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先天性のものや、事故や病気の後遺症などで後天的に片耳の聴力を失ったり大幅に低下してしまった人に対して、医療関係者からのサポートはあるでしょうか?
もう一方が健聴だとしても少なからず不自由があるのですが、これについての説明や助言、サポートなどを、似た境遇の方からではなく医師や作業療法士など、何らかのプロの方から受けることはあるのでしょうか?

私は生まれつき片耳を失聴しておりましたが、これによる不自由とそれを補うすべは私自身が体当たりで学んできました。
今と違いネットもなかったため、似た境遇の方と接する機会もめったにありませんでした。
医師から助言されたりそういう訓練をする人を紹介されることもありませんでした。
(医師から親への説明は、普通に育てなさいという非常にアバウトなものでした)
もし、的確な助言やサポートがあればもっと生きやすかったと思います。

この点は今ではどうなのでしょうか?
今でも似たようなものなのでしょうか?

A 回答 (1件)

娘(小6)が先天性か後天性か不明な片耳失聴ですが、医療関係のサポートなどはないですよ。



というよりも、実際に生活していると気がつかないだけで、実は片方が聞こえない、という人は結構あちこちに存在しています。
うちの子もそうですし、娘の友達のお母さんもどうやらそうらしいですし、以前引っ越し先で知り合った
上の階に住んでいたママ友になった方も実はよくよく話してみたらそうだった、という感じで、普通に生活してる分には気がつかない事が結構多いのですが、実はそうだったって方が周りに割と見つかる事が多いです。

うちの場合は気がついたのが3歳くらいの時でしたが、
内耳が原因で手術や補聴器は効果がないタイプの難聴で、なんとなく振動は感じる程度だったのですが、今まで生活していてそれらを意識したことはほとんどないです。

もちろん本人としては、イヤホンが片方使えないとか、片側から呼ばれても聞こえが悪いことがあったり、という小さな不便はあるんだと思いますが・・・

不便に対するサポート、といっても質問者さんが体当たりで学んできた、という何が不便でどう対処してきたのか具体的な事例が書かれていないのでなんともいえませんが、助言、という点でいうと、生活で予想できるリスクとその対処法程度は医師などからアドバイスはもらったことがあります。

療法士さんとかのサポートはなく(訓練してもどうにもなることでもないので)、日常生活で不便と思ったことや気をつけないといけないことを、診察の際とかにお話しするって程度ですね、

3歳から半年に一回くらい定期健診をうけていて、今は一年から二年に一回、変化や異常がないかどうかなど、定期的な聴力検査をしに受診しているだけです。
片方が聞こえる人は大半が普通の生活をしていますし、聞こえないことで制限される職種もそんなに沢山あるわけではないので、社会の中にいるとほとんど気が疲れませんよね。

うちの子も自分で友達とかに話していますが、話さなければおそらく気がつかれないと思います。

あとは、医者側からどうサポートするか、というよりも、親や自分自身が日常生活で不便な事を具体的にあげていってアドバイスをうける、みたいなのが普通なんじゃないでしょうか。
うちの場合も、診察の時は医師から何もいわれなくても自分自身で疑問なことを親として質問してきましたし。

例えば片方が不便だと音の聞こえてくる方向が分かりにくいから、後ろから来ている車に気がつかないことがあるので気をつけるように、とか、授業で席替えなどがある場合、後ろのほうで聞こえにくかったり、聞こえないほうの耳側に教卓がある場合に不便と感じたら変えてもらうといい、とか、あとは健常なほうの耳だけは大事にしないといけないからおたふくの予防接種などを受けるといいとか、プールの授業についてはそんなに神経質にならなくてもよい、とかそういう程度のお話は最初に先生からされたり、学校へあがるタイミングで親の私から質問したり。

コンサートなどの大きな音がなるイベントへ連れて行ってやりたいとなれば、耳への影響とか、気をつける事を確認したりしましたし。先生のほうから何もいわなくても何かをその都度提示してもらえるわけではなかったですよ。

それくらい、普通の子と変わらず生活できているので。
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この回答へのお礼

>実はそうだったって方が周りに割と見つかる事が多いです。
案外そういうものなんですね。
私の場合、基本的には協力が必要なときとか就職の面談で責任者にカミングアウトするくらいしか耳のことを話題にすることはないので気づかないだけで、身近にも仲間はいるかもしれませんね。

私の場合は先天性小耳症という耳たぶの奇形で内耳までやられていました。
状況は回答者様のお子さんと似たようなものです。
就職では確かに、警察官や自衛官といった危機管理の現場の仕事はアウトでした。
製造業の現場の仕事も事故を懸念されることがよくありました。

ネットで見た体験談ですが、後天的に失調した方や、理解するため片耳に耳栓をした方の中には、音の方向がわからないことに非常に不安を抱く方もいました。
私はすんなり受け入れてる状況も、慣れない方にとってはとても怖いもののようです。
この問題、もっと理解が進むと良いのですが。

>体当たりで学んできた、という何が不便でどう対処してきたのか
お子さんと同様、失聴側が死角となりそちらから話しかけられてもよく聞き取れないことと音の方向がわからないこと。
そしてカミングアウトのうまいやり方ですね。
死角の問題から人との立ち位置には気を使いますし、方向の問題から異音が発生してる場所がわからなかったり呼びかけられてもどこからかわからなかったり、車の運転しててサイレンの音が聞こえてもどこからなのかわからず、目視で補うことになります。
片方だけでも聞こえていれば無問題という認識は根強く、端的な説明ではわかってもらえないことも多いので説明の仕方を工夫する必要がありました。
>生活で予想できるリスクとその対処法程度は医師などからアドバイスはもらったことがあります。
これすら私の場合はなかったです。
もっとも、子供の頃は自分にとってこの状態が標準だったので、これこれこういうふうに困ってると訴えることもなかったのですが。
片耳の問題を申告に意識するようになったのは社会に出てからでした。
社会に出たり新しい業種につくと、思いもよらない形で片耳が壁になることがよくありました。

私は30代。
医者の認識も当時からはだいぶ変わってきているようですね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/11/30 22:05

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