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亜硝酸ナトリウムは血管拡張作用があるということですが、それはどのような仕組みによるのですか?コリン作動性、アドレナリン作動性いずれかのレセプターに作用するのだとは思いますが、構造式からも想像できずお手上げです。もしご存知の方がいらしたら教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

アドレナリン受容体・コリン受容体の何れも関与しない、


寿命の短い神経伝達物質としての一酸化窒素(NO)の役割を解き明かしたことで、
1998年のノーベル医学・生理学賞が授与されています。

古くからニトログリセリンや亜硝酸塩が、
血管弛緩剤として有効であることが知られていました。
これらの物質は体内で還元を受け、配位力の強いNOを発生します。
cGMP合成酵素のヘム部へ配位することでcGMP合成が促進されます。
cGMPがカルシウムポンプに作用し、Ca2+の膜外への放出を促進し、
筋繊維蛋白についたCa2+が外れて弛緩をもたらします。

未確認ですが、多分最新の生化学の教科書では、
NOの役割について記述されていると思います。

参考URL:http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n1999dir/n23 …
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この回答へのお礼

NO、cGMPをキーワードに検索してみたらこれについての情報を得ることができました。非常に参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2004/04/27 16:32

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