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『マネタリーベースが増えると、なぜ予想インフレ率が上がるのか』についてリフレ派は論理的な説明ができません。

というリフレ派に対する反論があるようですが、

「マネタリーベースと予想インフレ率の間には、理論的な相関関係があることが予想されていたが、2000年代に実施された日本の量的緩和策や、リーマン・ショック以降の欧米の量的緩和策によって、マネタリーベースを増加させると、一定のタイムラグを経て、予想インフレ率が上昇することが、実証的に明らかとなっている。」

という解説もなされています。この解説に問題がありますか?

質問者からの補足コメント

  • すみません、補足の方が適切だったと思います。

    少子化はズレてませんかね?日本の物価上昇率と人口増減率を2000年以降の時系列でみると、むしろ物価と人口は反比例の関係になっているというデータがあるそうです。それに、世界で人口が減少している国が10数か国ある中、その中でデフレになっているのは日本だけだそうです。

    それに少子化になれば貯蓄が増えるというのはどういう相関ですかね?

    反リフレが間違ってるというための、もう少し説得力ある論理はないでしょうか?

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/06/10 02:00

A 回答 (4件)

実際に欧米の量的緩和策によって、インフレ率、予想インフレ率はあがりましたから、その解説は正しいと思います。

すなわち、欧米の中央銀行はリフレ派であり、現在の日本の中央銀行もそうです。

経済の学説はたくさんあり、少し前ではリフレ派に反対する者も多かったのです。たとえば、白川前総裁。

いま、インフレ率が量的緩和策であがっていないのは消費税アップのせいといわれています。
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ええとですね。

少子化だから将来の予測消費が常に低下するのです。
日本の少子化は急激すぎるのです。
日本の物価上昇率が上がっているのは、必死に努力しているからかろうじて上り坂を前に進んでいる、という状態だと思われます。
今後、坂道はますますきつくなります。
高度経済成長期は人口増加していたので、下り坂を転がり落ちるように前に進んでいたわけです。

少子化だと、将来的な購買層は減少する一方です。
そうするとこれから売り上げは減る一方ということになります。
そうすると企業活動もますます不活発になる。
そのためにお金を溜めておこうというマインドが企業や個人に蔓延します。
要するに先の宛てがないので自衛しようということです。
そうするとますます消費が低迷して、お金が溜め込まれ、
お金が市中に出回らなくなります。
そうすると流通量をどれだけ増やしてもデフレ圧力が強くなるわけです。

さらに言うと少子化だと、税収が減る一方なわけですから、公共需要が減ります。
これまでは赤字国債を増大させて、需要を無理やり創出していました。
その結果、赤字国債は増える一方だったわけです。
これ以上は増やしがたいところまで来ているので、
今後は公共需要は減る一方です。

反リフレが間違っているのは、
リフレが間違っているのなら、デフレが経済を豊かにするか、という論点を見れば良いです。
要するに反リフレというのはそういうことですから。
デフレで豊かになるのは、ほんの一握りの人だけです。
ゆえに一部の人が富をむさぼるためだけに彼らはデフレが経済をよくすると言う嘘をついているわけです。

こういう本があります。
https://www.amazon.co.jp/%E7%B5%8C%E6%B8%88%E7%9 …

ケインズ経済学でもまさにこれと同じ論点を研究していました。流動性選好説などといいます。
http://kisoken.org/webjiten/ryudouseisenkou.html
http://www.findai.com/yogow/w00368.htm

要するに貨幣供給が減ればますますデフレが進行します。
アベノミクスによって不況はある程度緩和されてるのです。
もし何もしてなかったら、もっと悲惨な状態になっていたと思われます。
貨幣供給量を増やしているから、成長が止まる程度で済んでいると思われます。
デフレが悪影響をどうもたらすか、という理論についてはご存知のことと思います。
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いまインフレになっていないからといってリフレ理論が間違っていることにはなりません。


根本的には少子化が原因なのです。少子化があるから将来予想が悪く、貯蓄が盛んになってデフレ圧になるのだと思います。
要するに無駄に貯め込まれている金が多くなる別の原因があるのです。
そういう意味では自民党の努力不足と言えなくもありませんが、リフレが間違っているというのはトンチンカンです。
批判する場所が違いすぎていて、トンチンカンです。
今日雨が降っているからと行って、地球は常に雨が降る惑星であるはず、だから晴れるはずがない、とかいうのはトンチンカンです。
雨が降るのは気圧が低いところだけです。
この回答への補足あり
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単純にお金の量が増えると、通貨価値は下がります。

需要供給の原則に基づくものです。
多いものは安くなり、少ないものは高くなります。
理論的な説明ができないという言い方からして、意味がわかりません。
100年以上前からそういう風に言われてきたと思いますが。

質問を理解できていなかったらごめんなさい。
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この回答へのお礼

私もそう思っていたんですが、反リフレの人たちはとにかく現状のデータを持ち出して、全然インフレになってない、と言いますよね?でもそれは確かにそうだと思うんです。

統計を調べてみたんですが…

http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/ind …

直近を除いてほぼマイナスにはなってないものの、0コンマ何%の世界…リフレ派の人たちはこれでもまずまずの成績、と言うでしょうが、反リフレとかアンチ安倍政権の人たちは全然インフレになってないと言うでしょうし、何とも言えない数値ですよね~一般の人たちも、インフレの兆候が出てきた!とはあまり感じてないでしょう。インフレになってなければ、通貨価値が下がってることにならないんですよね?為替の世界で一定の円安にはなってますが。

お礼日時:2016/06/09 22:06

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