末期癌で人格が変わりますか？アドバイス頂けませんか？

8か月前、母の胃癌が発覚した時には既に末期で骨に転移している状態でした。治療をしないため（緩和ケアのみ）退院を促され、現在は在宅医療をしています。
ここ半年恐ろしく人格が変わり、介護する側の家族が苦しくなり、困惑しています。
献身的に介護をしている家族（特に父）に毎日罵声を浴びさせ、自分に関わる色々な人に対する恨みつらみばかりを口走るようになりました。物を投げつけたり、醜い言葉を連呼したり、家族に対する人格否定攻撃、どうでもいいことに激昂し、火をつけると言いだしたり、常識が通用せず、ゆがんだ自分の価値観で全てを決めつけ同意を求めるので、毎日毒を吐かれて家族はそれを浴びているような心境です。本人はやせ細り、筋肉もなくなっているのでトイレも行けるかどうか、薬が切れると激痛が走るらしく、その辛さは計り知れないと思います。ただそれに比例して、変わり果てていく母が怖くて仕方ありません。もともと攻撃的な難しい性格ですが、最近は手におえなくなってきました。
これは癌が脳に影響を及ぼしているのでしょうか？極限の精神状態や死への恐怖、生への執着が性格をゆがめているのでしょうか？痴呆が出てきたのでしょうか？末期癌の人は皆こうなるのですか？同じような経験をされた方や医療関係者の方、アドバイス頂けませんでしょうか？

No.2 回答者： tubura-pupu 回答日時： 2015/05/31 04:54

私は一度、死の目前を体験したことがあるのでお母様の気持ちもわかる気がします。

人間って日頃、自分がいつ死ぬかなんて考えずに生活してますよね？でも、癌のように日に日に体力が衰え、死が近づいていると実感すると、どうしようもなく恐ろしくイライラしたり荒れたりするんです。
(死に抵抗する期間)

その後、もっと体力が低下していくと死を受け入れる気持ちになり、穏やかになるのですが…。

これには元々の性格によって違いがあると思いますので、最後まで抵抗する人もいれば、早いうちに穏やかになる人もいますし、激しく気持ちが荒れてイライラする人もいれば、静かに心の中で抵抗する人もいます。(ちなみに私は心の中で抵抗するタイプでした)

なので、あなたがご指摘の通り、極限の精神状態であり、死への恐怖であり、生への執着だと思います。そこへ元々の攻撃的な性格が相まって今のような状態なのだと思いますよ。(癌なので脳への影響もあるかもですが…)

おそらく医師は癌患者を沢山見てきて、このようなことをご存じだと思うので、一度相談されてはいかがですか？今の状態で処方されるのかわかりませんが、安定剤でも頂けるのなら、ご家族もご本人も少し楽になると思いますし。。。

お家での看病は本当に大変だと思うのですが無理をなさらないよう、貴方様もお身体ご自愛下さいませ。

この回答へのお礼

早々のご回答をありがとうございます。同じような経験をされた方より、やさしいお言葉をかけて頂き、救われた思いです。やはり癌が心身ともに及ぼす影響は壮絶なもので、健康な人間にはなかなか理解してあげられないものがあるのだと再認識しました。すぐに担当の先生に相談してみようと思います。ご回答者様も大変な思いを経験され、今はお身体が回復されたようで何より良かったです。ありがとうございました。

お礼日時：2015/05/31 12:09

No.1 ベストアンサー 回答者： シンパパ 回答日時： 2015/05/31 03:54

症状精神病ですね、その状態だと、先に入院していた病院の精神科で相談して

薬をもらってきても、意味も無く疑ったりして薬飲まない可能性が高そうですね。
あなた方はこれから母、妻を亡くした悲しみを乗り越えて生きていかなければなりません、
それなのに介護側が体調を崩したり、精神的に疲弊しては今後の生活に支障が出かねません。
亡くなるのがそう先の事ではない家族を介護する方も悲しみをこらえて頑張っているんでしょうし
そこに症状精神病でその状態だと双方に良くないと思います。
もうホスピスに入院させて、緩和ケアと精神科医の治療を受ければ多少良くなると思います。
症状精神病を治療してあげないと安らかな最後にならない可能性もありますので、
ホスピスを検討してみて下さい。

この回答へのお礼

早々にご回答をありがとうございます。おっしゃる通り、薬に関して頓服さえもなかなか飲みたがらない状況です。薬が切れると激痛がくることがわかっているのに何故なのか理解に苦しみます。
家族が「薬を飲んで」と言うとその言葉自体に激怒します。やはり全員のことを考えるとホスピスに再入院の方向で主治医に相談するのがいいと確信しました。ただ以前入院の話をした時、「面倒を見るのが嫌だから病院に入院させるんや。最後をどこで迎えるかは誰の指示にも従わない。自分で決める。」「死んでも恨む」と言われ、それ以降なかなか入院の話が出来ないでいました。しかし「このままでは安らかな最後にならないかもしれません」と言うお言葉が響きました。早急に精神面の治療などを進めて、ホスピスに再入院という方向で主治医に相談することに致します。本当にありがとうございました。

お礼日時：2015/05/31 13:02