プロが教えるわが家の防犯対策術!

わけあって、築60年くらいの木造住宅の壁を修理することになり、お知恵を貸してください。
当方素人です。なるべくコストをかけずに、家族の力でリフォームしたいと考えています。
専門的なことや用語など詳しいことはわからないのですが、できるだけ説明させていただきます。
ですので「職人・業者に頼むべき」「取り壊して改築するべき」などのご回答はお控えいただけると幸いです。

家は石の上に立っており、壁はすべて土壁です。
トイレの4面の壁のうち、外に面している壁(160×160cm)にベニヤ板を張って壁紙を貼ろうとしたところ、土壁が上部からぼろぼろとまとまって崩れてきてしまい、外壁が部分的に見えるようになってしまいました。

家にはこれから老夫婦が住む予定です。土壁というだけでも年寄りには寒いのですが、柱と土壁には数ミリの隙間があり、外の光がうっすら見え、隙間風も入る状態です。土壁を取り払うと、外壁、柱、間柱だけになっています。この際なので外壁はそのまま、土壁を取り払って内側だけ新しく断熱材を入れた壁にしたいと思っています。

この際、必要なものは外壁側から
1:透湿防水シート
2:断熱材(スタイロフォーム、発砲ウレタンフォーム)
3:防湿シート
4:石膏ボードまたはベニヤ
5:壁紙

以上でできるのでしょうか?

断熱材はスタイロフォームをメインに、隙間を発砲ウレタンフォームで埋める形で考えています。

安易に壁をDIYで、と考えたのですが湿気などのことを思って調べれば調べるほど難しいことにとりかかっているような気がしてしまいます。が、年寄り夫婦があと15年くらい住めるくらいになるよう、がんばりたいと思います。

質問者からの補足コメント

  • ご回答ありがとうございます。自分が本当に素人だなぁと痛感しました。
    できる限り、補足したいと思います。
    1)「外壁」は「土壁」では無い、と言う意味でしょうか?
    >>おっしゃる通りです。外壁は木の板が鱗のように重なって面になっています。

    2)土壁が無くとも、外壁は自立出来ている、と読み取れますが、では、外壁の仕上げ材は?下地材は?と言う疑問が生まれてきます。
    >>外壁は自立できています。外壁は木の板で、外側に外壁用の塗料が塗ってあります。内側からの写真を貼付します。奥に見えるのが外壁です。

    3)床下と天井の断熱が無ければ、効果が薄く、暖房代だけが掛かることになります。
    >>トイレを水洗式に変えたときに、床の断熱材は入れたと聞いています。天井はおそらく入っていません。

    4)「現場発泡ウレタン」の部分的な採用も検討されたら、と思います。
    >>発泡ウレタンについて勉強してみます。

    「築60年、古い家の土壁を壊して断熱材を入」の補足画像1
      補足日時:2015/11/19 09:49

A 回答 (6件)

>この際、必要なものは外壁側から


1:透湿防水シート
2:断熱材(スタイロフォーム、発砲ウレタンフォーム)
3:防湿シート
4:石膏ボードまたはベニヤ
5:壁紙


そのまんま正解ですよ(^^/

写真で見る限り、私なら残ってる土壁は落とさない。それなり断熱性・吸放湿性はあるので空隙部分をまずその形状断熱材であてがい固定、外側に防湿フィルム、それから断熱材、透湿防水シート、固定桟木等。
隙間はシリコンシーリングで十分。

内側見栄えは、ベニヤで(べこべこな留め方でも)どっかしらカイモノ・釘打ちで固定できるハズ。手作り感の(たとえ平滑でない)壁でもいいもんですよ(^^

(民家再生研究・実践者)
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こんにちは


日曜大工では少し難しいかもしれませんが、、そこはがんばるということで

①土壁を落とす
 えつろ(竹の芯材)、抜き(杉の横板)、ワラが混ぜてある土を撤去します。
 かなりの埃と廃土がでます。
②間柱等の下地材の補足
 別図に分かりにくいかもしれませんが記載しました。
 間柱を柱と柱の間にいれる。柱に抱かせるように下地(関東垂木)を打つ
 これらは表面の下地ラワン12mm合板(壁の補強にもなります)
③断熱材の設置
 グラスウール10K程度の物で良いと思います。綿のようなものがビニール袋に入った状態の物
 袋の耳部分を下地にかけてタッカー止します。
④ラワン12mm合板の設置
 柱・間柱にしっかりとビス止め固定してください
⑤クロス張り
 下地の合板のビス部分やその他隙間等はパテ処理した方がきれいに仕上がります。
 クロスに糊づけして貼りましょう。

細かなやり方はあえて書きませんが分からない場合は挑戦しない方がいいかもしれませんね
ちなみに透湿防水シートは外側から貼るものなので今回はやりません。
*このやり方がベストなのか、正しいのかはご自身で判断ください

以上参考までに
「築60年、古い家の土壁を壊して断熱材を入」の回答画像5
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この回答へのお礼

本当に丁寧に、ありがとうございます。図面もすごく明快で、わかりやすいで助かります。

お礼日時:2015/11/23 20:08

土壁を完全撤去するのは大変です。


大量の廃土が出ます。この処分はどうされますか?

お勧めできるのは、石膏ボードを使う事です。

室内側の作業方法は次の通りです。
1)土壁の上下と腰の位置に数本、貫杉の板幅と厚みに
  合わせて壁表面を削り溝を作る。
2)土壁と柱の間の隙間を発泡ウレタンで塞ぎ、土壁の壊れた所を
  詰め物(何でもよい)と発泡ウレタンで補修する。
3)貫材の表面を柱の表面と合わせ、ネジで固定する
  (釘と金槌は使わない事。振動で土壁が崩れます。)
4)石膏ボードを柱を覆う様に、柱と貫材にボードネジで止める。
5)ボードの上に壁紙を貼り、上と下は巾木で押さえて
  仕上げる。

外側は原状か又はサイジング材を張れば十分でしょう。
1)の作業にはグラインダが有れば、便利です。貫材巾に合わせ
  線を引き、グラインダ(刃はモルタル切断用)で2cm弱の
  切れ目を入れ、線の間の土壁表面を削取ります。 

上の方法なら、廃土もそれほど出ず簡単に綺麗に仕上がります。
土壁とボードを合わせれば断熱性は十分です。

築90年以上の家を趣味で改築していますが、全て土壁で
大変です。筋交いの殆ど無い家で、多少傾いています。
土埃だらけに成り土壁を壊し除去し、筋交いを入れて
壁を作っています。
廃土は予想外に多いものです。他の部分の床下に入れて
居ます。古い家なので、床下が周囲より20cm位低くなって
います。幸い床下は乾いているので粘土質の壁土でも
大丈夫です。
この廃土処分の可能性が無かったらDIYは絶望的です。

頭だけのアドバイスは混乱させるだけです。ご参考に。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。とてもわかりやすくて参考になります。
廃土は幸い庭にいくらでも捨てられるのですが、廃棄の前の撤去が大変なんですね。作業中に崩れてこないか心配ですが、がんばります。

お礼日時:2015/11/21 19:49

昔私も同じ様な構造の住宅に住んでいたことがあります。

結論から言うと、土壁は壊してはいけません。土壁自身で断熱性能がありますし、耐震性もある程度担保できます。又土壁の破壊はとんでもない事になります。埃と廃材(土、竹)の撤去が大変です。

土壁の場合は、真壁になりますので内側から薄い間柱を立て、ボード壁にしてしまうのが一番です。
隙間も無くなります。要するに壁を二重にしてしまうのです。どうしても断熱材を入れたいなら部屋が狭くなりますが、断熱材を内側にい入れて、壁を二重にするかな。

しかし、かなり大がかりになりますので、素人がDIYでできるか疑問が残ります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。現在もちょっとした刺激で壁が崩れてきているようなので耐震性については「?」ですが、単純にボード壁にするのが簡単そうですね。がんばります。

お礼日時:2015/11/19 09:38

現在の情報を整理される事をお勧めします。


私は、土壁には詳しくないのですが、それでも、情報が不足し過ぎ、のように思います。

可能なら、写真を添付される事をお勧めします。

1)「土壁が上部からぼろぼろとまとまって崩れてきてしまい、外壁が部分的に見えるようになってしまいました。」
  このご説明の意味は、「内側は土壁だが、その外側には、外壁が、ある。」と言う意味でしょうか?
  詰まり、「外壁」は「土壁」では無い、と言う意味でしょうか?

  この意味が明確でないと、恐らく、対策も間違える可能性があります。
  (外壁の写真と崩れた内部からの写真があれば、情報が格段に精度を上げます。)

2)「土壁を取り払うと、外壁、柱、間柱だけになっています。」
  このご説明では、土壁が無くとも、外壁は自立出来ている、と読み取れますが、では、外壁の仕上げ材は?
  下地材は?と言う疑問が生まれてきます。
  (この部分の写真があれば、先の外壁の写真と合わせて、外壁の「構成」が解り、結果として、
  土壁を撤去して良いのか、も判断出来るのでは、と思います。

3)断熱材について
 「家は石の上に立っており」と言う表現をされている事から「束立て」方式の「高床」の住宅では
 ないか?と思います。(昔は、普通に有った様式)

 断熱と言うのは、風船と同じで、穴が開いていれば(程度にもよります。)効果がありません。

 仮に、外壁の断熱がうまくいっても、床下と天井の断熱が無ければ、風船に大きな穴が開いているのと
 同じで、効果が薄く、暖房代だけが掛かることになります。

4)その他
 先に申し上げた通り、土壁には詳しくありませんが、上記の情報が加味されれば、詳しい方の
 適切な助言を頂ける可能性が、高まると思います。

 また、断熱材については、「現場発泡ウレタン」の部分的な採用も検討されたら、と思います。
 (今の壁の隙間に吹き付ければ、隙間風は完全に遮断出来ると思います。)
 見かけは悪いですが、その上から仕上げをすればよい話です。(但し、施工中は火気厳禁です。)

以上、取りあえず記載させていただきました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。大変参考になりました。(すみません、間違って補足にお礼を書いてしまいました)

お礼日時:2015/11/19 09:51

当方、素人ですが、良い計画ではないですか?


ちょっとコメントを付けるとしたら、
断熱材の位置が固定できるように工夫すると良いですよ。
また、ホームセンタで売ってるカセット式の発泡ウレタンは使いにくいです。
私の使った発泡ウレタンは、面を仕上げる感じの物でした。
隙間用もあると良いですね。

湿気は内回りの湿気で遮断して、木造筺体を長持ちさせるが、壁に吸湿させて、トイレ内の湿気を下げるかってとこでしょうが、そんなにトイレでは湿気は出ませんよね?

昔は、夏場に水洗タンクが汗かいてましたけど…
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。とても前向きな気持ちになりました!発砲ウレタンフォームについて、もう少し調べてみたいと思います。確かに、トイレについては湿気をさほど心配する必要ないですね。がんばります。

お礼日時:2015/11/19 09:33

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