力を期待できますが、自衛隊は地対空 Missile の誘導電波源に向かって先行してい突入する対地対空 Missile 陣地攻撃 Missile である AGM 88 HARM (High-Speed Anti Radiation Missile) を運用できる機体を持っていませんので、F2 の Base となった F16 に AGM88 運用能力をもたせることができる AN/ASQ-213 HTS (HARM Targeting Systems) を F2 に装着できるような改造を F2 に施す方が先でしょうね。

次期戦闘機 (FX) に選定されている F35 ならば地対空 Missile が Lock On できないほどの Stealth 能力を備えていますし、戦闘機としても F15J を遥かに上回る性能を持ち、JDAM は勿論 AGM88 の運用も可能ですので KC767 で航続距離を延伸して F2 + F15J よりも遥かに良好な戦果を上げることでしょうが・・・。

専門用語をたくさん使ってしまいましたが(汗)、いずれも Wikipedia で解説されている用語ですので、詳しくは Wikipedia をどうぞ(^_^;)。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>現時点での兵力では JDAM (Joint Direct Attack Munition:統合直接攻撃弾) と呼ばれる GPS (Global Positioning System:全地球測位装置) 内蔵自己誘導爆弾を F2 戦闘攻撃機に搭載し、KC767 空中給油機から空中給油を受けることによって空中給油空域から到達可能 (行って帰って来れる) 地域まで侵攻するという手法になります。

現有兵力で可能ですね。

お礼日時:2013/06/05 20:57

中山議員の報道で念頭にあるのは中国より北朝鮮のことでしょう。


中国の核基地を叩くとなると、沿海部ではなく内陸の地下サイロにあるからかなり困難です。
今は、そんなミサイルを持っていませんが、今年打ち上げるイプシロンロケットは固体燃料ロケットで、言ってはいけないけど、ICBMに転用可能です。
北朝鮮の長距離弾道ミサイルは液体燃料の地上発射型なので攻撃しやすいのです。
しかしながら、それはアメリカ攻撃用です。
日本に届くだけならトレーラー移動式のミサイルで充分なのでほぼ敵地攻撃は不可能です。


そんなミサイルによる敵地攻撃より確実な「アメリカに頼らない国防」の青写真があります。
2010年に田母神元航空幕僚長が予算を試算しました。
日本は憲法の制約上、敵国に軍事力を輸送展開し、作戦を実施する能力を欠いた戦力しか持ちません。
いわゆる「戦力投射能力(パワープロジェクション)」に欠けると言います。


それを持つためには、原子力空母、原子力潜水艦が必要です。
それなくしては、いつまでもアメリカが守ってくれることを期待しつつ、ホントに守ってくれるんだろうかと心配し続けなければなりません。
細かい内訳は省きますが、原子力空母3隻+艦載機で6兆596億円、原子力潜水艦8隻で7兆5436億円、戦略爆撃機10機4580億円、イージス護衛鑑3隻1兆1500億円ジャキーン!!!
合計15兆2112億円を20年かけて装備するというものです。
1年あたり、平均7600億円。半額支給された子ども手当初年度の2兆2500億円よりはるかに小さい金額で中国に対抗しうる装備ができるというのです。
これでも防衛費はGDPの1.3%程度と主要国の中でも極めて低水準です。


田母神閣下は核武装論者ですが、自分で開発しないでドイツ・イタリアのように核のボタンレンタル方式です。
一方、日下公人さんは自主開発派で、目標は中国と南北朝鮮だけだから中国ほど多数の弾頭は不要です。
200発くらいを巡航ミサイルに載せて、原子力潜水艦4隻に分けておきます。
これで日本が核攻撃されたとき原子力潜水艦のどれか1隻でも生き残っていれば、中国の主要都市を壊滅させることができます。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

お礼日時:2013/06/05 21:00

核兵器と同じで、敵地攻撃能力は抑止力です。

これがあると安易に攻撃できません。昔と違ってこれからの戦争(戦闘行為)に使う兵器は、主としてミサイルです。日本の仮想敵国は以前はソ連でしたが、今は中国、北朝鮮、韓国です。それらの国が第一波攻撃に使う兵器は射程500~5000キロの中距離弾道弾です。それを叩くのが目的の敵地攻撃能力は同じく中距離ミサイル、トマホークのような巡航ミサイル、それを搭載する巡洋艦(今は9条との兼ね合いで護衛艦と言っている)、航続距離の長い戦闘爆撃機でしょう。そのいずれも日本の自衛隊は持ち合わしていません。すべて9条の縛りになっているからです。

実はアメリカやロシアも射程5000キロまでの中距離弾道弾は持っていません。米ソ(今が米ロ)の軍縮条約で禁止されているからです。中国はアメリカの空母戦闘群(いわゆる第七艦隊)を無力化するために射程2~3000キロの対艦ミサイルを鋭意開発中で、アメリカは大いに脅威を感じていますこのために、尖閣で日中の紛争が起きたとき、アメリカが介入できない可能性は大です。つまり、日本も重慶あたりの奥地のミサイル基地を叩く手段はないのです。せいぜい北朝鮮と中国の沿海部までです。アメリカは核搭載の大陸間弾道弾がありますが、それを使ったら第三次世界大戦になります。使えません。

とりあえず、時間と金(防衛予算)を考えたら、固体燃料の中距離弾道弾(日本の技術なら2~3年で開発できる)と巡航ミサイル(アメリカから買う)、現在の主力戦闘機F15の航続距離増大あたりでしょう。実は今のf15はアメリカから購入時に空中給油に使う燃料穴を取り付けてありません。当時の社会党が侵略兵器だと反対して外させたのです。ですから航続距離が短く、最も近い敵地である北朝鮮のミサイル基地すら叩く事が出来ません。せいぜい沖縄上空のスクランブルぐらいです。

それが準備できた後は、海兵隊のような最低限の渡海上陸能力でしょうね。今話題になっているオスプレイあたりが最右翼でしょう。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

お礼日時:2013/06/05 21:00

短絡的な回答としては、その具体的方法とは、自民党の幹部複数が 「自衛隊がミサイルで敵基地を先制攻撃すること」 と言ってるとその記事内に書いてあるじゃないですかw



そもそもこれは、表向きは敵基地攻撃の面も併せ持ちながら、秘めたる核心部分は核武装への予備段階としてのもの。
別に核兵器開発計画の検討も自民党内では進められてる。
敵基地攻撃能力の保有を、複数の自民党幹部は「自衛隊がミサイルで敵基地を先制攻撃すること」と言っているそうだが、本気なら笑える。
そのミサイルの先には核弾頭搭載が「本来なら」予定される。
簡単に言えば、短・中・長距離ミサイルの開発・性能向上・保有をしよういうものであり、それ以上でもそれ以下でもない。

だがそう言ってしまえば、国内の馬鹿右翼・腰抜け庶民・低脳平和主義者・利己的経済人がギャーギャー喚くので、簡単に「敵基地攻撃能力の保有」と言って誤魔化し、そして本当に敵基地攻撃能力として効果的な短・中・長距離ミサイルの保有を目指す。
地対地、空対地、艦対地のミサイルの射程や能力の向上。
その他、戦闘機の航続距離を伸ばすとか、軽空母保有を目指すとか、イージス艦を増やすとか、偵察衛星関連の能力を増強するとか、色々とあります。

ステルス爆撃機(戦闘機じゃなくて)の自国生産は可能と思えるんですが、やらないんですかね。
自国の軍事装備を自国開発生産することは、自国産業の活性化に接続し、と同時に最も効率的なデフレ対策になるんですが、そろそろ本気にそれをしていかないと。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

お礼日時:2013/06/05 21:01

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