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最近しばしば新聞でみかける「心の性」、英語ではどう言ったらいいですか?

A 回答 (5件)

#1です。

 私の最初の回答を、今読み返したらgender identityと書いていたつもりがgender identificationと誤タイプしてました。 『心の性』 → gender identityです。
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この回答へのお礼

ネットで調べたらgender identity, gender identification 少しニュアンスの違いがあるようですがどちらも使われていることが分かりました。ありがとうございました。

お礼日時:2016/05/18 17:24

こんにちは。



前回のご質問「トランスジェンダー」の際に回答できなかった者で、とても残念でした。私の持っている回答とは違うからです。この種の勉強をされている方でしょうか。

たぶん、ご質問の前提にあるのは、トランスジェンダー論(Transgenderism)の中の一環だと思います。

私は、昔、その関連の英語の翻訳をしていたことがある者です。未だに、時々は、その関連の英文も読むこともあります。これらの用語は、フェミニズムや社会学などの用語とも関連性があります。

一般的に、日本の報道で使われている「心の性」を指すのは、"gender identity" と言うのが、わかりやすいと思います。性自認、性同一性など、様々な訳を当てられた言葉です。

その「心の性」に対するものは、「身体の性」つまり、"sex"または(biological sex) です。

それに加えて、「社会的な性」を、"gender"と呼びます。もう一つ、求める相手の性のことを、"sexuality"(性的指向-sexual orientation)と言います。

勘が鋭い方なら、お気づきだと思いますが、"gender" というのは、社会的性別です。それが、"gender identity"になると、「心の性」になるのか、その論理が私には理解できません。おそらくは、ここに解釈の間違いがあったのではないかと思われます。フェミニズム等での分野では、"gender identity"は、いわゆる、男の子は男の子同士、女の子は女の子同士という、性別への帰属・社会的なつながりの意識のことです。

しかし、ここでいう「心の性」は、孤立した性意識であり、それをいくら主張した所で、それが、"sex"とも、"gender(社会的性)"には直接結びつかないからです。"gender identification"は、私自身は不勉強のために知らないです。

"gender"は、male, female を表すのだから、「心の性」ではないかというご意見もあるかもしれませんが、その使われ方の経緯からすると、違うと思います。

この心理学的用語の「心の性」つまり、「性同一性」は、発達心理学の中で、3歳時ぐらいまでに固定するとは言われています。それを、"core gender identity"(中核性同一性)と言われます。今、「心の性」と使い始めた人物は誰なのかは、分かりません。

歴史的には、ジョン・マネー(John Money)氏が、この辺りの用語を、1950年代に他の分野(フェミニズム)から借用したと言われています。(私の記憶の範疇だけで、正確ではありません)このマネー氏は、この分野の第一人者ですから、相当の影響力があったそうです。今でも、ジェンダーの教科書とされる氏の著書『性の署名(Sexual Signatures)』(人文書院)は、読まれています。

そして、このマネー氏の性別の意識の理論を決定的にダメだしした人物が、ハワイ大学のミルトン・ダイヤモンド(Milton Diamond)博士(Ph.D.)です。この事件とも言うべき話は「ジョン/ジョアン事例」と呼ばれています。

この場をお借りして、かなり内容が乱雑なのですが、前回のご質問について、少し述べさせていただきます。

「トランスジェンダー」は、1980年代に、Virginia Prince氏が、米国の学会で、女装して登場した時に、発表したというわれる言葉で、"Transgendered" という形容詞が長い間使われていました。研究社の『リーダーズ英和』第一版にも載っていたはずです。一種の文化的ステータスを持つ用語で、日本では、1990年当初、当初は、アメリカと同じような使い方をしていたのですが、そこに、当事者コミュニティが、埼玉医科大の形成外科医や専門の精神科医などを担ぎだしたために、これらの用語が、おかしな方向に向かってしまったと、私は感じました。当時、日本では、当事者団体では、TGと称し、性別適合手術を望まない人たちのことを指していましたが、そうした考え自体がナンセンスだと思いました。

本来、その用語は、その当事者が、医学用語を嫌うということから始まっていると私は思っています。「既存の社会的性的役割(gender roll)に収まりたくない人」ということだと思います。日本では、当時、専門雑誌で、「松田聖子さんはトランスジェンダーだ」という内容で書いていた作家さんがいました。

当然、本来は、G.I.D.(Gender Identity Disorders)という語も排除されます。現在、DSM-V(精神疾患の分類と診断の手引) では、この用語は、消されてしまいました。その経緯は、上記のダイヤモンド博士が、語っています。しかしながら、Transsexualという用語は、私の見た限りでは、医学以外でも、当事者たちが、自分たちの立場として、Transexual を、自分たちの立場の宣言として使っていたのを読んだことがあります。また、Transgenderという用語とは異質なのかもしれないと思います。

長々失礼しました。

私の書いていることは、正しいとは限りませんが、できれば、古典的な書籍を手に入れて、確認されることを望んでいます。しかしながら、古典的な書籍の中には、間違った内容のものも含まれていますし、現在の医学界も、決定的なものとは言えないと思います。哲学者のミッシェル・フーコー氏が書いているものなどは、日本の精神科医の書いたものよりも、一見の価値があるかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。特にこの問題を追求しているわけではありませんが、アメリカで transgender のトイレ使用が注目を浴びているので関心を持っただけです。

お礼日時:2016/05/18 17:22

self-awareness as to one's own gender


「自分の性に対する自己意識」

心理学や医学の分野でも広く用いられます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2016/05/18 17:18

(the, my, a person's,...) physical and mental genders

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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2016/05/18 17:17

もちろん心に性別がある訳でなく、自分の性を心でどう思うか、どうidentifyするかということです。


直訳調ですが mental sexual identification というのも見かけますが、一般的には gender identification が『心の性』に当たると思います。
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