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フランス語の過去分詞の性が状況によって先行する名詞の性・数に一致することはわかったのですがenが動詞の前に来た場合に、そのenの内容が女性でも男性でも男性として扱われるのでしょうか?
例)
Je les ai achetées. → lesの示す内容の性数に一致
Les filles que j'ai vues. → queの示す内容の性数に一致
Il y a eu des tartes. J'en ai pris/prise une. → この場合enはtartesを指しますが、性や数には関係なくprisとなるのでしょうか、priseとなるのでしょうか?あるいは数まで一致してprisesとなるのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • 別のところで尋ねたところ、話者(主語)の性数によると言われたのですがいまいち納得ができません。
    本当でしょうか?

      補足日時:2016/09/17 21:04

A 回答 (2件)

そうですね。

辞書を引いてみましょうか。
たとえば『ロワイヤル仏和』

複合時制で過去分詞は直接目的語のenと一致しないのがふつう:
J'ai acheté des fleurs. En avez-vous acheté?
「私は花を買った,あなたは買いましたか」



あるいは『ディコ』

複合時制で en に先立たれた過去分詞は一般に無変化。
Des lettres ? J'en ai reçu moi aussi.
「手紙ですか、私も受け取りました」


「ふつう」とか「一般に」と書いてあるのがおかしいですね。
実は、複合時制で直接目的語と過去分詞が一致する、というルールは、ラテン語のまねなんです。
本来のフランス語のルールではないんです。
学校で教わるルールで、口語では無視されるんです。

そのため、学校では口うるさく教えられ、一致をしないと教養がないと思われるんです。
日本語で言えば仮名遣いのようなものですかね。
「通り」は「とうり」ではなく、「とおり」と書きなさい、みたいな。
「王様」は「おうさま」だけど、「大きい」は「おおきい」みたいな。

というわけで、フランス人もついつい、過去分詞の一致を余計にやってしまうことがあるんです。
いわゆる「直しすぎ」で、専門的には hyper-correection 過剰矯正といいます。
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この回答へのお礼

ラテン語由来の規則だったんですね。知りませんでした。過剰矯正やってしまいがちです。私も要らないのに先行する単語が男性でも過去分詞のあとにe付けたくなっちゃいます。
フランス語母語の方でもまちまちになってしまう理由もわかりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2016/09/23 03:29

> この場合enはtartesを指しますが、性や数には関係なくprisとなるのでしょうか、priseとなるのでしょうか?


この場合は、prisですね。enはご存知のように de+名詞を受けますから、性数の一致の受けません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。twitterで検索したらこのような文脈でpriseと表現している人が結構いたのでどれがあっているのかわからなくなりました。おそらく勘違いかタイプミスですよね?
言語を教えあうSNSでも意見が分かれていたので自分が間違っているのか不安になりました。

お礼日時:2016/09/19 01:04

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