最近、いつ泣きましたか?

英語の会話文の問題で質問です。

本文
John: We dislike bitter tastes because lots of poisons are bitter.
Dave: Well,anyone for a nice cup of poison - I mean - coffee?
     Or how about some strong dark chocolate?

問題分
John claims that we dislike bitter things because they are bad for us.
Dave shows his disagreement by

選択肢
ア arguing that coffee is poisonous.
エ pointing out that some people love bitter tastes.
(イとウは省略)

解説によると正解はエだそうです。
しかしなぜエが正解なのかわかりません。

Daveのセリフの訳は
「じゃ、誰かおいしい毒を1杯飲む?もちろんコーヒーのことだよ。
さもなければカカオ分の多いブラックチョコレートはどう?」です。

解説には「Daveはコーヒーとブラックチョコレートを苦いものの代表として挙げていて、
苦い味が大好きな人もいると指摘している」と書いてありました。
なぜDaveが「苦い味が大好きな人もいる」と主張していることになるのでしょうか?

「じゃ、誰かおいしい毒を1杯飲む?もちろんコーヒーのことだよ。」というセリフから判断して
アを選びましたが不正解でした。
「Daveはコーヒーは毒だとは言っていない」と解説にありましたが、
そう判断できる理由はなぜでしょうか?

エが正解である理由とアが不正解である理由を教えてください。

A 回答 (2件)

 お示しの訳は多少意訳ですね。

もう少し直訳的にしてみます。

>John: We dislike bitter tastes because lots of poisons are bitter.
「極めて多くの毒は苦みを持っているから、(毒を避けるために)人間は苦い味を嫌うんだよ。」

>Dave: Well,anyone for a nice cup of poison - I mean - coffee? Or how about some strong dark chocolate?
「それじゃ、たっぷり1杯のいい毒、つまりコーヒーが好きな人は? それか、ちょっと強めのブラックチョコ(甘みが少ないチョコ)はどうなの?」

 こうしてみても、実はDaveは皮肉を言っているので、ちょっと解釈が難しくなっています。字義通りに受け取ると、Daveの意図を誤解することになります。

 Daveの台詞のforですが、for Aで「Aに支持している」「Aを好んでいる」というforです(対義語はagainst)。

 DaveがJohnに尋ねているのは「コーヒーやビターチョコのように、苦い味を好む人がいるのだけど、君の理屈には合っているの?」ということです。質問の形をとっていますが、反語と考えるべきでしょう。

 確かにDaveはpoisonと言っています。それは反語表現であることを考慮すると、Johnに対して、苦いもの全てが毒なら、コーヒーもブラックチョコも苦いのだけど、それらは毒なのか、そんなはずはないよね、という比肉だと受け取るべきでしょう。

 Daveの真意としては「苦いコーヒーやブラックチョコは毒ではない」ということです。それは、Johnの主張に対する反例、例外があることを主張するものになっているわけです。選択肢を和訳して確認してみます。

>ア arguing that coffee is poisonous.
「コーヒーは毒だと主張している」

>エ pointing out that some people love bitter tastes.
「苦い味が好きな人もいることを指摘している」

 Daveの真意はコーヒー好きがいる、苦いチョコでも好きな人がいるという、いわば、よく知られた事実をJohnに突きつけることです。アはDaveの意図に沿わず、エならDaveの意図を汲み取っています。
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この回答へのお礼

Daveの真意を汲み取るには、Johnの主張の穴を反例を挙げてどのように指摘しているか
を読み取ることが必要だったんですね。

Daveの意図を自分なりに咀嚼すると、

では、コーヒーやブラックチョコが好きな人がいることはどう説明するんですか?
あなたの定義だとこれらも苦いから毒ってことですよね?
これらが好きな人は毒を好んで摂っているんですか?そんなわけないでしょう?

ということだと理解しました。

JohnとDaveの主張に共通する大前提は「人間は毒を嫌う」ということであり
好きな人がいる以上、この前提に反するからコーヒーは毒ではない。
Johnもこの大前提の前ではさらに反論することはできず、
だからこそDaveの主張には説得力があるんですね。

丁寧な説明ありがとうございました。

お礼日時:2014/12/08 21:02

まず、もう少しニュアンスが正確に伝わる様な訳にしてみましょう。



John「毒には苦いのが多いから、みんな好きじゃないよね」
Dave 「おーい、誰か毒、いや違った コーヒーの事ね、飲みたい人いる? じゃなかったら強めのブラックチョコとかどう?」

という会話です。つまりコーヒとかブラックチョコとかを好む人がこの世の中にはいるので、「誰か食べない?」とJohnに当てこすりのつもりでDaveはその様に話したというシーンと考えるのが自然です。
上記の文脈の中ではコーヒーが有毒かどうかを議論していると考えるのは不可能ではないかもしれませんが、かなり無理があります。
従いアは間違いです。

すでに上記で説明の通り、苦いのは嫌いな人は確かに世間には多いけど、コーヒーやブラックチョコ等を好む人も多い。。。これを間接的に上記の様な言い方で多少皮肉まじりにDaveは言ったということです。従いエが正解です。

アメリカ的なジョークのワンシーンですね、この例は
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この回答へのお礼

ジョークとか皮肉は遠回しな言い方なのでなかなか難しいです。
気をつけるべき点としては、
感情がこもった表現なので、コーヒーやブラックチョコのような身近な例から共感しやすいことと、
反語表現は文字通りと逆のことを述べていることに注意してこれから読むようにしてみます。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/12/08 20:57

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