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欧米には寝たきり老人や胃ろうは一人もいない、
欧米の人は生存に必要な機能を喪失したら誰でも死を選ぶ、
寝たきりの人は延命させて生かすべきではなく死なせるべきである、
胃ろうで延命すべきではなく死なせるべきであると主張している人に質問です。

上記のような主張をする人たちは新聞や雑誌や書籍の宣伝記事を根拠にしてます。

上記のような主張をする人たちが主張してることに対して、
その主張は大部分が嘘であるか、証拠がが無い・証拠を示せないことを、
事実のように虚言しているという説もあるのですが、
どちらが事実でどちらが虚偽なのでしょうか?


1.欧米には寝たきり老人や胃ろうは一人もいない

読売新聞は、欧米には寝たきりや胃ろうの人は一人もいないと宣伝してます。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=61587

その主張の根拠は、スウェーデンを訪問した個人の自称の体験談と、
欧米諸国の他人からの伝聞情報であり、「政府や国際機関の公式資料は全く示してません」。

読者コメントは読売新聞の社員が査読検閲して(投稿欄に明記してあります)、
読売新聞の報道の趣旨に適合するコメントは掲載し、適合しないコメントは不掲載にして、
世論も100%賛同しているから日本もそうすべきだと主張しています。

日本以外の国では寝たきりや胃ろうの人は一人もいない。
自分の口で食えないなら、生存に必要な機能を喪失したら、
死を選ぶのが世界の常識で、日本だけが非常識な医療をやっていると宣伝してます。

寝たきりの人は生かすべきではない、胃ろうによる延命はすべきではない、
と主張する人たちは、上記のように宣伝してますが、証拠は全く示されてません。

「欧米には寝たきり老人や胃ろうは一人もいない」という説は事実ですか?


2.胃ろうは医療財政に莫大な負荷をかける

寝たきりや胃ろうに反対する人たちは、医療財政に莫大な負荷をかけるから、
すべきではない、やめるべき、禁止すべきという主張を宣伝してます。

http://ro-sen.jp/sympo/sympo35.html

>胃ろうをつけてだいたい3年ぐらい生きるらしいのですが、
>1年間に払われる医療費は一人当たり約500万円だそうです。
>3年間で1500万円です。日本で今30万人の人が胃ろうをつけております。

>90も100も過ぎて、意識もなくムンクの叫びのような形で口を半分開けて、
>自分では動けなくて、自分の意思でなく胃ろうをつけられて寝ている人が、
>今日本には少なく見ても7割はいるだろうと言われております。
>20万の人がもしそうだすると、年間にこれに必要とされる医療費はなんと1兆円です。

胃ろうをするべきではないと主張する人たちは、上記のような主張を、
「政府や国際機関の公式資料は全く示さずに主張してます」。
伝聞を真実にすり替えて宣伝してます。

「胃ろうは医療財政に莫大な負荷をかける」という説は事実ですか?


3.日本人以外は生存に必要な機能を喪失したら誰でも死を選ぶ

口や喉から水や栄養を摂取することだけでなく、
食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、直腸、肛門、心臓、血管、肝臓、腎臓、
膵臓、脾臓、骨髄、皮膚、気管、気管支、肺、脳、神経など、
生存に必要な身体機能・器官は多数あって、どれか一つでも機能しなくなれば、
そのままでは短期間で確実に死にます。

寝たきりや胃ろうに反対する人たちは、日本以外の国、欧米や開発途上国では、世界では、
生存に必要な機能を喪失したら誰でも死を選ぶのが常識だと宣伝してます。

「日本人以外は生存に必要な機能を喪失したら誰でも死を選ぶ」という説は事実ですか?


4.日本の医療は延命至上主義

寝たきりや胃ろうに反対する人たちは、日本以外の国、欧米や開発途上国では、世界では、
生存に必要な機能を喪失したら誰でも死を選ぶので、延命治療は存在しないのだが、
日本の医療だけが、何年でも何か月でも何日でも延命させることだけを目的として、
延命至上主義という間違った医療をしていると宣伝してます。

「日本の医療は延命至上主義」という説は事実ですか?


5.自分の身体で生きられない者は社会の迷惑だから延命せずに死ぬべき

日本では思想信条の自由、言論表現の自由が、憲法で保障されているので、
自分の身体で生きられない者は社会の迷惑だから延命せずに死ぬべきという考えを持つことも、
自分の身体で生きられない者は社会の迷惑だから延命せずに死ぬべきという考えを主張することも、
全く自由であり、新聞・テレビ・雑誌・書籍で盛んに宣伝されてます。

「それが国の政策として実現する可能性はどの程度あるのでしょうか?」


6.寝たきりや胃ろうを糾弾する目的

寝たきりや胃ろうを糾弾する真の目的は、
アメリカ政府・議会・企業の命令・指示・意向により、
TPPという手段を使って、日本の社会保障制度、医療制度・健康保険制度、
介護保険制度、育児支援制度、障害者福祉制度などを解体し、
アメリカの企業、特にアメリカの保険会社が日本の医療・介護・保育・福祉市場で、
シェアを獲得し営利追求するためである。

そのために、寝たきりや胃ろうを、本人にとっても国にとっても、
百害あって一利なしの絶対悪、根絶すべき絶対悪と宣伝するためのプロパガンダであり、
そのような宣伝をしてる企業や団体や個人は、アメリカ政府・議会・企業の手先だと解釈し、
だからTPPは絶対に許してはならないとの主張があります。

「寝たきりや胃ろうを糾弾する目的はアメリカ企業の利益追求のための社会保障制度の解体」
「寝たきりや胃ろうを糾弾する宣伝をしている企業・個人はアメリカ政府・議会・企業の工作員」
という説は事実なんですか?

A 回答 (3件)

 日本の医療費は安いですから。


 海外ではお金がかかって維持できないのでは(保険屋がOKしないとか)。

 厚生年金を受けてる場合は、胃ろうで延命すると収支が黒字になる場合もあるので、延命すればするほど家族が潤う場合もあります。これが10年単位となると結構な収入になったりします。

 個人の感情で胃ろうするなら良いですが、お金のためとなってしまうと話が変わってくるかと。
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>読売新聞は、欧米には寝たきりや胃ろうの人は一人もいないと宣伝してます。


リンク先にはそのような記事は有りませんが。

別ページに「スエーデンで見た施設にはいなかった」といった主旨の記述があるのみ。

まずは国語力を付けてからですね。
あるいは
嘘をつくのをやめることですね。
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支援学校教員です。



>寝たきりや胃ろうに反対する人たちは、医療財政に莫大な負荷をかけるから、
>すべきではない、やめるべき、禁止すべきという主張を宣伝してます。

上記のリンク先が間違っているようですね。^^;

「欧米にはなぜ、寝たきり老人がいないのか」

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=60441

が書かれている記事では?

「北欧・北米の医療保障システムと障害児医療」杉本健郎 著

と言う本はご存知ですか?

この中には、重度障害児の紹介もあります。いわゆる「寝たきり」です。

ですので、決して「日本人以外は生存に必要な機能を喪失したら誰でも死を選ぶ」と言うことはないでしょう。

それぞれ個人的な考えの下、自分の人生(または家族の人生)を選択するのでは?

そこには「安楽死」もあるでしょうし「臓器移植」もあります。(日本でも子どもの臓器移植がOKになりましたね。自分としては複雑です)

ただ、以前、同僚がスウェーデンに施設見学を行った時、日本では当たり前のようにいる重度障がい児が、あちらの学校では見かけなかったそうです。

それは、彼曰く「重度障害児に教育は必要ないと彼らが考えているから。日本では信じられない暴言だ」と言っていました。(まぁ、これも彼個人の意見ですが…)

ご参考までに。
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