No.5ベストアンサー
- 回答日時:
喘息の本態が、慢性の気道炎症であるという考え方が一般的になってから、もう10数年たちます。
bakuさんが書かれている日本アレルギー学会が、喘息の治療ガイドラインを出したのが、1993年のことです。欧米ではその数年前から、相次いでガイドラインが出ています。これらの指針は、一般の医師向けであって、アレルギー学会の認定医や認定病院でしか、これに基づいた治療が行えないということではありません。吸入ステロイドそのものは古い薬ですが、こういった喘息の概念の変化に伴って見直され、現在では喘息の治療の中心に据えられており、これらの認識を持った医師がいる病院であれば、吸入ステロイドの治療は、ごく日常的に行われています。吸入ステロイドが、全身的な副作用がほとんど認められないのは、bakuさんの述べられている通りですが、これはあくまで予防薬であって即効的な効果はありません。喘息の発作が現在、落ち着いていなければ、短期的に静脈注射や内服のステロイドを用いて、発作を鎮める必要があるかもしれません。気管支拡張剤の吸入の効果があまりなければ、そのような必要性も考慮すべきだと思います。喉の痛みもあるということですが、感染が引き金になっているかもしれません。その場合は当然、抗生物質などの治療も必要になる可能性があります。
ある程度、落ち着けば維持療法に移りますが、日本では欧米に比較して、テオフィリンという気管支拡張剤を使用する頻度が高く、それにロイコトリエン受容体拮抗剤といった薬を併用することが多いと思います。もちろんそれで落ち着けば、服用も簡単ですしそれでよいと思いますが、あまり落ち着かなければ吸入ステロイドを併用し、状況に応じて増量していくことになります。
経過観察中に、自覚症状ばかりでなく客観的に喘息の状態を評価するために、ピークフローメーターという計測器を用いることがあります。これは症状が出る前に、値の減少として変化を捉えることができますので、早めの対処が可能です。病院によっては、簡単に購入できますのでお聞きになられるとよいと思います。
フルタイドは、かなり使用されてきていると思いますが、使用開始時の指導に時間がかかるので、忙しい外来では躊躇する医師がひょっとするといるかもしれません。積極的に患者側から希望されてもよいと思います。
ありがとうございます。現在通っている医者でも、次回受診のときに注射をする必要があるかもしれないと言われています。blackleonさんのお答えを参考に先生とお話してみます。本当にありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
QNo.79248 に対する回答でも書きましたが、ここに繰り返します。
栄養も重要だと思います。喘息は気管支を形成する組織が弱い(過敏)という風に考えることもできると思います。気管支の内側を被う粘膜や皮膚などの結合組織では、コラーゲンなどのサルファ(イオウ)を必要とする物質が重要な役割をします。従って、アレルギーや喘息には、MSMという有機サルファの栄養補助剤を使用すると効果がある場合があります。
ありがとうございます。参考にさせて頂きます。栄養の面は特に気を付けたいところです。毎日の食事の見直しをすることにしました。予防にもなるので、改善していきたいと考えています。ありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
まず、かかりつけ医(いわゆるホームドクター)を変えてみる事をお薦めいたします。
現在、喘息のガイドラインは年々更新されており吸入ステロイドが第一選択になってきております。通常、ステロイド吸入剤にて気道の炎症を抑えるのが発作抑制の第一です。それにより発作をコントロールをしていきます。喘息発作時にはまず気管支を拡張させるβ2刺激薬吸入、それでもダメならステロイド経口剤服用し病院受診、ステロイド注射です。私の母は重症の喘息で2度ほど死にかけました。色々な薬剤を使いましたが効果なかったのですが、現在はフルチカゾンと言う吸入ステロイドでコントロールついてます。日本では抗アレルギー剤やテオフィリンを使う傾向にあるようですが、それは日本に限った事と聞きました。ありがとうございます。先生の紹介で病院が変わりました。今は国立病院の呼吸器科で、診察を受けています。薬も、吸入器もよく効いています。アレルギーの検査も受けました。アドバイスありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
大人の喘息も大変ですよね。
そうですね。子供と同じように肺とかの強化させてみる方法もあると思います。以前に子供のことで質問していた人いましたので、参考までに・・・大人でもスイミングとかも良いと思います。ただ、あまり酷いようなときにはやはり一度専門・肺は何かかな??ごめんなさい。ちょっと分からないけど、今、若い人で肺に穴があく病気とかあるそうですから、きちんと診察してもらって対処も検討したほうがいいかもね。参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=79248
ありがとうございます。そちらのページは読ませて頂きました。参考にさせて頂きます。専門のお医者ですか…。行って見ようかと現在検討中です。アドバイスありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
直接的な回答ではありませんが、以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか?
「気管支喘息」
このページで「原因と危険因子」「治療」と関連リンク先を参照してください。
さらに「花粉症」の紹介が多いでしょうが、
◎http://www.ktx.or.jp/~kenkou/allergy/allergy.html
(『アレルギー疾患』総合リンク集)
TOPページで「喘息」と入れて検索すると沢山Hitしますので参考にして下さい。
ご参考まで。
お大事に。
参考URL:http://leo.city.naze.kagoshima.jp/housecall/cgi- …
No.2
- 回答日時:
ぜんそく、たいへんですよね。
私も15歳のとき、ぜんそくになって、あれからもう数十年です。つい最近まで、発作が起きたら、対処療法的に、気管支拡張剤(メプチンなどのスプレー)を吸入するだけでした。ぜんそくは、発作が起こるまでは普通の人と同じに見えますので。
ところが、ここ数年、引っ越して、環境が変わったこともあり、花粉なども強くなったのか、ぜんそくの症状がひどくなりました。今までの対応ではとても苦しくなりました。
そこで、いろいろしらべているうちに、ぜんそくとは発作が起こった時だけではなく、通常の時にも気管支が常時炎症を起こしている病気で、それが何かのきっかけで気管支が収縮して発作の状態になる、という最近の学説があることを知りました。
この考えにもとづいて、ぜんそく治療にあたっているのは日本アレルギー学会に加盟した病院・医院のようです。
治療法の中心は、ステロイド吸入です。発作の時だけでなく、通常から炎症を起こし続けている気管支に吸入によって直接噴霧します。
最近では、より効果的な粉末によるステロイド吸入剤(フルタイド)が開発されて、以前よりずっとよくなりました。
この療法をしている病院はまだ少ないかもしれませんので、病院の呼吸科に「ステロイド吸入療法を受けられますか?」と問い合わせてみたらよいと思います。
皮膚につけたり、飲んだりするステロイドは劇薬で、その副作用がよく言われたりしますが、気管支に吸入するステロイドは、炎症を起こしている部分にだけ、微量に使うため、身体全体に対する影響はほとんどないそうです。
私は、これで、ずいぶん助かっています。以前は、年間によく発作を起こして苦しんでいましたが、今では、コントロールされた状態で、ほとんど発作にまではいたりません。
日本アレルギー学会http://www.js-allergol.gr.jp/index.htmlで聞かれたら、近くの病院を教えてくれるのではないかと思います。
私は本の巻末のリストから近くの病院を探しました。今、その本が手元にないのですが、足立さんという方が書かれた「ぜんそくはなおる」という感じの書名の本でした。本屋にあるかもしれません。ご参考に。
参考URL:http://www.js-allergol.gr.jp/index.html
ありがとうございました!助かります。確かにアレルギーもひどいので、その辺りも診てもらうことにします。少しは良くなるといいのですが、これからですので…。お互いに頑張りましょう。bakuさんもお大事になさって下さい。
No.1
- 回答日時:
大変なこととお察しします。
自分自身は喘息の経験がなく、今回初めて色々調べてみたので適切ではないかもしれませんが、いくつかお役に立ちそうなサイトをご紹介します。
■喘息FAQ
喘息という病気とその正しい治療について知ってもらうためのページです。
http://www.uncle.or.jp/~ksato/asthma.FAQ/a_faq.i …
■みずほのぜんそく
20代の男性(usadaさんと多分同い年くらい)の喘息の経験などのページです。リンクも沢山あります。
ゲストブックはかなりにぎわっていて色々情報交換しているみたいです。
http://member.nifty.ne.jp/~mizuho/index.html
■すこやか村・喘息館
もし、niftyをご利用なら会員になれる「ニフティサーブ」内にある患者団体です。パソコン通信の利点をフルに活用し、「患者交流」「学習」を行っています。
医師への医療相談も...。
http://www.nifty.ne.jp/forum/fsky/fskya/
何かお役に立つサイトがあると良いんですが...。
どうぞお大事に。
ありがとうございます。さっそく行って来ました。自分の知識の無さを痛感いたしました。(苦笑)自分の病気を知ることも大切ですね。大変参考になりました。ありがとうございました。
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