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 日銀が目標としているインフレ率2%は結局何のためですか? 世の中のひとが本当に理解しているとは思えません。 2-3%のマイルドインフレのほうが景気のためには良いとされていますが本当ですか? 消費が活発になって、結果的にモノの値段が上がりそうなことは何となく理解できます。しかし、逆は必ずしも真ならずといいます。金融緩和で人為的にインフレを先に起こして、人々の将来物価が上がるという予想(期待)に働きかかけて、消費が活発になり、景気もよくなる・・・。本当にそうでしょうか?

 インフレになりそうならますます財布のひもを固くしそうですが。現在の経済状況は少なくともそういう雰囲気があります。3年後に消費税が10%に上がることが確実ならますますそうです。金融緩和で円安になり輸入物価が上がって、直接的に消費者物価を上げるルートもあれば企業間物価の上昇がやがて消費者物価を上昇させるルートもあるでしょう。 どちらにしても円安によるインフレは消費を冷え込ませることにならないでしょうか?

 輸出企業は円安による為替差益で儲けが膨らみますが、日本の経済構造は内需がほとんどで
外需は極めて小さい。円安による弊害のほうが大きそうですよね? 輸出大企業は円高のときにさんざん取引先に押し付けてきました。円安になって取引先に還元していますか?それがトリクルダウンではないのですか? 円安で外国人の訪問客が増えて国内のモノをたくさん買ってくれる効果や海外からの投資も増えるでしょうが、内需がほとんどであることを考えると、その効果も限られてはいませんか?

 金融緩和で株を持っている富裕層が儲かって、消費を活発にしてくれてそれ以外の人はトリクルダウンを頂戴できる?株や投資信託を持っている層は日本人ではまだまだ少ないので、そちらのルートもどれほど期待できますか?

 そう考えてみるとインフレ目標2%は何のため?という疑問にぶつかることになります。マクロ経済学の理論ではどういうルートで景気がよくなると理論づけしているのですか?

A 回答 (11件中11~11件)

>インフレになりそうならますます財布のひもを固くしそうですが。



インフレ=先高感があると、今のうちに買っておこうという心理が働きます。
デフレ=先安感があると、今はまだ待とう(=買わない)という心理が働きます。
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