No.1
- 回答日時:
どちらもありうると考えますが、人間の場合、どちらかというと学習による場合が多いようです。
例えば、赤ちゃんは怖い物知らずです(が、ニガイ物は先天的に嫌います)。
母親が怖がると、子供も同じ物を怖がるという研究成果もあります。逆に、母親が虫などを嫌わないと、子供も虫が好きになったりするケースが多いです(が、蛇は先天的に嫌うようです)。
高い建物に住んでいる子には、高所恐怖症の逆、「高所怖くない症」という状態になる子が(低層、中層住宅に住んでいる子に比べると)多いのも確認されています。高所が怖くないので、平気でベランダの手すりの上に乗って落下したりするケースです。
パッと思いつく事例はこの程度ですが、調べればもっと出てくると思います。
余談ですが、女性の「恥じらい」も学習によるもののようです。
江戸時代の、生まれながらの姫様は、お城で、生理の始末以外の作業は(入浴時の作業や用便後尻を拭く作業も)腰元任せだったそうですが、全然恥ずかしくはなかった由。
蛇は先天的に嫌うというのは面白いですね。
ということは恐怖の仕組み自体は先天的に持っていて、蛇の形は怖いと決まっている。そして、その他、何が怖いかは後天的に学習していく、あるいは慣れによって怖くなくなるようですね。
お姫様の話は大変興味深いです。
どこまでが教育によって生み出された感情なのか、
将来どこら辺まで人間は変わりうるのか、考えさせられます。
どうもありがとうございました。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
恐怖という感覚そのものは遺伝的な枠組みとしてあるものだと思います。なぜ何かに対して恐怖という感覚を持つのか。それは恐れるべきことに対して恐怖を感じて回避したほうが進化の過程で生存に有利だったからです。そしてそれが遺伝情報としてキープされてきたのです。暗闇や得体のしれないもの(びくっとするような物音等)に対する恐怖心はこの(先天的な)範疇に入るでしょう。これらは成長の過程で後天的な慣れとして薄らいでいくものでもあります。同時にまた後天的に経験の中で恐怖の対象としてインプットされるものも、no.1の方もおっしゃっているようにたくさんありますね。
感情があるのは人間らしいとよく言いますが、そうすると感情というものも、生物として生存上有利だから持っているものに過ぎないのですね。人間が別の進化をしていたら持っている感情もまた違ったかもしれないですね。もし、宇宙人がいたら、まったく違う感情を盛っていたり、あるいは感情を持たないということもあるかもしれません。感情というものを固定的に当たり前に思っていましたが、回答をお聞きして、進化上たまたまこうなっているだけなんだなと思うと、不思議です。
興味深い回答をありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
後天的です。
反射は反射。反射を帳面につける自学ノートが脳ミソ。保育園で落書きしたりしたのを忘れても脳には残ってる。順番はそっちが先。脳は植え込みの外形のように成長した結果の生き物です。発芽した植物の枝振りです。
恐怖は生物学的概念として不適当です。痛いとか熱いとか苦いとかさえ不適当だというのに恐怖など全くですよ。恐怖は思考ですよ。
その恐怖が一致しないのは遺伝子の多様性ですか。職業専門家がそんな論理を展開させていたらそれは詐欺師かカルトですよ。行き着く当てのない霊感商法です。
ともかく思想や感情論を遺伝子にさかのぼるような形で肯定するのは最低の権威主義であり中世キリスト教の理屈です。神様がそうなさったからですか。人が蛇を嫌うというのは。ウナギを好んでも。
恐怖は1)恐怖の気持ち、2)何を恐怖に感じるか、の2つでできている気がします。2)の恐怖の対象、例えば犬とか、と恐怖の感情が結びついて、恐怖として現れるのじゃないかと。何を恐怖の対象とするかについては、学習だと思うのですが、恐怖という感情そのものは、生得的な気がするのですが・・・。
難しい問題ですよね。
回答ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
そういうふうに知的に総括されるからそうなるという自作自演です。
事実、蛇と鰻で整合性がなかった議論ではありませんか。ゆるい感情論のまな板を反省するのが先ですよ。議論の段取りが感情論向けなわけですから。猿でも蛇でも鰻でもいいがそいつらにヒトの大脳皮質を内臓してやれば恐怖について自作自演を語り始めるでしょう。
要するにもっと無機的な実体でありそれを全体的に扱ってテキトーに観念化したら観念的学問(宗教哲学・人文科学)に過ぎないという事です。
貴方がそうだでなく説明のためのあくまで極論ですが貴方のような志向を私のようなのがブレーキかけなければ仕舞いには恐怖という非物質的な実体を認めるような科学になってきますよ。仮にそれが可能だったとしても恐怖って何なんだよが不明のままでは霊感科学です。
つまりは恐怖という言葉を禁じなければ永久に自然科学的に健全化されないのです。
この回答への補足
下のURLをみるとヘビを怖がるのは本能みたいですよ。どうもとぐろを巻く姿勢に強く反応しているみたいです。
http://blog.goo.ne.jp/senses1123/e/f636390470048 …
No.5
- 回答日時:
意味が分かりません。
事実と論理を説明してください。
私が言ってるようにまた心理学系ですよ。信憑性がないわな。
詐欺師ばっかり。教授が言えばというお客さんのために学科が存在し続けるという利権構造がまた一つ。科学とは、自分の脳ミソが、詐欺師に勝つためのものだと思いますが。蛇に対する本能だの理由を説明してください。私にはほんと下らないですが。お花とか蛇さんとか知ってるガキつかまえてなんだそりゃです。
その教授が詐欺師のはずがないというのならその何とか教授の専門である心理学カテゴリへどうぞ。生物学は自然科学カテゴリです。
この回答への補足
もとの論文はこちらのようですが、せいぜいヘビの画像の認識速度が速いということくらいしか言えない感じですね。
この論文からは、先天的に恐怖の感情を持っているとは言えないと思います。
Human Young Children as well as Adults Demonstrate ‘Superior’ Rapid Snake Detection When Typical Striking Posture Is Displayed by the Snake
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1 …
No.6
- 回答日時:
それそえ言えるかどうか証明されていないのでは?単なる症例報告以下の自作自演。
興味深い事を見つけましたにもなっていないのでは?段取りは写真の選定から全てその人らが用意したのです。統計規模以前に調査がまともかどうか。しかるにです、その業界は楽しそうなところでして、互いに非科学的で批判し合わない詭弁持たれ愛団体なのでは。よく分かりませんが普通のまともな学会ではあればそんなチンケな実験がニュース化されることはありません。
本題ですが恐怖は処理過程によるいわゆる心理の抽象化です。それは物質名でも化学反応名でもなく心理学的な解釈用語です。つまり心理学なのです。愛の遺伝学とか同情のタンパク質とかそんなのは百万年研究しても意味を成していないのです。それを公的に研究している利権団体がいるだけの非文明的な文芸活動なのです。ああ魔女だとか本質的に同じ実体と飛躍、まさに迷信的な論理だと思いませんか。花と蛇ですよ(^^)娯楽です。似非科学。鳩山財団が私費でやるなら勝手ですが税金で公権力がやってはいけないのです。馬鹿を増やします。
まともであれば恐怖とくくられているものは何かという翻訳作業が最初なのです。それはある分子の存在を恐怖と相関的に見つけたとかそういう事では何にも進歩していないのです。量的次元として恐怖という観念が意味をなしていないからです。端的にまともな現代人なら恐怖が科学でないのは自明です。しかし物理科学者から医学者までまともでない人の方が多いのです。
花や蛇が花や蛇のまんまでは現代の自然科学にはなりません。何も言えていない。オモチャメーカーのアンケート以下です。追試実験されてそうではないとなったら腹を切る気があるのでしょうかね。
この回答への補足
研究テーマとして難しいとは思います。
近年の脳科学の進歩は著しいので、心の問題もしだいに明らかになっていく気がしています。
恐怖を感じている時、脳のどの部位が活動しているか、どんな神経伝達物質が感情に関係しているか、というあたりからわかってくるのじゃないかなと。
恐怖ではないですが、抗うつ剤のように気持ちに作用する薬剤も開発されていますし。
論文についてはあの条件でやったら、同じ結果になるのじゃないでしょうか?そうでないとすると捏造になってしまいますし。
No.7
- 回答日時:
難しいんじゃなくて馬鹿のお遊びなんです。
神経生理から地道やらなければ砂上のラブホテルです。捏造だろうし同じ条件が科学的に適切な条件でもないでしょう。だいたい花と蛇を比較して意味がありますか。蛇とウナギでやってくださいよ。
脳科学なんか話になりませんよ。筋肉の仕組みを研究する人が筋肉の血流量を測定しますか。クルクルバー商業振興会です。
精神科も含めて詐欺なんです。詐欺でも利権構造なんです。
この回答への補足
筋肉は機能として伸縮しかないので部位ごとの血流量を測定しても意味がありませんが、脳は部位によって役割が違うので部位ごとの血流量を測定することは意味があると思いますが・・・
補足日時:2013/12/13 23:44No.8
- 回答日時:
そういうやり方では科学にならないという事です。
基礎を究明しないのだから表象優先の心理学(文系)です。役人に対する政治家みたいな踊り子活動です。恐怖という観念が科学になっていないお化け屋敷なのです。そのままお化けを研究するのが文系。
端的には無駄なんですよ。砂上にお化け屋敷を築いても。
お化けに興味がある質問者だから恐怖のお化け屋敷なのです。恐怖というモヤモヤ以外の形で質問を構築する気があるかないかです。なければ心理学や哲学カテゴリ。
この回答への補足
恐怖というのは、犬とか猫を観察しても感じているようにみえます(人間の感情を投影しているだけの可能性もありますが)。魚だって、物音で逃げたりします。恐怖はいろいろな動物が持っているものという気がしています。
恐怖を心理学の問題として扱うこともできますが、脳内で起きている現象として、主に物質的な側面から解明する研究がどのようにすすんでいるのか知りたくて質問しました。ですから、心理学でなくて生物のほうに質問しました。
そのように恐怖というのは実態がないものだ(お化け屋敷?)というお考えについておたずねします。
それは以下のいずれでしょうか?
(1)ご自身の見解である。
(2)まだ解明にはいたっていないが、脳科学などの専門家の多くがそう考えている。
(3)実験データがそろってきており、かなり確実性が高い
No.9
- 回答日時:
No.11
- 回答日時:
基本、先天的と思われる実験結果があります。
日本猿は蛇を先天的に嫌いますが、脳の一部(確か扁桃体)を破壊すると、それまで怖がっていた蛇のおもちゃを怖がらなくなります。
人間の場合はもう少し情報処理の量の増加に伴って、個人差や変異?も大きく一概に同じにはならないと思いますが、基本、恐怖や不安の情動を司る中枢は同じ扁桃体です。
不快感を感じ取る五感の性能に個人差が有るので、同じに反応する訳ではないですが、システムは同じです。
ちなみに聞いた事は無いですが、恐怖を感じない人が存在しても問題はありません。
多分に人間関係に支障をきたしそうですが・・・・
回答をいただきありがとうございます。お礼が遅くなってすみません。
確かに言われる通り、恐怖を感じないと生きていく上で支障をきたしそうですね。
脳の一部切除で恐怖を感じなくなるとすると、恐怖はやはり生物として受け継がれた仕組みのようなものなのですね。
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