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「~でしょ。」で終わる言葉遣いって、目上(年上)の人間に対してすべき言葉遣いではないと思うのですが、どうでしょうか?どうも、限りなくタメ口に近い気がするのですが。

A 回答 (2件)

「です」は断定の助動詞「だ」(または「である」)の丁寧語です。


「でしょう」⇒「です」の未然形「でしょ」+推量の助動詞「う」。
「だろう」⇒「だ」の未然形「だろ」+推量の助動詞「う」。
という関係性になっており、
「~でしょう。」は「~だろう。」の丁寧表現になります。
丁寧語は敬語の一種なので、「明日は晴れるでしょう」は「明日は晴れるだろう」の敬語表現と言うことができます。
ただ、目上(年上)に対して推量を述べる場合には、丁寧語と推量の助動詞「う」の組み合わせではなく、「明日は晴れると思います」のように表現するのが適切でしょう。
「~と思います。」と表現することで自分の推量であることを明確にするのが礼儀であり、「~でしょう。」は、その点を端折った表現であるため失礼に感じるのだと思います。

「~でしょ。」は「~でしょう。」の省略形ですから、さらに好ましくありません。
また、「~でしょ?」のように語尾を上げる表現に至っては、とんでもないタメ口と言わざるを得ません。
この普通形は「~だろ(う)?」ですから、「断定に対する疑問形」という構造であり、「そんなこともわからないの?」というニュアンスになってしまうからです。
丁寧語(敬語)さえ使えば良いというものではないという好例のひとつでしょう。
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この回答へのお礼

詳細な国語的分析を交えた回答をありがとうございます。私の職場では、平気でこの「でしょ」を使う者が多く、不快に感じています。

お礼日時:2015/07/29 21:31

御賢察の通りです。

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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2015/07/29 21:31

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