学校で、no+比較級+than〜 について勉強した際に疑問に思ったことがありました。教師の説明によれば、この構文におけるnoは比較の差がゼロだということを意味しているらしいのですが、もしそうだとすると、例えばI am no taller than you. という文があったとして、差がゼロだというのであれば、「私はあなたの背が高いのと差がゼロ」、つまり「私はあなたの背と同じくらいに背が高い」あるいは「私はあなたの背の高さと同じ程度」という意味になってしまうように思えてなりません。でも、実際には、上記の例文を訳すと「私はあなたと同様に背が高くない」なると思います。そこで、教えて頂きたいのですが、どうしてno+比較+than…は「…と同じくらいに〜でない」という訳になるのでしょうか?また、どうしてnot+比較+than…であれば、「…より〜でない」という意味になるのでしょうか?これは、熟語のようなものとして暗記しておくしかないのでしょうか? 説明が分かりずらくて大変申し訳ありませんが、詳しく教えて頂けたらうれしいです。
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
no は確かに強い否定と言われます。
そして、この no は比較級を(強く)否定します。
でも、その強く否定することで、taller を否定することで、
逆の short の意味が出る、ということにはなりません。
no で否定することによって表されるのは、
「より上なんかじゃ決してない」
「同じだ」
なんです。
ただ、普通の「同じ」じゃないのは
そんなふうに強く否定できるのは
0点同士だからなのです。
同じ60点だ、とはなかなか強く言えません。
0点で同じだから、強く、同じだ、と言えるのです。
だから、結果的に、この no という強い否定で、
ともに背の高さが0点、背が低い、ということが言えます。
とにかく、no 比較級の強い否定というのは
「より上なんかでは決してない」「同じだ」
という否定です。
幾度も丁寧に説明して頂いたおかげで疑問が氷解しました。感謝してもしきれないくらい感謝しております。学校の授業で疑問に思ったことは多々あるのですが、その中でもno 比較級 than〜構文は、特に疑問を持ってしまった文法事項でした。イディオムとして覚えてしまおうかと思いもしましたが、ここで質問して良かったです。本当にありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
No.2 です。
誤解を生みかねないところがあるので、一部修正し、再投稿します。
まず、no と not は、否定しているものが全く違います。
さらに、一般に no は not よりも強い否定を表します。
・I am not taller →動詞 am を否定している。
単に、客観的に taller でないことを述べています。これは、ただの否定分。
・I am no taller →taller を強く否定している。
自分が tall であることを暗に否定しています。
>教師の説明によれば、この構文におけるnoは比較の差がゼロだということを意味しているらしいのですが、
これはこれで正しいですが、この説明だけでは不足です。
それプラス、話し手(私)が、「あなたと同様(比較の差がゼロ)」という意味の中で、
暗に自分の背の高さの程度が tall でないことを強調しているのです。
no は強い否定を表し、tall どころではない、つまり反対に I am short だという話し手の主観であり、感情が暗に入っています。
つまり、話し手(私)の主観では、
・I am as short as you.
ということが言いたい、ということになります。
そういうわけで、
・I am no taller than you.
は、
「あんたと同じだが、俺はちっとも[決して]背が高くない」
俺はちっとも背が高くない、という「俺の感情」がこもっています。
これを、学校用まともな訳にすると、
「私はあなたと同様に背が高くない」
となるのは考えれば分かると思います。
>どうしてnot+比較+than…であれば、「…より〜でない」という意味になるのでしょうか?
(肯定文)
・I am taller than you. 「私はあなたより背が高い」
これに not が入ると、動詞 am の否定なので、日本語の動詞も否定すると、
「私はあなたより背が高くない」
という事実を述べた単なる否定分。話し手の主観は感じられず、ただの事実。
>熟語のようなものとして暗記しておくしかないのでしょうか?
そういうものではないと思います。
ご存知かもしれませんが、そもそも高校などで、熟語などと言われているものは、かなりのものがアメリカでは熟語ではありません。
日本人が勝手に熟語にしています。
ただ、受験などを考えると、熟語として公式的に当てはめてしまうのも否定できないので、その辺は自分で考えてみましょう。
ちなみに、
no more (~) than, no less (~) than, not more (~) than, not less (~) than
なども上と同じように考えてみてください。
さらにちなみに、
これらも、ネイティブのイディオム集などでは全く扱われていませんし、
良く考えてみると、全く熟語でも何でもなく、普通の比較の文であることがすぐに分かります。
ですが、日本語を公式的に当てはめることが昔から行われています。
何度もご回答頂きましてありがとうございます。
詳しく教えて頂いたため、よく理解出来ました。
また質問した際にもご回答頂けましたら嬉しいです。
No.3
- 回答日時:
あくまでも、この no taller は「より高いんじゃなく、同じ」であって、
shorter まではいきません。
それに、shorter だと175cmでも180cmよりは低いということになってしまいます。
shorter だと絶対レベルでは背が高いこともあり得ます。
これはあくまでも、同じ、でも絶対レベルの short(shorter という相対レベルでなく)で同じなのです。
shorter までいかない、ともに、0点同士、同じであって、
shorter まではいきません。
同じく、short だ、no taller によって、この気持ちが自然と出るのです。
>差がゼロ
という感覚で正しいです。
だから、no 比較級 than というのは、
逆の意味の単語を使って as as にするのと同じ、
と説明されるのです。
何度もご回答頂きましてありがとうございます。
詳しく教えて頂いたため、よく理解出来ました。
また質問した際にもご回答頂けましたら嬉しいです。
No.2
- 回答日時:
まず、no と not は、否定しているものが全く違います。
・I am not taller →動詞 am を否定している。
単に、客観的に taller でないことを述べています。これは、ただの否定分。
・I am no taller →taller を否定している。
taller を強く否定しています。話し手(私)が、暗に taller でないことを強調しているのです。
>教師の説明によれば、この構文におけるnoは比較の差がゼロだということを意味しているらしいのですが、
これはこれで正しいですが、この説明だけでは不足です。
それプラス、話し手の感情が入り、taller でないことを強調しているのです。
taller どころではない、shorter だという話し手の主観が入っています。
・I am no taller than you.
というのは、
「あんたと同じだが、俺はちっとも[決して]背が高くない」
俺はちっとも背が高くない、という「俺の感情」がこもっています。
これは、学校用まともな訳にすると、
「私はあなたと同様に背が高くない」となるのは考えれば分かると思います。
>どうしてnot+比較+than…であれば、「…より〜でない」という意味になるのでしょうか?
・I am taller than you. 私はあなたより背が高い。
これに not が入ると、動詞 am の否定なので、日本語の動詞も否定すると、
「私はあなたより背が高くない」
という事実を述べたただの否定分。話し手の主観は感じられず、ただの事実。
No.1
- 回答日時:
>私はあなたの背の高さと同じ程度
そう、no taller than ~というのは、
一見、taller っぽい、けど、いやいや、
より高いなんてことはない、「同じ」(差はゼロ)
ということです。
でも、ただ同じじゃないのです。
背が低い側、高くない側で同じなのです。
これは no によって、「決して、より高いわけじゃない、
同じ」と言えるということは、
背の高さで点数をつけると、0点に近いくらいだから
同じと言えるのです。
60点と70点が同じくらいとはなかなかいいにくくても、
0点同士だとすぐ同じだとわかる。
no 比較級 than というのは、こういうすぐわかるような
「同じさ」なのです。
だから、0点、背が低い側で同じなのです。
この表現はとにかく、一見上そうと思うかもしれないけど、
いやいや決してそうでなく同じ。
そして、そういうことが言えるのは、同じ0点同士、
今問題になっている程度が非常に低いレベルで同じだと言えるのです。
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