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十年前に亡くなった祖父の持ち物の古い経本が仏壇の奥から出てきました。和綴じされた物で、これを受け継いできた一族が絶えた為に昭和十五年に譲り受けた物であると書かれたメモが挟まっていました。

貧窮モイラス善人モ悪人モイラス男子モ女人モイラス、タ、モロモロノ…という文書で始まっていて、文明六 七月九日で終わっています。

祖父に何も聞かされないままだったので、何も分からず、、このままとりあえず保管しておくべきか、処分するか迷っています。資料として少しでも価値があるようなら地元の資料館に寄贈するなり何かしようと思います。
資料館に連絡をしたら学芸員さんに見てもらえるのでしょうか?

A 回答 (3件)

>祖父が残した書物の内容が知りたい



資料的価値は私には分かりません(><)が、御質問の断片情報のみから判断しますと、
下記などと概ね一致するように思いますが如何でしょうか?

なお、「蓮如上人御文」は『御文章(ごぶんしょう)』とか『御文(おふみ)』とも呼ばれ、
浄土真宗の第八代「蓮如」が、真宗教義について信者たちに宛て書いた手紙を、
後に編集したもので、八十通が五巻に分けて入れられているそうです。
編者については疑問がないわけではないようですが、
第九代の「実如」が、自分の子どもの「円如」に命じて編集させたものといわれています。
内容がきわめて理解し易いことから、浄土真宗の各派においては、
読経や説教の際に読誦され続けていますので、親しみ深い文章が多いようです。

〇『蓮如上人御文章/法文館/大正6』
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/915424/68
<68/232>(右頁1行目~)

〇『蓮如上人御文全集/禿氏祐祥編/文献書院/大正11』
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/971025/29
<29/249>(30頁1行目~)

〇SAT大正新脩大藏經テキストデータベース2007版 (SAT 2007)
蓮如上人御文 (No. 2668 圓如光融編 ) in Vol. 83
http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT/ddb-sat2.php?mo …

http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT/ddb-sat2.php?mo …

以上 少しでも疑問解消の糸口に繋がれば幸いです^^

でも御質問の趣旨とズレている場合は御容赦下さいm(_"_)m
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この回答へのお礼

回答をありがとうございました!

質問の内容とタイトルが一致しない投稿をしてしまってすみません。 内容も知りたかったので回答嬉しかったです!

祖父の家は江戸時代までずっとお寺だったので、(明治に廃寺し、寺屋敷と呼ばれています)蔵や押入れ、敷地の中にその名残?の謎の書物や仏像など沢山あって処分に困っている所でした。

探せばまだ何か出て来そうです、経文に仏像に、一式地元の資料館に持っていこうと思います。

お礼日時:2014/01/26 09:52

    ありました。

#2さんのご発見です。蓮如上人のお文で、下記の15行目からです。終わりに「文明六年三月三日清書之」とあります。

7靜ニオモンミレハ。ソレ人間界ノ生ヲ
ウクルコトハ。マコトニ五戒ヲタモテル
功力ニヨリテナリ。コレオホキニマレナ
ルコトソカシ。タタシ人界ノ生ハ。ワツカ
ニ一旦ノ浮生ナリ。後生ハ永生ノ樂果ナ
リ。タトヒマタ榮花ニホコリ。榮耀ニアマ
ルトイフトモ。盛者必衰會者定離ノナラ
ヒナレハ。ヒサシクタモツヘキニアラス。
タタ五十年百年ノアヒタノコトナリ。ソ
レモ老少不定トキクトキハ。マコトニモ
テタノミスクナシ。コレニヨリテ。イマノ
トキノ衆生ハ。他力ノ信心ヲエテ。淨土
ノ往生ヲトケントオモフヘキナリ。抑。ソ
ノ信心ヲトランスルニハ。サラニ智慧モ
イラス。才覺モイラス。富貴モ。貧窮モイ
ラス。善人モ。惡人モイラス。男子モ。女人
モイラス。タタモロモロノ雜行ヲステテ。
正行ニ歸スルヲモテ本意トス。ソノ正行
ニ歸スルトイフハ。ナニノヤウモナク。彌
陀如來ヲ一心一向ニ。タノミタテマツル
理リハカリナリ。カヤウニ信スル衆生ヲ。
アマネク光明ノナカニ攝取シテステタマ
ハスシテ。一期ノ命ツキヌレハ。カナラス
淨土ニヲクリタマフナリ。コノ一念ノ安
心ヒトツニテ。淨土ニ往生スルコトノ。ア
ラヤウモイラヌ。トリヤスノ安心ヤ。サレ
ハ安心トイフ二字ヲハ。ヤスキココロト
ヨメルハコノココロナリ。サラニナニノ
造作モナク。一心一向ニ如來ヲタノミマ
イラスル信心ヒトツニテ。極樂ニ往生ス
ヘシ。アラココロエヤスノ安心ヤ。又ア
ラユキヤスノ淨土ヤ。コレニヨリラ。大經
ニハ易往而無人ト。コレヲトカレタリ。
コノ文ノココロハ。安心ヲトリテ。彌陀ヲ
一向ニタノメハ。淨土ヘハマイリマスケ
レトモ。信心ヲトルヒトマレナレハ。淨土
ヘハユキヤスクシテ人ナシトイヘルハ。
コノ經文ノココロナリ。カクノコトクコ
コロウルウヘニハ。晝夜朝暮ニ。トナフ
ルトコロノ名號ハ。大悲弘誓ノ御恩ヲ。報
シ奉ルヘキハカリナリ。カヘスカヘス佛
法ニココロヲトトメテ。トリヤスキ信心
ノヲモムキヲ存知シテ。カナラス今度ノ
一大事ノ報土ノ往生ヲ。トクヘキモノナ
リ。アナカシコアナカシコ
文明六年三月三日清書之
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この回答へのお礼

回答をありがとうございました!

祖父の家にあった経文の文頭が15行目からになっているのは、ページの 一部欠けているからなのかな?

祖父や母も保管について悩んでいたようなのでこれでやっとスッキリしました!

他にも仏像やお札の付いた怖い土人形など勝手に扱うとバチかわあたりそうな物が色々残されているので一式を資料館に持って行く事にします。

お礼日時:2014/01/26 10:04

残された史料についてはわかりませんが、是非一度資料館に相談してください。


どの地域か分かりませんが、県立歴史博物館などの比較的大きい展示などにも力を入れている場所をおすすめします。それぞれの時代の専門の学芸員さんがいるはずですので。どういったものなのか、見てくれるはずです。
歴史資料は、今現在残されているというだけでかけがえのない価値があります。
ご質問の史料が文明六年当時のものであっても、その写であっても、それは変わりません。質問者さんのおじいさんに渡ったという過程も貴重な歴史なのです。何十年何百年という歳月を生き延びてきたのです。失われてしまえば、その価値は永遠に失われてしまいます。
ご自分の元で保管が難しいようでしたら、寄贈されるのがよいかと思います。古書店などに売却する方法もありますが、収集家によって秘蔵されてしまえば公になることなく、最終的に処分されてしまうこともあります。
一度専門の学芸員さんに見てもらってください。
これはお願いですが、絶対に処分などなさらないでください。
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この回答へのお礼

素早い回答をありがとうございました!

価値の有り無しに関わらず、祖父の残した謎の書物の一式全て地元の(福岡)資料館に持って行こうと思います。

このまま自宅で保管し続けても忘れられて…また捨てる捨てないの話が出てしまうと思いますので。 もし歴史的に少しでも価値のある物だったら日の目を見て欲しいと思います。

ありがとうございました!

お礼日時:2014/01/26 09:40

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