2024年に成し遂げたこと

去年外貨での収入がありました。その記帳の仕方についてお訪ねします。

税務署にうかがったところ、「入金された日と日本円に換金した日が数日以内でさして差がないなら、同じレートで構わないが、時間がたってから換金したなら、入金された日のTTMと自分が日本円に換金した日のTTMを調べて、差益か差損分を記帳する」ということでした。
(TTM=買値でも売値でもない、中値)
しかし、実際の入出金を考えると、前後してもっといろいろな記帳が必要そうです。


-第一の質問-

例えば、私が去年7月1日に、300ユーロの収入が確定し先方の会社が明細を送って来たとします。
(日付や金額は仮のものを使って書かせてください。)
ところがそれ以前に私は、日本での必要経費として5000円を申請していました。
先方は、この必要経費をいずれかのレートで計算して、36.44ユーロ払ってくれると決めました。(ということは、おそらくレートは137.21ユーロ)

「今回の収入=300ユーロ 経費=36.44ユーロ 合計336.44ユーロ
ただし税金が10%引かれ、302.8ユーロが入金される」
という内容でした。
必要経費も含めた額から税金が10%引かれてしまいました。
これは、向こうの習慣のようなのでどうしようもありませんでした。

このとき、7月1日の記帳として
①収入が300ユーロと決定された。
②必要経費の5000円が36.44ユーロと計算された。
③336.44ユーロから先方の国の所得税が10%、33.64ユーロ引かれた。

の3つを、それぞれどのように仕分けしたらいいでしょうか。
その日のTTMは139.65ユーロでした。(先方が137.21ユーロを使った理由は分かりません。)


次に、実際に私の外貨口座に入金があったのは7月10日でした。
その日のうちに円口座に換金しました。
その際、経費5000円を収入と分けて受け取る必要があると思い、まず「36.44ユーロ」と指定して円に変えました。
ところが、このとき5017円が円口座に反映されました。
銀行の明細の「適用内容」に「@137.69」とあるので、先方が私の5000円を計算したときより、レートが上がっていたのではないかと思います。
(ちなみに銀行は1円未満の端数は四捨五入ではなく切り捨てるようです。)

7月10日の記帳
④302.8ユーロ入金された。
⑤36.44ユーロだけ円に変えた。(レート@137.69)
⑥その際為替差益が17円出た。

次に、残り266.36ユーロを円に変えました。
ところが、同じ日なのに少しの間にレートが動き「@137.68」になりました。

⑦残りの266.36ユーロを円に変えた。(レート@137.68円)
⑧36672円が円口座に入った。

これらの仕訳はどのようにしたらいいでしょうか?


また、⑦⑧の場合、為替差益/差損というのはあるのでしょうか?
収入の本体はもともとユーロ計算で、かつ外貨で入金された日と同じ日に円に変えているので、差益とか差損の計算はなしという考え方で大丈夫でしょうか?

しかし、上の①で、その日のTTM139.65円を使うと、円に変えたときのレートは下がっているので、差損の記帳をしなければならないようにも思います。
10日のTTMを調べると、138.20円でした。

これも、実際のレート@137.69円や@137.68円と食い違っており、また問題です。
必要経費分の計算が、17円増えていて差益のようなのに、TTMを使うとレートが下がっているのだから、差損として計算しなければならなく、何だか分からなくなってしまいます。

また、TTMと実際のレートが違う以上、円口座に反映された実際の円の額と、TTMを使った額にも食い違いが出てしまいます。


税務署の方の言い方からすると、もしかすると収入が確定された日のことは無視して、
入金日が「売上」が出た日であり支払いがされた日であると考え、
「売掛金」をいったん挟むことなく、直接「売上」→「その他預金」に動かす感じでいいのでしょうか??
そんなことないですよね。
それだと、必要経費部分の記帳と、先方の国の所得税10%の計算が記帳できなくなってしまいます。
確かその10%の外国に払った所得税は、あとで自分の税金から引く欄があったかと思います。(外国税額控除)
今年は私は全体の収入が低く税金が出ないので使えませんが、
やはり、正確でない記帳になると青色申告としてまずいし、
また来年以降も同じような収入が発生して、その外国税額控除に使う必要が出るかもしれないので、
この初年度にきちんと記帳しておきたいです。


先方の明細では、必要経費と本体の収入は分かれていますが、項目名は同じなので、
経費と収入をいっしょくたに収入として考え、それに10%の税金が取られたのだと考えた方がいいでしょうか。
ちょっと悔しい気がしますが。
私が2段階で円に変えているのも、特に意味はないと考えて。

その場合は
7月1日
①’ 336.44ユーロの収入が確定された
②’ 税金が33.64ユーロ引かれた

7月10日
③’ 302.8ユーロ外貨で入金があった
④’ その一部を日本円に変えたら5017円になった
⑤’ 残りを日本円に変えたら36672円になった

は、それぞれどのような仕訳になりますでしょうか。

また、
⑥’ 1日と10日の間の為替差損をつける
⑥’’ 入金日と円に変えた日が同じなので、為替差損は出ないのでつけない

のどちらが正しいでしょうか。


-第二の質問-

TTMを使っても実際のレートで記帳しても、
銀行が端数を切り捨てていたり、④’と⑤’のレートが1銭違っていたりするので、どうしても「数円の計算違い」が出るのではないかと思います。
そうした「数円の計算違い」を処理する仕訳の仕方はありますか?


-第三の質問-

さらに少し複雑になって申し訳ないのですが、
私が外貨口座を開いたとき、いくらか入金しなくてはいけなかったので、1ユーロだけ入れました。
3月1日に138円が、円口座から外貨口座に移動、1ユーロになったと考えてください。
それを、上記の入金があった7月10日に、実は一番最初に円に変えました。
「開設のために入れておいた1ユーロを換金」→「必要経費5000円(36.44ユーロ)を換金」→「収入の本体を換金」の順で換金したのです。
この最初の1ユーロのレートは「@137.70」で、円に変えたら137円になりました。
1円の為替差損という訳です。

この1ユーロの動きは、もともと自分のお金を入れて自分のお金を出しているので、収入等ではないのですが、
ともかく、外貨口座の本体となっている円口座は事業用の口座なので、
事業主借とか事業主貸を使って記帳しなければなりませんよね。(外貨口座も事業用ですが。)

⑨3月1日に、円口座に500円入れた。
(その他預金)500円 (事業主借)500円
⑩3月1日に、円口座から外貨口座に1ユーロを動かしたので、-138円となった。
⑪7月10日に、その1ユーロを戻したら、+137円となった。
⑫1円の為替差損が出た。

⑩~⑫に関しては、どのように仕分けしたらいいでしょうか?
ここでもまた、実際のレートではなくTTMを使うと、3月1日は138.30円、7月10日は138.20円、
端数を切り捨てるとどちらも138円になってしまい、差損なしになってしまいます。
しかし実際には円口座の残高は1円減っているのだから、話が合わななくなってしまいます。
この1ユーロについては、収入の関係ない出し入れなのだから、TTM使わず実際のレートでいいでしょうか。


長くなってしまい申し訳ありません。
第一の質問だけでもご教示願えれば、ありがたいです。

A 回答 (1件)

資産を外貨から円へ 円から外貨へレートの差益利益は雑所得です。


例 1円誤差の場合 

雑所得=為替利益が出たら+1円 
ユーロを日本円に戻したら為替損失でたら=-1円

資産がちゃんと計算があいます。
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この回答へのお礼

いえ、すみません、これは事業所得なのです。
ネット上で見る外貨に関する記帳・仕訳の仕方は、「為替取引をすることが仕事」の人が、「為替差益」という収入を得た場合のもので、それは雑所得かと思います。
私の場合、為替取引そのものは収入源でなく、小さな個人事業をしていて海外から仕事を貰いそれに対する報酬を外貨で貰ったのです。

その際、最初に「売上」→「売掛金」とする時の仕訳の仕方が判らないのです。
また報酬が「必要経費を含んでいる」「相手国の所得税を引かれている」ので、その部分の仕分けが判らないのです。更に「売掛金」→「その他預金」に移動するときの仕分けも。

ただご回答が質問2や3についてのものでしたらありがとうございます。
ただ、仕分けの仕方は、所得の種類が雑でも事業でも同じだと思います。

参考に出来る仕分けが見当たらず困っています。引き続きお判りになる方、一部でもご教示頂ければ幸いです。

お礼日時:2015/02/25 03:04

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