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は、何ですか?名前がちがうだけではないかとも思うのですが。

A 回答 (1件)

Basic English と Globish とは、時代がずいぶん違いますね。



Basic English というのは、戦後すぐだったそうですが、私が知ったのは、そうとう後からです。1970年代とかぐらいです。850語で運用する基礎英語だというわけで、苦手な英語が少ない単語でなんとかなると期待をしました。しかし、しゃべること書くこともできないように英語のような気がしました。私の印象としては、まったく使えないとしか思えませんでした。

英語ネイティブの上から目線で制限された言語は、いくら易しい英語だといったところで、その発想とか、全部、英語ネイティブのものですから、一般的な英語よりも遥かに難しいです。

例:
Acid attacks metal. (NG)(理由は、制限外の動詞を使っているから)
   ↓
Acid gives damage to metal. (OK)
erode も melt も、rust もダメとか、そんなことをしていたら、どんどん英語がおかしくなっていくと思います。

私たち日本人でも、例えば、幼稚園ぐらいの子供に、政治の話や経済の話を難しい言葉を使わないで説明するというのは、よほど、それ自体を把握していないとできません。

Globishというのは、1990年代頃からというそうですが、私が知ったのは、2000年以降です。1,500語で会話できる英語だとして、実際には、かなりラフな英語が使われているようです。すでに、実用の範囲になっているそうです。フランス人が考えた英語だそうですが、それを韓国人とフランス人が笑いながら会話していたのを、イギリスのジャーナリストが聞き取ろうとしたけれども、ほとんど分からなかった、というのが、このGlobish 、非英語ネイティブのための英語だそうです。

Globishというのは、要するに、英語を英語ネイティブから解放しましょう、という主義だから、アメリカ人とかイギリス人は、これについては、快く思っていない人も多かろうと思います。かと言って、英語ネイティブの言っていることは理解しろ、ブロークン英語はダメだというのだから、ビジネスで英語をどうしてもすぐに使わなくてはならない人が、英語導入時の語学として覚え使うぐらいでしかないように思います。

以下は、あまり良い例とは思いませんが、サイトで見つけた例文です。
例:
The price of the car was so reasonable that I could buy it.

《Globish》ではこういうそうです。
The price of the car was very reasonable. So I could buy it.
(その車の値段は手頃だったので、買うことができました。)

その場しのぎでもないでしょうから、広まっていけば、元の英語を変えるだけの力はありそうです。ただ、単語が1,500語だけで済むということでもないはずです。

この他に、プレイン・イングリッシュというものや、それぞれの国や地域には、それぞれの英語があるという、Enlishes (複数形)という考え方もあります。
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この回答へのお礼

詳しい回答をありがとうございました。お礼が遅くなって申し訳ありません。実例を示していただいたので、なんとなくわかりました。グロービッシュの本を何冊か買ってみます。

お礼日時:2016/09/10 14:46

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