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築40年の木造住宅です。
2階の壁際にスライド式の書棚を置き、本を1000冊収納する場合、補強をする必要はあるのでしょうか?
家族は床が抜けるんじゃないの? と言っています。。

または大工さんにお願いして壁一面を書棚にしてもらった方が安全でしょうか?

A 回答 (4件)

単行本1000冊程度なら床が抜けるなんてことは無いでしょうが、床がたわむ可能性はあると思います。


下手に構造体をゆがめてしまうと、壁に亀裂が入ったりして雨漏りなど引きおこしかねませんのでご注意を。

本のページ数によって30%前後の幅は有りますが、概ね
文庫、新書・コミックス:1冊180g
単行本、週刊誌クラス:1冊500g
写真集、月刊誌クラス:1冊800g
美術本、辞書クラス :1冊1.5kg
広辞苑クラス    :1冊3kg

つまりハードカバー1000冊ならば単純に本の重量だけで400kg~600kgあります。
それを納める本棚自体も30~50kg近い重量になるでしょうから、およそ成人男性9人分の重量が本棚の設置面積に集中するわけですね。
基礎まで通った柱の上に置けるならまだしも、そんな使い方を想定した建築はされてはいないはず(^^;
部屋の中にはその本しか置かないってことも無いでしょうから、早晩に床が重量を支え切れずにたわんで、徐々に前のめりに倒れてくる危険性はありますね。壁一面を書棚にして本の重量を複数の柱/壁に分散するか、押入れのように柱が収納部を密に取り囲んでいる構造部分を活用される事をおすすめしたいです。


建築様式にもよりますが、2階に置く物は畳1畳に大人4人分程度(分散荷重で180kg/平方メートル程度)が安全に使える限界。1000冊でもコミックス程度の重量ならば、スライドが無い腰~胸高さ程度の本棚を、基礎まで通った柱か耐力壁沿いに並べて置くようにすれば、影響は出にくいでしょう。もちろん、基礎まで通る柱が無い壁沿い(1F部に壁が無い場合)は避けてください。
もちろんコミック1000冊でも、その重さが掛かる柱や壁に他に相当量の重量が掛かっているならNGで、壁裏に和ダンスが複数置いてあるとか、ピアノや大きな水槽、ウォーターベッドなどを利用しているとかいう場合は十分にご検討頂きたいです。

柱が細いライトクラスの木造建築でも、他に部屋に置く家具・人を合わせて概ね1部屋当たり1トン程度であれば、建物にほとんど影響はでないと思います(私は建築のプロじゃないので、数字は構造的なものからのイメージですけど)。
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>2階の壁際にスライド式の書棚を置き、本を1000冊収納する場合、補強をする必要はあるのでしょうか?



瓦屋根かセメント瓦の屋根の家であれば、屋根をガリバリューム鋼板に葺き替えると、書物1000冊分異常の軽量化になりますので、柱や基礎はそれで十分バランスが取れますね。

>大工さんにお願いして壁一面を書棚にしてもらった方が安全でしょうか?
それが良いと思います。
作り付けでない場合は、書棚を取り付ける部分に関して、床と壁を補強してもらう方が良いとおもいます。
とくに、壁を補強してもらって、書棚を壁に緊結するのが地震対策としても有効です。
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築40年の木造住宅の場合、地震が来た時のことを考えると大変危険だと思います。

この機会に必要な本だけ残して古本屋さんに売ってはいかがでしょうか。
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本のサイズにもよりますが、止めておいた方がいいと思います。


床が抜けなくても、家がゆがむ原因になります。
1階におけるなら、1階に置いた方がいいですよ。

スライド書棚を置くのも、壁を書棚にするのも同じです。
多少、家具の重さは変わるかもしれませんが。
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