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最近(個人的な実感としては、ここ3年くらいでしょうか)、
語尾に「ね~。」と付けて受け答える人がかなり多くなっている気がするのですが、
「そうなんですか~。」と「か~。」で答えるのが昔から日常的な習慣だと私は思っていたので、
「そうなんですね~。」と話してる方を見かけると(大げさかもしれませんが)ちょっとだけ戸惑ってしまいます。

話していて、何か自分が知らない事を話してる相手に言われても、
「へぇ~、そうなんですか~。」と少し驚いた様子をするのではなく、
「あ、そうなんですね~。」と非常に淡々と対応していることが多いと思います。
(企業の電話対応とかでも。)
インタビューなどでも、なぜか、「へぇ~、そうなんですか~!」と感情の入った驚きというか、反応を、私は最近聞いたことがほとんどありません。
むしろ、「そうなんですか~。」と言ってしまいそうになる反射にブレーキをかけて、
「そうなんです、ねぇ。」のように、少し戸惑いつつも、
何が何でも「そうなんですか~。」と言うのを避けようとしているかな?という会話の場面にもしばしば遭遇します。

個人的には、日本語としては、「そうなんですか~。」と返すのがどちらかと言えば正しいと思うのですが…。
自分が知らない事を聞いて、「そうなんですね~。」と「ね~。」をつけるのは、
どこか不自然な日本語のように聞こえてしまい、何となく微妙な心持ちになってしまいます。

たしかに、「あっ、そうなんですね~。」と「ね~。」をつけた方が
相手に対して寄り添って話を聞いている感じを出せるし、親近感も湧くのでしょう。
でも、なんか、どこか、他人行儀な反応でしかないという印象を受けてしまいます。

一方で、「そうなんですか~。」の方は、
聞いている自分はあなたの話に意外性を感じましたよという、無駄な飾りのない素直な反応であり、分かりやすく、そのあとの会話も、「そりゃあ、大変でしたね~。で、それからどうしました?」などと、話がスイスイ展開する気がします。



なぜ、これほどまでに「あっ、そうなんですねぇ~。」
は使われるようになっているのでしょうか?
それとも、昔から普通に頻繁に使われている表現なのでしょうか?

A 回答 (2件)

「あ、そうなんですか~」には、おっしゃるように、驚き・感動の意が含まれていますね。


「あ、そうなんですね~」は、「あ、そういうことだったのか~」と自分で自分に冷静に確認したり、念を押したりしているニュアンス。
わたしも青空文庫限定で検索してみましたが、(探した範囲で)こうした使い方は見つけることができませんでした。
相手の話を肯定的に受け止める用法としては、歴史的には、それほど古いものではないのでしょう。

「あ、そうなんですね~」の場合、自分自身で納得してしまいたい、という感覚が色濃く出ているように思います。
多少ひねくれてるかもしれませんが、「あなたに聞いたから分かった」という部分を蔑ろにしようとする意図。
あるいは、「いちいち、そんなことで驚いたり感動なんかしてられないんだよね~」という深奥からの声も漏れ聞こえてきそうな気もします。
うかつに驚いたり感動したりしていると、足元を掬われてしまう・・・。
そんなことを思わせる時代に、または、思わざるを得ないような時代に、知らず知らずのうちに、わたしたちは突入してしまった、または、突入しようとしている、のかもしれません。
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「あ、そうなんです【ねぇ~】」


相手の言ったことを、「確認・納得」する意味で使います。本来「そうなんですか」も同じ意味で使われていたと思いますが、「か」には「疑問」を表す場合が多いため、時には「納得出来ないような様子」、あるいは「批判的な言い方」に受け取られ兼ねないため、意識的に使わない人が出てきたようです。

「そうなんですか」の《使用例》
 先生は軽く遮って、「それはむずかしい問題です。殊にガス中毒の場合は一層むずかしいでしょう」「そうなんですか」 私は少し変だと思ったが、法医学の権威がいわれるのだから、承服せざるを得なかった。
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