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以下の事案のような慢性的な炎症において、消炎鎮痛剤で炎症を抑える意義は何なのでしょうか?
医師か薬剤師の方からご解答いただけると嬉しいです。

三週間ほど前にラグビーの試合中にCM関節を痛めました。
すぐに直るだろうと病院には行かず日常生活を送っておりましたが、反対に痛みが強くなってきたので心配になり病院に行きました。
幸い骨や靭帯に問題はなく、関節が炎症を起こしているのだろうとのことでモーラステープとロキソニンを処方されました。
痛み程度は軽く日常生活に支障はないことは伝えたのですが、それでも炎症を抑えたほうがよいと言われ処方されました。
その時はあまり深く考えずなるほどと思ったのですが、後に素人ながらにふと疑問が生じました。
疑問とは、炎症はけがを治そうとする生体反応でしょうから、これが過剰に現れる急性期は別として、慢性期には強いて薬で抑えると反対に治りを遅くするおそれがあるのではないかというものです。

いかがでしょうか?

A 回答 (2件)

ケースバイケースだと思います。


>炎症はけがを治そうとする生体反応
これはその通りだと思います。
>慢性期には強いて薬で抑えると反対に治りを遅くするおそれ
この可能性は否定できませんが、反対に炎症が長引きすぎて、組織をより損傷する可能性もあると考えられます。

関節の炎症と、まるで同じというわけではありませんが、肝臓の慢性の炎症、いわゆる慢性肝炎では自分自身の細胞が炎症を引き起し続けることで悪化し、最近までは炎症を抑える治療法より有効な治療法はありませんでした。

そもそもけがの後の慢性の痛みが炎症によるものかそうでないかがわかるとは思えません。
慢性的になってしまった痛みが炎症によるものかそれ以外の、例えば神経損傷によるのかわからないですから、慢性期に入ったからといって抗炎症薬を使用することが治りを遅らせるかどうかはケースバイケースだと思います。

たしかにけがをしたあと数ヶ月間たっても痛みが引かないのであれば、抗炎症薬以外の痛み止めを使う価値はあるとは思いますけど。
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http://rehabilizyoho.com/category17/en399.html
質問者様のおっしゃることが、先生のブログに書かれていました。
要約すると…
◆慢性化した炎症に対しては消炎鎮痛剤を使用してはいけない。
 組織の修復が止まり、結果的に痛みが慢性化する(ブログより)
◆痛みが強い場合は消炎鎮痛剤を使用してもよい。
 疼痛はほとんどの人にとって不快なものです。また、あまりに症状が強いと眠ることができないことがあります。このような場合に、対処的に消炎鎮痛剤を使用することは有効です。(ブログより)
先生がおっしゃる結論によると…
消炎鎮痛剤は、体の自然な反応を無理やり止めて痛みを抑えます。そのため、基本的には使用しない方が良いです。しかし、あまりに疼痛が強い場合は、その症状自体が傷の治りを妨げます。そのため、このときに一時的な対処として、消炎鎮痛剤を使用するのは有効です。
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