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文化祭で鍵盤ハーモニカを引くことになったのですがコツは何ですか?

A 回答 (1件)

まず、タンギング。


 歯切れのよい、くっきりした音を出す方法です。舌を使ってトゥートゥートゥーとやる。トゥーの直前に、舌先を歯の裏に当てて蓋をし、「息を吐こうとしているのに息が漏れない」状態にする。それから声に出さずに「トゥー」と言いいつつ舌を素早く後ろに引っ込めると、蓋がはずれて息が急に出る。こうすることで、音の出だしがくっきり明瞭になります。同じ音を繰り返すとき、たとえばすばやくミミミと弾きたいとき、ピアノだったらミの鍵(けん)を3回押したり離したりするしかないわけですが、その代わりに、ミの鍵を押したままにしてタンギングだけでトゥトゥトゥとやる。さらに、スタッカート(分かんなかったらピアノを習ってる子に尋ねてみてね)で演奏するときにはトットットッとやる。トで音が出たらすぐに舌を歯の裏に戻して蓋をしてしまうことで、短くて強い音を出す。

 次は、強弱。
 息の量で強弱を自由自在にコントロールできる、ということを活用して、歌うつもりで(あるいはサックスを吹いているつもりで)演奏する。全身を動かして演奏すると、表情豊かな音になりやすい。のんべんだらりと弾くんじゃなくて、ここは強く、ここは弱く、また、だんだん強く・だんだん弱く、などの指示をあらかじめ譜面に書き込んで練習するんです。

 それから、レガート。
 滑らかな旋律を弾くときに音が途切れないようにする。鍵を離してから次の鍵を押すのではなく、途切れなく次の鍵に行く。ほんの一瞬だけど両方とも押している瞬間を作るぐらいのつもりでやります。その間、息は一様に吹き続ける。
 指の運びは全部レガートにしておいて、タンギングをON OFFすることで歯切れの良さを出したり滑らかにしたり、というやりかたでもいい。けれども、曲の各部分に応じて、舌と指を使い分けたり、両方同時に使ったり、いろいろ試すと、もっとカッコイイ音になるやりかたが見つかるでしょう。

 最後に、人前で演奏するコツ。目は手元だけを見て、ひたすら自分の音に集中すること。
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この回答へのお礼

くわしく説明してくださってありがとうございます。その4つに気を付けてえんそうしたいと思います。

お礼日時:2015/09/20 10:42

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