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個人事業主でデザイナーをしています。

昨年分は白色申告をし、今年から青色申告用の帳簿をつけています。
事業用口座やクレカを新たに作ったほうが良いとわかっているのですが、
なにせ小規模なので、未だに事業用とプライベート用の資金が一緒になっています。

12月末日の通帳残高を期首残高にすると思っていたのですが、
事業用とプライベート用の資金が混在している場合はどのように記帳するのでしょうか?
会計ソフトの会社にも相談できるので聞いたのですが、
伝え方が悪いのか解決しません…


■元々、プライベート預金が入っていた口座の1つを
現在の主な事業用口座としています。
■会計ソフト上の残高は、昨年の『所得金額』で300万円。
■通帳残高は昨年の12月末日で200万円。

※事業開始時に、既に預金が入っていたので、
300万ー200万=100万を使ったわけではありません。


期首残高や開始残高で調べると、『元入金』や『事業主借』で処理すると
書いてあるのですが、事業資金をプライベートに使っていることになるので
『事業主貸』になるのでしょうか?

乱文で申し訳ありませんが、詳しい方教えてください。

A 回答 (2件)

会計帳簿(会計ソフト)で管理する預貯金というのは、原則事業専用の口座です。


ただ、個人事業であれば、少なからず私的な引き落としなどが含まれることは当然あります。ですので、問題ありません。

事業主借や事業主貸の勘定科目というのは、元入金の経過勘定科目のようなもん歩であり、決算後翌年に繰り越す際に事業主借・事業主貸の残高は元入金に含めることとなります。

ですので、期首残高で事業主借や事業主貸の残高は存在しないものとなります。
その結果、単純に言えば、現金・預金・売掛金・固定資産などの資産勘定の残高の集計結果と買掛金・未払金・借入金などの債務勘定の残高の集計結果との差額が元入金になるのです。

また、年度内における事業資金の支出や入金において、私的なものが生じた際には、現金や預金の勘定科目の相手勘定科目として、事業主借や事業主貸の勘定科目を使うこととなります。

事業主借や事業主貸の勘定科目は、負債や資産の勘定科目となるため、所得を計算するための損益に影響を及ぼしません。逆をいえば、そのような処理は当然生まれてくるものですので、そのような処理を行うことが事業とプライベートを分けて管理しているという証になるのです。

最後に事業主借や事業主貸の勘定科目は、お金の動き以外にも利用します。プライベートと事業の双方で利用するような車両等の資産において減価償却を行う場合にも、事業部分は費用計上し、プライベート部分は経費から除外するという点で事業主借や事業主貸の勘定科目を使うのです。

会計処理は、一定のルールに従えば、人それぞれ異なる処理となる場合もあるものです。

さらに言えば、帳簿管理していない家事用口座での事業資金の動きが生じる場合には、振替伝票などにおいて、事業主借や事業主貸の勘定科目を相手科目にしたうえで、費用や収益の計上を行うことも可能なのです。

参考までに、簿記検定や企業の経理などでは、事業主借や事業主貸や元入金の勘定科目は利用しません。もしかしたら簿記検定の最下位級などでは、そのような勉強をする場合はありますが、継続して勉強されていると忘れているようなレベルとなります。
したがって、このような処理は、個人事業特有な処理として理解されることがよいでしょう。

最後に、今年から青色申告のための帳簿を作成されているとのことですが、昨年中に青色申告の承認申請を出されていますよね。開業後一定期間を除き、原則青色申告としたい年分の開始前に青色申告の承認を受けなければなりません。
ただ、白色申告でも以前より帳簿で把握することが求められてきていますので、白色でも同様の処理を進められるべきだとは思います。
会計ソフトメーカーは、税理士が常駐しているわけではありませんので、具体的な税金に影響するような処理方法を相談できるとは限りません。ソフトの操作などの相談程度だと思います。ご注意ください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
青色申告の承認申請は昨年に提出しています。
日常の記帳は『事業主貸』『事業主借』を使って減価償却等を含め出来ていると思いますが
期首残高の設定金額だけがよくわかりません。
債務勘定がなければ、やはり単純に1/1の通帳残高を期首残高にして良いということでしょうか…
もう少し調べてみます。

お礼日時:2015/09/14 21:43

>プライベート預金が入っていた口座の1つを現在の主な事業用口座…



“主な事業用口座”って、事業関係で出入りする預金が 2つも 3つもあるのですか。
まあそれが悪いわけではありませんので、“主な事業用口座”を青色申告決算書でいう「普通預金」としておけば良いです。
2つめ、3つめの預金は、事業関係の入出金はたまにしかないのであれば、それらは「家事用預金」と考えます。

家事用預金は、事業に関係する部分のみ「事業主貸」と「事業主借」を適切に使い分けて仕訳すれば良く、貸借対照表にも載せません。

あっ、青色申告決算書に「普通預金」はなく「その他の預金」でしたね。
ともかく仕訳としては「普通預金」です。
こちらはすべての入出金を仕訳しておき、元日と大晦日の残高がそれぞれ貸借対照表に載ります。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/ …

>■会計ソフト上の残高は、昨年の『所得金額』で300…

どんな会計ソフトか存じませんが、何という科目の残高が 300万なのですか。

いずれにしても、前年の所得金額は今年の経理と特に関係はありませんけど。

>■通帳残高は昨年の12月末日で200万…

12月末日のことはどうでも良いです。
今年 1月1日でいくらあったのですか。
まあ常識的に同じ数字でしょうけど、仕訳としては大きく意味が異なります。

>※事業開始時に、既に預金が入っていたので、300万ー200万=100万を使ったわけでは…

意味不明です。

>期首残高や開始残高で調べると…

“主な事業用口座”の今年 1月1日付け残高が「期首残高」であり「開始残高」でもあるのです。

>『元入金』や『事業主借』で処理すると…

期初の仕訳に「事業主借」が出ることは絶対にあり得ません。

「元入金」は、
[期首の資産総額] - [期首の負債総額] = [元入金]
で、今年 1年間は期末までずっと同じ数字が続きます。

>事業資金をプライベートに使っていることになるので『事業主貸』…

1月1日に事業用財布から親戚の子どもにお年玉をあげたら「事業主貸」、つまり 1月1日の朝にはまだ何も手を付けていないので、期首の数字に「事業主貸」や「事業主借」が出てくることはないということ。

とにかく 1月1日に限らず 1年のどこででも、事業用財布または事業用預金から非事業用の出金をすることが「事業主貸」。

また、事業の売上金、売掛金を、事業用財布または事業用預金を経由せずダイレクトに家計用財布または家計用預金に入れることも「事業主貸」。

ついでにいっておくと、家事用財布または家事用預金から事業関係の支払をすることが「事業主借」。

事業と関係ない入金が事業用財布または事業用預金にダイレクトに入ることも「事業主借」。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>どんな会計ソフトか存じませんが、何という科目の残高が…
freeeというクラウド会計ソフトを使用しています。freeeには収入から支出を引いた残りの額(所得)を『口座』とし、
事業用口座のお金の流れを管理しています。ソフト上で2014年分を年度締めして、2015年分はまた0からスタートして
記帳するのかと思っていたのですが、2期目以降は前年分の残高が期首残高として引き継がれるようです。

>※事業開始時に、既に預金が入っていたので、300万ー200万=100万を使ったわけでは…
freeeのサポート担当の方に、1/1のfreee上の口座金額(300万)-1/1の銀行の通帳金額(200万)=100万を
事業主貸として登録するように教えられたのですが、事業を始める前の預金も入っているので
単純に300万-200万をする意味がわからず足踏み状態です…

お礼日時:2015/09/05 00:53

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