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原子中で電子のエネルギーがとびとびの値をとるのはなぜでしょうか?水素原子のスペクトル、振動数条件、量子条件をふまえてわかりやすく解説してください。

A 回答 (2件)

波というものは狭い領域に閉じ込めてやると、幾つかの振動モード


の和で振動します。各振動モードに対応するエネルギーが
とびとびということです。

この辺は電磁波の振動モード解析をやったことがあれば
理解はたやすいです。

この場合波とは電子の波です。この辺の解釈を整えたのは
ハイゼンベルグやシュレディンガーで、ボーアが考えたのは
もっと限定的です。

電子のエネルギーは連続的に変化できます。ただ、中途半端な
エネルギー状態は不安定なので、すみやかに各モード状態
が変わり、エネルギーを放出/吸収して安定します。
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この回答へのお礼

わかりやすい説明をありがとうございます。今までいまいちイメージがわかなかったのですが、なんとなく像がつかめたような気がします。

お礼日時:2015/07/20 00:21

主量子数については、定性的には、連続の条件(境界条件)から、電子の軌道の円周長さが、電子の波動としての波長の整数倍となるような波長(振動数)しかとり得ない、ということです。



 この辺は、どんな教科書・参考書にも載っていると思いますので、読んでみてください。

 なお、「原理的にそうなっている」ということではなく、「現実がそうなっているので、それに合わせた解釈をしている」(つまり仮説)ということです。
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この回答へのお礼

解答ありがとうございます。
絶対的にそうなのかと思っていましたが仮説にすぎないんですね…。

お礼日時:2015/07/20 00:23

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