
がん終末期の高齢猫に皮下補液を続けるべきかどうか悩んでいます。(以下長文です)
2か月前に体調を崩し悪性リンパ腫と判明、治療も功なく度重なる食欲廃絶と衰弱から体重が半分近くに落ちました。1週間前まで強制給餌である程度の栄養をとらせたのですが、それも止め、現在は自らは食事も水も一切取ることなくじっと寝ています。たまに空嘔吐があるだけで、胸水・腹水・下痢や呼吸困難といった症状は一切ありませんが、ただ39度ほどの微熱があります。
給餌をやめ自然に任せるつもりでいたのですが、水音などに反応を示し「もしかして水分を欲しているのでは?」と気になり、せめて渇きだけでも解決してやれたらと、獣医に連れて行き皮下補液を2度ほどしてもらいました。
補液を受けて、目の落ちくぼみも改善し、表情が楽になったように思います。ただし食欲が復活するとか、そんなことはありません。水も飲みません。
補液で脱水症状は緩和しますが、養分はとっていないので飢餓状態は続いているわけですよね。
ネットで調べると「猫の場合食物を絶っても水分を取っていればかなり持ちこたえる」のように書かれていることもあり、今この状態で皮下補液だけ続けることは、愛猫の命を無駄に伸ばしているだけではないか? 飢餓のつらさを長引かせているだけではないか?と考えたりします。それとも今のこの段階では、飢餓ももうあまり感じていないのでしょうか?
また、1-2日置きに病院に連れて行かれ体を触られ検温され、点滴針を刺されるのは猫にとってもストレスかな・・・とも思います。(うちの猫は暴れるほどの病院嫌いではありませんが、それでも針を刺すときにウーとうなったりするのを見ると心が痛みます)
今はまだ、フラフラながらも寝床近くのトイレになんとか用を足しに行きます。それももうすぐ行けなくなるかもしれません。そんな子にさらに水分を取らせ、オシッコを我慢したり、垂れ流して不快な思いをさせないかどうかも心配です。(勿論、そうなった場合はこちらで拭いて始末してやるつもりですが)
一方で、(1週間前まである程度栄養を与えたせいか)無表情ながらも静かに過ごしている姿をみると、そんな2,3日ではお迎えが来ないようにも見え(体温が36度くらいに下がると3日以内に死ぬという説がありますが、まだ体温高いです)脱水で苦しませるのもかわいそうな気がしてしまいます。また補液とともにステロイドもいれてもらっているので、それが多少でも不調の緩和の役に立っているような気もします。
補液しないと脱水症状で苦しみながら(もうろうとしつつ?)死ぬのだろうかと思うのですが、それが自然と言えば自然だし、つらい日々をあまり長引かせないで逝けるでしょう。
補液すれば少なくとも渇水の苦しみは抑えて体が弱っていくのをもっとゆっくり待つのかなと思います。できるだけ、ぎりぎりまで続けてやるべきか・・・・。
補液を止めること=そろそろ旅立たせると覚悟すること、のようにも感じられてきます。その時期が今なのか、もう少し先でいいのか。猫にとってどちらの選択が良いのか、悩んでも悩んでも答えが出ません。
同じような経験をされた方がいらしたら、アドバイスをいただけないでしょうか。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
そのうち自宅で皮下点滴してもなぜだか入らなくなってきます。
そのときは少し苦しさが増し、かわいそうでなんとかならないか、と考えるときですが、何もできることはありません。
食べ物もうけつけません。排泄は垂れ流しです、それを拭くような余裕もなくなります。ただ、撫でて見守るのみです。
ですので、補液ができる間はしてやるのはいいと思います。楽になります。自宅で入れてあげるといいと思います。
排泄物の片付けも最低限にし、不要に動かして負担のないようにして見守りましょう。
苦しみながら死ぬのではなく、死ぬ直前は非常に安寧としています。そうしてやるためにも、自然に任せて抱いたり、てを握ったり見守ることで安心させてやりましょう。それも大切な治療です。
ご回答ありがとうございます。
点滴も、効果がなくなる時が来るのですね。
不用意に動かさず見守る、今晩は傍にいて話しかけてやろうと思います。
No.3
- 回答日時:
飼い主さんは、猫を苦しみをなるべく少なくして看取るには、猫の状態を把握して、一緒に居てあげることと、自分の猫が老衰のときは、3日前から何も食べなくなり、猫用の栄養スープを少しでも飲ませるようにしました。
最後の一日は、水分も三舐めぐらいしかしなくなりましたが、横になったままでも数回に分ければ多少は摂取すると思います。(うちの猫の場合亡くなる日にもヨーグルトをなめました。)あと猫は、今まで好きでいた場所、ペットハウスのようなところが好みで最後まで居たい所だと思います。ご回答ありがとうございます。
残念ながらもう食物は全く受け付けない状態でしたが、おっしゃる通り、できるだけ一緒にいて声をかけたりなぜたりしてやりました。(この段階で私にできることと言ったら、それだけですもんね…。)
No.1
- 回答日時:
輸液は大多数の飼い主が、自宅輸液します。
通院自体負担ですし、通院でなければいけない事はありません。
脱水は本当に苦しいですので続けた方が良いです。
自宅輸液をさせてくれない病院なら、セカンドオピニオンを。
自宅輸液と、シリンジで流動食を少しずつ強制給餌をするなり、鼻カテーテルを通してもらい水と流動食を入れてあげるなり、自宅でできる事はたくさんあります。
ご回答ありがとうございます。
自宅輸液や鼻チューブ等、もっと早い段階で実践できていればよかったかもと後悔しています。(針を刺す、投薬する、強制的に流動食を与える…等医療行為と割り切ってすべきなのに、嫌がる猫に対して十分にできなかった。私自身の心の弱さと甘さのせいだと思います)
薬も吐き出す、流動食も飲み込まないようになった一週間前、腫瘍も治る見込みがないし若くはない猫なので、もうこれ以上無理強いするのはやめて静かに見守ろうと決めました。
確かに脱水症状は苦しいですね。食事は入れてやれませんが、水分だけでも補充してやれば少しは楽になれるかもしれませんね。
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ここでのアドバイスに背中を押してもらった気持ちで、翌日補液を受けに行きました。幸い、針は痛くなかったようで猫も静かにしていました。お薬も入れてもらったので吐き気はおさまりました。ふらつきながらもトイレに行き用をたしました。
その日の午後様子が変わり、体温も下がり昏睡状態になりました。そして翌日、亡くなりました。
残念ながら死の瞬間に一緒にいてやれず、苦しまずに安らかに逝けたのかは分かりません。
最後の補液が必要だったのか役立ったのかは結局分からずじまいです。でも、やってよかったと思っています。
腫瘍と分かってからの時間はあっという間に過ぎ、あの時こうしていたら・もっと早くああしていたら・・・との後悔は尽きることがありません。
最後の1週間あまり、この先に確実にある「死」を意識しながら、なすすべも無く、飲まず食わずの愛猫がただただ衰弱していく様子を見守るのは胸が張り裂けそうでした。
しかし、荼毘に付しお骨上げをして、今はもう写真とお花の隣に小さくちょこんと置かれている彼女をみると、「悲しいけれど、これであの子ももうつらい思いをしなくてよくなった。」と安堵の気持ちもわいてきます。きっと今頃は天国で思う存分飲み食いしているんだろうな、と。
最後の2か月こそ大変でしたが、彼女が我が家にやってきて数年、嫌な思い出はひとつもありません。
彼女の幸せそうな姿が、私の最大の幸せでした。
私はあまり良い飼い主でも賢い飼い主でもなかったかもしれないけれど、たくさんの幸せをくれたあの子に心からありがとうと言いたいです。
bennieklovelove様、ururunya様、しぇる様、アドバイスありがとうございました。
どの方もわたしにとってはベストアンサーですが、猫の最期の具体的な心構えを教えていただいたということで、ururunya様のご回答をベストアンサーとさせていただきます。
色々ありましたが、それでも猫って素敵な生き物だなぁと思います。
皆さまと皆さまの猫ちゃん達が1日でも長く健康で一緒にいられますように。