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1. 「実験中であるやなしに関わらず。」

この文の意味は「実験中かどうかに関わらず。」と同じだとわかっていますが、
その「や」の用法がよくわかりません。
「や」は並列助詞としては、名詞が前に出るのがふつうだと思いますが、
接続助詞としては、「⋯や否や」と同じ、「…して、すぐに…」と意味しています。
「判定詞」を入れられるかどうかよくわかりません。
(それについて、ある論文に書かれているようだ)
(それとも、「ある、ない」、存在についての文に限られるでしょうか。)
ですから、この場合の「や」の使い方、由来などを教えていただきたいんですが…

2. 「お待ちください」を聞いたことがありますが…
「お待ちを」この慣用句は何の文から省略され、崩されましたか。

日本語がまだまだなので、ご了承ください。
(できれば、また都合がよかったら、訂正していただきたいです。)
誠にありがとうございます。(^^)

A 回答 (7件)

>1.対照するには「あり」であり、「ある」ではないでしょうか。


それに、「や」を抜いた用法も見たことがあります。
つまり、「実験中であるなしに関わらず。」

確かに、「あるなし」が使われています。(よくご存じですね、これほどご存じだと、「日本語がまだまだなので」とは単なる謙遜と受け取れます)改めて質問文を読み返すと、「判定詞」という言葉をお使いなので、それが「だ」や「である」を示す言葉だと言うこともご存じで、「論文」も読んでいらっしゃるようですから、同じ日本語を学ぶ外国人でもレベルの高い方かと、お見受けします。

 「や」については前回言いましたように、古語の用法で「疑問・反語」を表す終助詞と言えます。それが(おっしゃるように)慣用的に現代語の中に残っているのですね。

 それから、「実験中である」「実験中でない」の「ある」「ない」は実は、本来「存在することと、その否定」=「有る・無い」を表すのではなくて、「実験中という状態」なのか「実験中という状態でないのか」といった「状態」を表しています。言い換えれば、「ものが存在するか、その否定か」から「その状態があるか、ないか」へ意味が転じたことになります。文法的にいえば、「動詞」や「形容詞」が「補助動詞」や「補助形容詞」になったものです。
 

>2.「を」に「願います」を替わることですか...
ふつう敬語は「を」がないですね?

 いえ、ないわけではなくて、No.5の方が挙げられた敬意の高い

「お待ちを致しております」「お待ちを願います」「お待ちをいただけますか」「お待ちのほどお願いいたします」「心よりお待ちを申しております」など。

 (待つのが誰か違っているものが混じっていますが)この言い方を「お待ちを」で切っては、かえって失礼になるかも知れません。

> 日本に一度行きました。靴のサイズを選ぶとき、ある店員に「27番のをお持ちいただけませんか。」と、
失礼な言葉を言ったんです。

 それは「ちょっとした」失敗です。靴は「番」という序数ではなく、インチ(inch)でしたね。

この回答への補足

「を」ありの敬語、どうググっても見つからないんですね…(._.)
本にも…
お になる
お いただく
お ください
お いたす
このような基本的な敬語しかないんですが…

貴重なご回答ありがとうございます!

補足日時:2014/02/28 01:06
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この回答へのお礼

貴重なご回答ありがとうございます!

お礼日時:2014/03/06 01:07

>「を」ありの敬語、どうググっても見つからないんですね…(._.)


本にも…
お になる
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お ください
お いたす
このような基本的な敬語しかないんですが…
 
 この「ここでお待ちを」の言い方をされたら、日本人でも中には腹を立てる人がいるかも知れません。
これは言わば「応用編」で「基本編」は
 お になる  お いただく  お ください 
でいいと思いますし、それで十分です。なお、「お いたす」は謙譲語なので区別する必用があります。上記の三つは尊敬語です。

この回答への補足

1.やっぱり難しいですね。辞書や表現辞典で探しても見つかりませんね。
慣れれば使えるようになるかもと思います。

2.尊敬語と謙譲語が区別できますよ~勝手に挙げただけです

つまり、
「お待ちを致しております」
「お待ちを願います」
「お待ちをいただけますか」
「お待ちのほどお願いいたします」
「心よりお待ちを申しております」、

「を」入りの敬語を使っている方もありますか?
正しい敬語であるかどうかどうしても見つかりません(@_@)
それとも皆がそう言っているものだから、
間違いを押し通して、月日のたつうちに正しくなるんですか?

間違ったところか失礼なところがありましたら、申し訳ありません。(@_@)

補足日時:2014/03/03 21:06
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#2です。



>例などありませんか。
ググったり表現辞典を引いたりしても、ほとんど「並列助詞」と「...や否や」の同時性の用法だけです。
 :
これは、いわゆる古語としての表現ですから、国語辞典でも大き目のものか「古語辞典」に詳しいでしょう。
#3さんご指摘の通り、係助詞の文末の疑問の用法です。

先の表現例にもあげましたが、現代語では「~か(どうか~)」という用法になっています。
このような選択式の疑問形としての「~や否や~」の用法は、そもそも漢文訓読体に由来しており、今日では古風な、擬古的な言い回しになっています。
その結果、今や「同時性を表す」という同形ながら意義の異なる副助詞的用法においてのみ見て取れるのでしょう。

「史記 合従連合」篇での張儀の言葉「視吾舌尚在不。」を訓読すると「「吾が舌を視よ。尚ほ在(ア)りや不(イナ)や」と」となります。「どうだ、おれの舌を見てくれ、まだあるかな。」という意味です。
英語で「... or not ?」の疑問形と同様、「~否?」「~不?」といった「なりや否や?」を文末に加えたり、「有~無?」といった「有りや無きや?」を付けて疑問の強調を、ひいては反語的主張をする用法です。

>2.敬語では、ふつう「を」がないでしょうか。
「お待ちしております、お待ちください、お待ちいただけますか、お待ち願います。」など
 :
もちろんあります。
これは統語的表現ですから、いわば文章的で、それだけ丁寧にして改まった言い方になります。
「お待ちを致しております」「お待ちを願います」「お待ちをいただけますか」「お待ちのほどお願いいたします」「心よりお待ちを申しております」など。
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>その「や」の用法がよくわかりません。


読み落としていました。「や」は古語の用法で、おっしゃる「並列」「接続」助詞では無く、「我が進む道はいずこにありや」といった、文語調の表現に使われる「疑問の終助詞」です。現代語では「か」を使うところです。
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> 1. 「実験中であるやなしに関わらず。


 「実験中であるか否かに関わらず」と普通なら言うところでしょう。
 もともと、「ある」「なし」はよく対比的に使われます。「ある」が動詞、「なし」が形容詞であるにもかかわらずに。
 「わが思ふ人はありやなしやと」(伊勢物語)  「あるかなきかに……」(源氏物語)
 こうした言葉が部分的に記憶に残っていての使用なのでしょう。「あるかなしの」(わずかしか無いの意味)という言葉も聞いたことがあります。
 それにしても「実験中である」という言葉に「やなし」を付ける神経は果たしてどんなものでしょうか。

>2. 「お待ちください」を聞いたことがありますが…
「お待ちを」この慣用句は何の文から省略され、崩されましたか。
 「少々、お待ち願います。」という言葉がありますが、それを「少々、お待ちを」と切り詰めたのではないでしょうか。「少々お待ちを」と「を」まで言ってしまったために、後に続く語が出てこない。やむを得ず、そこで「ブチ切った」ということでしょうか。(品の悪い言い方をして、失礼)
 以上は、思い付きで述べただけなので、もっと違う考えもあるかも知れません。

 「日本語がまだまだなので」とおっしゃるのにも、関わらず、よくこんなことにお気づきですね。

この回答への補足

1.対照するには「あり」であり、「ある」ではないでしょうか。
それに、「や」を抜いた用法も見たことがあります。
つまり、「実験中であるなしに関わらず。」

慣用句とするしかないでしょうか...(@_@)

2.「を」に「願います」を替わることですか...
ふつう敬語は「を」がないですね?
その「を」がこちらの困る点です@@

習った言葉.単語が多いけれど、
外国人なので、正しい言い回しをまだ習っています。

日本に一度行きました。靴のサイズを選ぶとき、ある店員に「27番のをお持ちいただけませんか。」と、
失礼な言葉を言ったんです。その時ずっと気にしてた、「わたしはまだまだだな」と(@_@)

補足日時:2014/02/26 19:03
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まず例文をどこで採取されたのか分かりませんが、「実験中であるやなしに関わらず。

」は不完全な文章です。

>この文の意味は「実験中かどうかに関わらず。」と同じだとわかっていますが、
 :
「実験中かどうかに関わらず。」と同じ意味の文例を上げれば、
「実験中か否かに関わらず…。」となります。

>接続助詞としては、「⋯や否や」と同じ、「…して、すぐに…」と意味しています。
 :
その「~引き続いて~」の形で「同時性を表す」用法の場合は活用語の連体形を受けますが、その前には活用語の連体形・終止形・体言を受けて「~かどうか~」という「問いかけの気持ち」を表す用法があります。

そこで、「実験中であるやなしに関わらず。」を是正した表現例を挙げてみます。
・実験中であるやなしやに関わらず
・実験中でありやなきやに関わらず
・実験中であるやあらざるやに関わらず
・実験中であるかないかに関わらず
・実験中であるか否かに関わらず
・実験中であるかどうかに関わらず

>2. 「お待ちください」を聞いたことがありますが…
「お待ちを」この慣用句は何の文から省略され、崩されましたか。
 :
もともと、「~ください」という尊敬語の動詞用法では、動詞の連用形に敬意の「お」を冠して体言に準じた形での要求表現ですから、「お待ちください」や「お待ちいただけますか」また「お待ちを願います」などと名詞のように扱えます。とくに省略やくずしがあるわけではありません。

この回答への補足

1.「その前には活用語の連体形・終止形・体言を受けて「~かどうか~」という「問いかけの気持ち」を表す用法があります。」という用法
例などありませんか。
ググったり表現辞典を引いたりしても、ほとんど「並列助詞」と「...や否や」の同時性の用法だけです。

2.敬語では、ふつう「を」がないでしょうか。
「お待ちしております、お待ちください、お待ちいただけますか、お待ち願います。」など

思い詰め過ぎてすみません...。

補足日時:2014/02/26 18:38
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1。

  下記の疑問の「や」です。
    http://kobun.weblio.jp/content/%E3%82%84
   実験中であるやなしに関わらず = 実験中であるか、(実験中で)無いかに関係なく

2。  「お待ちください」を聞いたことがありますが…「お待ちを」この慣用句は何の文から省略され、崩されましたか。

    お待ちを(願います)の括弧の中を省略したものです。
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