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空調の誘引ユニット方式は 【1次空調機で調整した空気を高圧にし各室に送り、各室で吹き出しノズルから高速噴出させて室内空気を誘引し熱源装置で温度調節して空調する方式】
みたいなのですが、イメージができないです。
高速噴出させ部屋の空気を混ぜるという考えだとは思うのですが実際にはどの様な場所に設置されているのでしょうか?
また、この誘引ユニット方式のメリット、デメリットがわかれば合わせて教えて下さい。

A 回答 (1件)

近年は、インダクションユニットを使用した、空調機はありません。

(霞が関ビルなどで採用されていました)
利点としては、高速ダクトとするので、送風ダクトのサイズが小さくなる事です。
ただし、送風温度はそれほど下げられないので、一般的には、インダクションユニットと呼ばれる、冷却コイルと吹出ノズルを内蔵した空調機を使用します。
一次空気を高速で吹き出す事により、周囲の空気を冷却コイルから誘引して、混合空気により、冷房を行う事になります。
メリットは、全空気方式の低圧ダクト方式に比べて、ダクトサイズが小さくなる事だけで、高速ダクトによる搬送動力の増加を考えると、現在の外調機+ファンコイル又はパッケージ方式に比べて、あまりメリットは無いです。
現在はインダクションユニットは使われませんが、高速ノズルは駐車場などの大空間で、周囲の空気を動かすデリベントシステムとしては使用されています。(展示場などの大空間では、空調空気の移動に使われる場合もあります)
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この回答へのお礼

ダクトサイズが小さくなるというメリットがあったんですね。
誘引ユニット方式がほとんど使われていないのであれば役立つ事も非常に少なそうなので知識の一つとして頭の片隅に置いておく事にします。
ご解答有り難う御座いました。

お礼日時:2016/06/17 15:54

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