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日本語では『足首』と『くるぶし』は明確に違っていると思います。足首は足のふくらはぎの下、最も細くなったところ、くるぶしは足首のすぐ下、足の内側、外側で骨のでっぱったところです。ところが大方の辞書では両方とも ankle となっています。英語では両者特に区別しないのしょうか、それとも何か別の言い方があるのでしょうか? 分かるかたおられたら教えてください。

A 回答 (4件)

こんにちは。

外国語と日本語で指し示すものが一対一に対応していない、あるいは意味の広さがちがうというのはよくあることで、それを意識できるのは外国語上達のひとつのステップだと思います。

おたずねの件は私もぼんやりと気になっていたので、興味をもって調べてみました。

英語の意味で不明のことがあって英和辞典で釈然としないときに、見てみる価値があるのは英英辞典です。ネットの英英辞典でankleをひくと、

http://www.merriam-webster.com/dictionary/ankle

1 : the joint between the foot and the leg; also : the region of this joint

ということなので、「foot(足=指や甲があるほう)とleg(脚=腿からすね)との関節、その関節の一帯」

てな語義になってます。つまりすねの下端の関節一帯をankleと呼んでるわけですね。ほかの回答者も指摘されてますが、ankleは範囲が広そうです。

(とはいえ、質問者さんがおっしゃるように、日本語で「足首は足のふくらはぎの下、最も細くなったところ」と言い切ってしまってよいかどうかは疑問で、たとえば「足首を捻挫する」という場合の足首は、「足のふくらはぎの下、最も細くなったところ」ではなくして、関節のことを呼んでいると思います。)

で、英語のほうでは特に「くるぶし」と「足のふくらはぎの下の最も細いところ」を特に言う言い方があるか調べてみますと、

「くるぶし」=malleolus という単語があります。
英和辞典
http://ejje.weblio.jp/content/malleolus 
英英辞典 
http://www.merriam-webster.com/medical/malleolus
http://dictionary.reference.com/browse/malleolus

この言葉がどのくらい日常的に使われるのかはわかりませんが、ともかく1語で指し示す言葉はなくはないということです(ただ、この単語は解剖学用語らしいので、やっぱり日常会話で使ったら相手が変な顔をするかもですね。英英辞典の2ばんめのほうにある、the bony protuberance on either side of the ankle (=ankleの両側にある骨のでっぱり)といった表現を参考に具体的に言ったほうが日常会話にはなじむのかもしれません)。

それでは、「足のふくらはぎの下の最も細いところ」はどうかですが、これはどうも、1語で指し示す言葉というのはないようです。
たとえば、下記のリンクを見てください。

http://knittyblog.com/2012/07/foot-sizing-survey …

編み物をされる方のブログのようですが、編み物のための足の測定部位の図があって、「足のふくらはぎの下の最も細いところの外周」をankle circumference at narrowest part (= 一番細い部位でのankleの外周)としています。

というわけで、おそらく1語で言う言い方はなくて、このように具体的に言うしかないのでしょう(もし1語でいう言い方があれば、この図にその語を使って、「circumference of ナニナニ」などと書かれているはずです)。

この図の言い方を借りれば、

「足のふくらはぎの下の最も細いところ」= ankle at narrowest part

ということになるかと思います。

まとめると、

・英語の ankle は辞書的には足首の関節をさしており、日本語の「くるぶし」や「足首」より範囲がやや漠然としている。
・「くるぶし」=malleolus という単語がないわけではない。
・「足のふくらはぎの下の最も細いところ」を1語であらわす単語はなさそうで、具体的に ankle at narrowest part  などと言うしかなさそうだ。

ということかと思います。
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日本語と英語では見方が違うということがまず理解にとって大事な点です。


日本は河川に入ったり、農業をするときなどに、どの高さまで水が来ているかを言うことが重要だったと思います。「足首まで」とか「くるぶしまで」とか「ひざまで」とか。
しかし、日本とは環境の違うイギリス(英語の発祥地)では、狩猟でねん挫したとか、ankleが痛いとか、そういうことの方で使われる表現が発達したのだろうと想像します。ですから、footとlegのつなぎめ(joint)部分ーーつまりankleという表現が成立したのだと言えるでしょう。なお、legはankleを含まないと考えていいのですが、広い意味では含む場合もあります。つまり、このあたりは曖昧なのです。anlkeがどこの骨のどの部分からどの部分までみたいな、解剖医学的な発想はもともとありませんから、あくまでも、legとfootのつなぎめーーという考え方だけなのです。そのankleに相当する日本語は「くるぶし」が近いと思いますが内容によっては「足首」かもしれません。ピッタリと一致はしません。言語文化が違いますから。なお、ankleは医学用語としては「足関節部」という訳もあります。

以上、ご参考になればと思います。
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足関節(ankle)は、足首にある関節。


足関節は脛骨、腓骨、7つの足根骨を含めた9個の骨で構成されており、
上跳躍関節、下跳躍関節、踵立方関節、楔舟関節で構成される複関節といわれる。
距腿関節と距骨下関節の総称である。

http://en.wikipedia.org/wiki/Ankle
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アンクレットという装飾品を付ける


かた(主に女子)がいらっしゃいます。

その部分がアンクルでありましょう。
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